今日は銘柄紹介とあわせて、銘柄選定のコツをお伝えできればと思います。
以前のブログ「長期投資と短期投資 あなたはどっち派?」でお伝えしましたが、僕は株式投資を始めた頃、先ずはたくさん本を読んで得た知識でファンダメンタル分析して割安銘柄を買っていました。でも結果は惨敗となってしまったのです。
ファンダメンタル分析は身に着けておく最低限のスキルですが、それで大きく稼げるほど甘い世界ではないようです。
株式投資に限らず、何かをする際には仮説を立て行動すると、とても学びが多いと思います。
今日はとても簡単な例を示したいと思います。
世界を見まわすと現在直面している問題は事実として認識できます。
① 世界人口が増えている
② 住宅用建材や居住空間の確保等で森林の伐採が行われる
③ これまで未開であったような地域にも人の介入が起きている
④ 自然界の生物の生息空間が侵食される
⑤ これまでは限定的であった自然界の生物と人間のコンタクトが新規に発生する
⑥ 未知のウイルスをもった生物やそのウイルスに感染した人間が出る
⑦ 生物や人間のグローバルな移動が感染を拡大させる
⑧ 新たなワクチンの開発が必要になる
上記は新型コロナについても基本路線は同じだと思います。①を見た時に⑧を予測する人もいるかと思います。これは①の事実を見て、②~⑦を仮説として組み立てていくことで可能です。
でも、後からこれを言うのは簡単ですね。⑧が分かった段階で慌ててワクチン関係の会社に投資しても仮説を立てて先回りした人たちは既にその銘柄を売っていると思います。これが個人投資家の7割、8割以上の人が勝てないメカニズムの一部だと思います。
では、プロほどに早く動けなかった個人投資家はどうするのがよいでしょうか?
一つの方法は視点を少しずらすことです。多くのビジネスの成功者は視点を少しずらすことで利益を獲得しているようです。
この場合は以下のようなことが一例として考えられるのではないでしょうか?
① 人口が増える
② 食料需要が増える
③ 家畜が増える
④ 安心・安全対策で家畜用の薬やワクチンの需要が増える
②´ ペットが増える
③´ ペットの健康需要が増える
④´ ペット用の薬やワクチンの需要が増える
上の二つのシナリオから、
動物向けのサービス提供会社って人間向けに比べると圧倒的に少ないことが分かります。これって比較的に競争が少ないんじゃないかな、と考えて調べることになりますね。競争が少ないと利益を取りやすい筈ですね。そのような中で、業種として先行者利益があるのはどこだろう、と考えていきます。
すると、動物向けの保険会社やワクチン開発会社を調べてみよう、という風になります。
動物保険であれば、日本でもアニコムなどがありますね。
次に、ビジネスモデルなどを見て、世界の人口増加と共に成長できそうな会社を絞り込むのです。
僕の場合は、60年以上の歴史を持ち、世界展開をしている米国NJ州にグローバル本社を構えたZoetisという会社に投資をしました。ペットや家畜用に薬やワクチンを開発している会社です。
このような投資手法は仮説が証明された時にとても楽しい気分になりますよ。参考になれば嬉しいです。