今後は僕が買った銘柄やいまモニタリングしている銘柄の一部を簡単に紹介していきたいと思います。積極的な銘柄推奨などは人気ブログにお任せして、ここでは金融リテラシー向上のために、先ずは投資をする前の今の経済状況や市場心理について簡単に書いておきます。
5月7日に2021年4月の米国雇用統計が発表されました。結果は市場予想の97万8千人増を大幅に下回り26万6千人増となりました。3月も下方修正されていましたが、4月の統計でも雇用市場の回復には時間がかかることが確認されました。
<Trading Economicsから抜粋>
この統計発表を受けて米国のダウ、S&P 500、ナスダックは揃って上昇しました。最近投資家を慎重にさせていた金融緩和の早期縮小や金利の急上昇の可能性が減退したからだと言われています。
コロナ禍からの回復の一番乗りは中国でしょうから中国のDataも見ておきたいですね。以下のグラフは中国の貿易収支の推移です。
<Trading Economicsから抜粋>
4月の市場予測はUS$28.1Bでしたが、結果はUS$42.8Bと大きく上回り、前年同月のUS$45Bに迫る勢いでした。現在、銅などコモディティー価格が急騰している中での数字ですから、かなり好調ですね。中国のコモディティー輸入額は中国全体の輸入額の3割程度を占めていることから、全世界の需要が回復中にも関わらず力強い輸出の伸びを示したと言えます。コロナ後の様々な世界シェア獲得・維持に向け米国が焦るのも分かりますね。
中国の経済に対する市場心理は現在、ゴルディーロックス相場などと言われています。適温相場とも言われ、金融緩和によってお金があるものの長期金利が低位で安定して経済成長も期待できる状態です。市場心理がそうであれば、お金のフローは株式市場へ向かいます。そして金利が低位安定すれば成長株は高く見えても実は安いという風に解釈されるわけです。中国の中では、輸送や旅行業などの回復が更に進んでいるそうです。今後は米国が中国と似た様な軌道を辿るでしょうし、時間差をおいて、しかも加速しながら世界にマネーが走るのではないかと思います。
ということで、最近、少し日経平均なども足踏み状態でしたが、今後はリスク資産への資金流入再開を期待してよい環境かな、と思っています。

