看板には「会員制クラブ」と確かに明記してあるのだが、宿泊客なら誰でも入れる。
今回もカウンターでシングルモルトをいただいた。
▽まずはボウモア18年をストレートで。ストレートで、と頼むと、「ワイングラスで飲んでみるのは如何でしょうか?」と勧められる。シングルモルトの香りを堪能出来て、とても良い。ワイングラスは、こういうバーでないと取り扱いが難しい。家だと絶対に割ってしまいそうな、、、。
それから、チョコやあられのようなおつまみ「チャーム」を出してくれる。
(メモ)なぜ、大き目のワイングラスがウィスキーを飲むのに良いか。それは、グラスの中に鼻がすっぽりに入って、ウィスキーの香りを存分に嗅げるからである。
▽雰囲気抜群。照明を暗くしてキャンドルを点けてくれた
墓参りの話題になって、「自分は一応、雪国あられの子孫なのですが」と言うと、何と「小山さん」の名前を知っておられた。感激である。
▽そうなのだ、今日の昼は、父方の実家の菩提寺である「宗現寺」に墓参り。ここはS叔母の嫁ぎ先のK家の墓もある
宗現寺の宗派は禅宗。父親の実家は、もともと曹洞宗の法音寺にお墓があったったのを、平成13年七月に移したらしい。
▽左側面に、平成十三年七月吉日、~建立、と彫ってあるので、おそらく、新しく墓を作ったのだと思われる。前の寺にあった、次郎ちゃん(種次郎、ガダルカナルで戦死)の墓はまとめてしまったのだろう。
義母(亡父の再婚相手)が生前、「お寺がいろいろうるさく、大変らしくて移したんだそうよ」と話していた記憶がある。お墓を移したあと、一度だけ父母と自分のところと、全員でお参りに行っている(2004年8/18)。
もっと昔(~昭和50年頃まで)は、毎夏、家族で法音寺の方へお参りに行っていたのだが、母親が亡くなり、母親の実家の菩提寺である善導寺にお墓を建てたあとはそちらだけに行くようになっていた。
▽小山花屋でお墓用のお花を一対(一向かいで2,200円)購入、結構高いと思ったが、白百合入りでは高くとも仕方がない。大叔母の名前が百合子さんなのでちょうど良いだろう。注)カード払い可。
▽照明を少し下げて、キャンドルを点けてくれた。ビールサーバーも素敵である。何人かで来て楽しくやるのも良さそう。
▽もう一杯、今度は宮城峡を、と言ったら残念ながら置いてないとのこと。その代わりに何と竹鶴の21年(右)を出してくれた。
素晴らしい。その上、「味の違いを楽しんで」と、竹鶴NAを少しサービスで出してくれた。
二杯飲んで部屋へ引き上げた。また行きたい、イタリア軒の2Fのバー。
ただ、マスターが豊栄に持っている自分の食堂と兼任なので、木・金・土の三日間しか開いていないらしい。
どうしても行きたい場合は、ホテルの予約時に連絡してくれれば開けて待ってる、と言って下さった。