長期投資と短期投資 あなたはどっち派? | spider-thread-21のブログ

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短期投資と長期投資、どちらを取り入れるのがよいでしょうか。僕の場合は両方に真剣に取り組んでいます。現時点では保有資産の3~5割程度を使って短期投資を行い、その利益を継続的に長期投資に回しています。

 

実はずっとこのような方法をとっていた訳ではなく、試行錯誤の後にこの形になったのです。今でこそ、多種多様な本やYou Tuberが情報発信をしてくれていますが、僕が投資を始めた頃は、あまり親切な情報をタイミングよく入手できませんでした。著名投資家の成功事例を読んでも未熟な僕にはその真髄が得られなかったのでしょう。そして、初期の頃は、サラリーマンだからという思い込みで、投資のための時間が取れないだろうから長期投資をしてゆっくりとやろう!と決めてかかりました。これは短期の損失は長期的には是正されるという都合の良い解釈へとつながってしまったのです。

 

僕の当初の長期投資では銘柄選定の拙さから、成績の低空飛行が続いたのです。才能がないと自分でも嫌になったものです。本などを読んでコツコツと20~30銘柄に分散投資をしましたが殆どの銘柄の収益はマイナスとなりました。以前のブログにも書いた通り、これらは損切りをしたのですが、仮にこの時の銘柄を売却せずに10年以上持ち続けていたとしても運用成績はマイナスのままになっていたという、とんでもないダメ投資だったのです。選球眼のなかった僕が30銘柄を選んだらすべて高値掴みだったということだったのです。

 

一応言っておくと、PERやPBRはしっかりと見て、財務諸表の確認もして割安っぽい株を購入した筈でした。それでも株価は下がり、PERなども悪化したのです。投資を始める前に僕はウォーレン・バフェットや彼の師匠のベンジャミン・グラハムの本を読みました。適正価格を割り出すためにエクセル・シートに色々なDataも打ち込みました。更に、ジェレミー・シーゲル、ジム・クレーマー、ピーター・リンチ、ジム・ロジャーズなど手当たり次第に何十冊もの投資関連の本を読みました。投資を始めた後も含めると百冊は超えてるでしょうし、雑誌も複数定期購入して勉強しました。なので努力が足りなかったかと言われると、そういう訳でもなかったのです。いろいろな原因はありますが、自転車の本をいくら読んでも、自転車に乗れるようになるわけではないということなのでしょう。
 

しかし、あまりにも悲惨な結果に直面したおかげで、適正価格をどう判断するか、売買のタイミングはどのように決めるか、など多くのことを考えました。そして、流石に僕も、投資リスクについても繰り返し繰り返し考えるようになりました。長期投資は正しいのか?ということを考えながら、短期投資は間違っているのか?ということも考えました。しかし、両方の手法に成功者も失敗者もいるので、そもそも、「〇✖は正しいのか?間違っているのか?」という質問自体がナンセンスだったのです。僕の二者択一という杓子定規なアプローチは、一方を選択しないリスクに対して思考を停止して無視をしていたのでした。ですから、長期投資と短期投資を自分なりに理解し、自分にあった比率を、自分の投資スタイルに合わせて最適化する方がよいのでは?と考えたのです。恰好をつけていうと、「定規」ではなく自分独自の「スペクトラム」を持つ、ということです。

 

これは別の言葉で説明すると、短期投資と長期投資を区別して捉え、投資スタイル自体も区別するための軸を自分の中に据えるということになります。この軸があれば、同じ銘柄を長期保有のために買って、その一週間後に短期投資で空売りをするということが全く矛盾なくできるようにもなるのです。それぞれの売買をする際にリスクを最適化するように様々な比率を工夫するというやりかたが結果的に僕には大変適していました。

 

人によってはしっかりとした軸を持った上で、長期投資のみを選ぶ場合もあるでしょうし、短期投資のみを選ぶ場合もあるかと思います。これは比率を100対0にしているということですね。投資方針として全く問題ないと思います。全ての手法を詰め込むことは無理ですから、結果や精神的なストレスなどを加味して自分で考えて、Tryして、そして決めればよいのです。

 

ちなみに、様々な手法を自分の中で矛盾なく実行することは、「現物取引」や「信用取引」を行うときにも適用できますし、「買い」から入るか、「売り」から入るかという場合にも適用できます。全てRisk-Rewardを考えながら自分のアクションに軽重をつけていくというやり方なのです。長期でも短期でもコンスタントに収益を上げ、市場から退場しない人たちの共通点は、自分にあった方法で運用をし、且つ、リスク管理がしっかりとできているということに気付き、その後、自分の実体験でもそれが回り始めたのだと思います。

 

投資の方法は10人に聞けば10通りの答えが返ってくると思います。本やネット上で色々な方法を調べ、自分に適した方法を自分で選ぶことがよいと思います。どのようなスタイルで投資をするにしても、リスク管理だけはしっかりと取り組むことが敗着回数を最小化するためには肝要だと思います。