君の美しさが嫌いだった

君の何気ない仕草が好きだった

 

僕はどうしたら良い

思いが両極に揺れるんだ

 

君を描く光が波になり僕に押し寄せる

手でなぞるよ

掴めない心を撫でるように

 

キーボードのkを叩く

僕に届くメロディーは

key to my heart

 

シンクロする僕の心と光る波

心理学者にも解けない謎だね

 

100年の命が奏でる音

君は僕に伝えている

 

巡る命

真空の宇宙を泳ぐように

指と指が重なれば運命が動き出す

 

どうか思い出して

もうすぐ僕らはこの世界で巡り合う

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉高校前

走り出す各駅が陽射しを細切れに

君の影を僕に投げる

 

許して欲しい

君の唇に触れることもなく

僕は現実から逃げていた

 

まるできらきら光る海の綿帽子

僕は宙ぶらりんに夢に意固地になっていた

 

変わらないで

3月の景色はもう走り出した

美しい少女

卒業写真のままでいて欲しい

 

卒業

もどかしい思いだけが戸惑っている

好きと云えば僕は卒業できていたろうか

 

君の名をつぶやく時がある

若さのやるせなさ

何に意固地になっていたのか

素直になれなくて

 

あこがれに生きる不精はやめて

春色のスーツを着よう

そろそろ次の電車の時間だね

僕らもせーので青春のゴールをきろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車窓の景色は若き日の幻

十八の夢を何処に忘れ去りしか

 

荒波に揺れ船は錨を下ろし

行方を風に聞かん

磯路の景色は海花の雪か

先知らずして独り道を説かん

 

博に身を置き

堂で厳に羽を清めようか

夜半の月を眺めながら

我が心に愛影を落とした先達と共に在らん

 

詠み人知らぬ音楽が

二人の命を爪弾き

海峡を渡り思い出に消えてゆく

 

ここに居りて後悔は路上の岩か

世去れ世去れとばかり己の罪を咎めん

 

心の底思い出が過ぎ去れば

風がさざ波を運ぶよう迷いは岸に辿り着かん

 

愛いちず雪を溶かし

青い恋がまた野辺に芽吹くのか

ひとの無常が僕の心をまた彩るように

今宵ひと時希望に酔いしれよう