蘭のブログ -35ページ目

「Face to Face」CHEMISTRY

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ベスト版が出たりで、とっても待ってしまいましたが、ようやくアルバムが出ました。

今回は
「空の奇跡」・・・AQUOSケータイCM
「This Night」・・・アニメ「地球へ…」エンディング
「輝く夜」・・・サッカーテーマソング
「遠影」・・・アニメ「OPEN SEASON」テーマソング
「最期の川」・・・「象の背中」主題歌

とタイアップ曲満載で、聞いたことのある曲ばかりです。

CHEMISTRYは相変わらず当たり前のように歌が上手く、ウットリです。

少し前に歌詞がトラブルになった
「夢は時間を裏切らない、時間も夢を決して裏切らない」
の槙原さんの「約束の場所」も入っています。良い曲だ!

この「約束の場所」だけはブラスバンド風伴奏ですが、それ以外はストリングス中心の
しっとりしつつキラキラしたオーケストレーションにCHEMISTRYの透明な歌声が綺麗に
乗って聴き惚れてしまいます。
このCDのジャケットの青磁色のようなイメージのアルバムです。




真珠の耳飾りの少女

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2003年、イギリス、ルクセンブルグ
監督:ピーター・ウェーバー


「窓を拭いても良いでしょうか。光線が変わってしまうから…」
光の微妙な違いも絵画に変化を与えてしまう、それをよく知っているグリート(スカーレット・
ヨハンソン)の台詞が印象的でした。聞かれて「なぜそんなことを聞くの?」といったフェルメール
(コリン・ファース)の妻の絵画への理解の無さが悲しいです。

フェルメールのグリートを見つめる視線にドキリとし、見つめられるグリートの戸惑い、喜び
が伝わってきます。

真珠の耳飾りを付けるために耳たぶに穴をあけ血が流れる…フェルメールはグリートの唇を
そっとなぞるものの、あくまでモデルとしての関係にとどめそれ以上は進もうとしない…。
グリートがもどかしく感じ、抑えきれない欲望を肉屋の恋人にぶつけに走るシーンは、
見ていてももどかしく、すっかりグリートに感情移入してしまいました(^^ゞ

素のままで美しいグリートはフェルメール家の妻と娘の嫉妬心を燃え上がらせますが、
母親一人は絵画で得られる収入の方が大事で、グリートの側につきます。
見事な割り切り方!さすがオババ様。

映画の中でいつも厚い唇を半分開けているヨハンソンがセクシーです。
グリートは貧しく大人しく素直そうな役柄なのですが、なかなかどうして、策略家に見えてしまう
のは役者がヨハンソンだからでしょうか。




サイダーハウス・ルール

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1999年、アメリカ
監督:ラッセ・ハルストレム


ジョン・アーヴィングの小説の映画化ですが・・・本は読んでいません(^^ゞ

孤児院で育ったホーマー(トビー・マグワイア)は、孤児院の院長ラーチ医師(マイケル・ケイン)
の手伝いをし、無免許医師として堕胎の手伝いをしています。
そんな自分の生き方に疑問を持ち、ある日堕胎で医院を訪ねてきた兵士とその恋人(シャーリーズ・
セロン)に、一緒に町に連れて行ってくれるよう頼み、孤児院を出ていきます。

世の中には色々なルールがあるが、時にはルールを破ることが人を救うこともある…。
父親の子供を妊娠したローズの中絶手術をしながら、無免許医師の道が自分の居場所なのだと
気づいたホーマーは、孤児院に帰ることを決めます。

ホーマーの自分探し、成長物語ですが、この映画の中にはさまざまな問題が詰め込まれています。
望まぬ妊娠からの堕胎、養子縁組、人種差別、近親相姦、友情への裏切り、婚約者への裏切り、等々。

孤児院で亡くなった子供を埋めながら、ホーマーが「他の子に聞かれたら、優しい人たちに貰われて
いったから幸せだ、と言う様に」と一緒に埋めている子供に言い聞かせるところは見ていて辛かった
です。

孤児院に戻ってきたホーマーは夜寝る前に子供たちにお話を読んで聞かせ、
「おやすみ、イングランドの王…」とラーチ先生と同じ言葉を引き継ぎます。
なかなか感動的なラストでした。

ホーマーを最後まで本当の父親のように暖かく見守ってくれたラーチ先生が素晴らしいです。

色々なことを経験し、感じることもたくさんあったであろうホーマーですが、そのわりに
表情が終始変わらず、淡々としているのが物足りなかったです。そういう演出なのでしょうが。
友人の恋人と恋仲になってしまうくだりは、もっと罪の意識を感じた表現でもよかったのに。