貴女が語る物語

絶望のなか苦しむのなら

僕が語るこれからの物語

そこからふたりで始めよう

 

絶望の先ふたりで歩いて行こう

暗闇の淵で私を感じて欲しい

 

磁針のない空で飛び続けるのは意志があるから

光を辿り追いかけるのは希望があるから

 

断崖に立ち

その先にあるのは光それとも絶望?

分からないのならば私は傍にいるよ

 

夢と絶望を天秤にかけて苦しまないで

夢は君の願いに救われ

絶望は私の祈りに消えてゆく

 

日々表情を変える世界は果てしなく

希望と絶望を繰り返す

 

これから始まっていくふたりの物語が

不安と希望に満ちていたとしても

ふたり飛び続けよう

私がたったひとつできること

あなたが挫けた時隣で微笑んでいるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

2006年3月某日

3月の雪

 

細雪に急かされ急いで歩く

あの角を曲がれば君と出逢っていただろうか

僕は青信号を直進した

 

もうすぐ桜が咲く

戸惑いは春風の旋律に乗りあの夜を渡った

 

この街で新しい一歩を踏むのだろう

朝焼けが薄氷を跳ね虹を造り

夕焼けは暗幕に沈み星が瞬き出す

 

恋を知った少女が弾くエチュードは

戸惑いの小夜曲となり彼の胸に届くだろう

 

愛するという事

何を犠牲にするのだろうか

その代償は大きく君は愛を拒んだ

 

愛は過去と未来を棄て今を生きる事

飛び込む勇気をどうかください

 

悲しいほど貴方が好き

幾ばくの思いをもって好きと云おうか

 

この戸惑いが雪の如く消え

春を告げる遠雷が貴女の胸に轟かんと祈る

 

 

 

 

 

 

貴方の仕草は sign

そう、貴方は私の sigh

溜め息が今でも貴方の腕を探すの

 

貴方の愛を探してはだめですか

貴方の愛は太陽

私に光を与えてくれた

私の愛は月

貴方に寄り添うことで生きること感じてた

 

愛の一秒が生きる糧をくれるのなら

愛の永遠はふたりに哀しみをくれたのでしょう

 

この街に生きること

貴方のリズムは永久を願うメロディー

私のリズムはきっと一秒を願うsigh

 

ふたり歩いたイルミネーション

ふたりの足跡ひとつひとつ辿ってる

気付かないまま愛は消えていった

 

貴方は一秒の風

私は瞬く一瞬で永遠を求めたの

貴方は宛先のない孤独を宿した風

愛に形があれば私は貴方の苦しみに気付いたでしょう

 

果てしない旅があるとすれば

私は迷わず貴方の背中を捜し続けるでしょう