鎌倉高校前

走り出す各駅が陽射しを細切れに

君の影を僕に投げる

 

許して欲しい

君の唇に触れることもなく

僕は現実から逃げていた

 

まるできらきら光る海の綿帽子

僕は宙ぶらりんに夢に意固地になっていた

 

変わらないで

3月の景色はもう走り出した

美しい少女

卒業写真のままでいて欲しい

 

卒業

もどかしい思いだけが戸惑っている

好きと云えば僕は卒業できていたろうか

 

君の名をつぶやく時がある

若さのやるせなさ

何に意固地になっていたのか

素直になれなくて

 

あこがれに生きる不精はやめて

春色のスーツを着よう

そろそろ次の電車の時間だね

僕らもせーので青春のゴールをきろう