問30 もっとソマティックスについて知りたいです!
答30 まずは体感してみましょう。ソマティックスのワークに参加してみることが「気づき」の第一歩になります
本日の問答記録 (2015年 9月 ヨヨギ某所)
まーちゃんでは今回も前回に引き続き
「ソマティックス」をもっと知りたい!さらに深くお話していきましょう。
と、その前に、、、、、
前回の問答で、
もっさんのお話に出てきた「ソマティックス」の代表的なボディワーク。
わたしもですが、よく内容をご存知ない方も多いと思うので、ちょっと調べてきました。
ひと言ずつですが、
簡単な紹介説明を~~。
「アレクサンダー・テクニーク」とは:オーストラリア出身の俳優フレデリック・マサイアス・アレクサンダー(1869-1955)が舞台で声が出なくなるという不調にみまわれ、自身がそれを解消するなかで発見した方法論。心身(すなわち自己)の不必要な緊張に気づき、自動的な反応や無意識の癖や習慣から自由になることを学習していきます。特に「頭-首-背中」の関係に注目し、ここの緊張がなければ人間は本来そなわっている初源的調整能力(プライマリーコントロール)が活性化し、自分の全力がさまざまな場面で発揮され、パフォーマンスの向上が望める、と考えます。
「フェルデンクライス」とは:イスラエルの物理学者であり柔道家でもあったモシェ・フェルデンクライス(1904~1984)は膝の大けがを機に、その回復プロセスのなかで人間の機能を向上させる中枢神経に作用するこのシステムを開発しました。レッスンはグループ単位でおこなわれる「ATM(動きを通しての気づき)」と指導者が生徒のからだに柔らかく触れながら動きを案内していく「FL(機能の統合)」があります。指導者の動きの真似をするのではなく、言葉を聴いての各人の自発的な自然な動きをおこなうことで動きと体の感覚の変化の観察をして、変化の気づきを積み重ねていきます。
「ロルフィング」とは:アメリカの女性生化学者アイダ・ロルフ(1896~1979)が体系立てたテクニックとトレーニング・プログラム。ロルフィングは、日常生活、怪我、ストレスでバランスを失い、重力と戦い続けている身体の偏りや緊張を、ロルファーとよばれる専門家が10回のロルフィングセッションのなかで解放していくワークです。クライアントのひとつひとつの部位に働きかけそれを統合し、重力のなかで楽にくつろいだ身体の状態をつくり、クライアントは自分にとって優しいからだの動かし方を学んでいきます。「筋膜系」へのアプローチが特徴になります。
「teate(てあて)セラピー」とは:ホリスティックヘルスケア研究所で生まれたフルフォード式オステオパシーを源に発展させた独自のメソッドです。施術者の「意識」を高め、極めてやさしいタッチで行う心身調整法。肉体レベル(筋肉・関節の固さ・つまり)~感情、エネルギーレベル(丹田・軸・チャクラ等)までホリスティックに働きかけることを目的とします。クライアントの自発的なゆるみをうながし、自己治癒力を高めるセラピーです。
「マインドフルネス瞑想」とは:マインドフルネスとは良い悪いという価値判断を挟まずに「今ここ」に心(意識)を集中し、それによりありのままに気づく状態をいいます。マインドフルネス瞑想はマインドフルネスを養う瞑想といえるでしょう。心がふらふらとしていても決して失敗ではなく、それに気づき、それを追わず「瞬間」にとどまる修練であり、心を滅する瞑想とは異なる心の在り方です。ストレスの軽減、集中力、創造性、幸福度のアップなどの効用があるといわれます。
(参考ページ:日本アレクサンダーテクニーク協会HP フェルデンクライスジャパンHP 日本ロルフィング協会HP オーガニック整体院HP wikipedia )
もっさんここに挙げたワーク以外にも、実にたくさんあるのですよ。。。
どれもそれぞれのアプローチで魅力的です。
これら
ソマティックスのワークは、すごく
新しいムーブメントのように扱われていますが、実は、日本をふくむアジアに古来からある、いわゆる東洋的な感覚
「心と体はひとつ」互いに影響しあって存在している
「心身一如」を実感する、というワークなのです。
この
「心身一如」。
本来、日本人はその感覚を
歴史的にも体感的に何となくもっている感覚だと思います。
でも
「西洋的な考え方」が、教育にも医療にも
生活全般にすっかり定着している現代においては、
日本人でもピンとくるのがだんだん
難しくなっているのではないでしょうか。
ここで言う
「西洋的な考え方」とは、
心身二元論的=「体は体だけの現象」「こころはこころだけの現象」 という考え方です。
もともとキリスト教の教えにあった精神と身体を別と捉え、精神が肉体より優位とするところが近代化によってより固まったものです。
それぞれ
きっちりと要素に分けることることで、
ひとつひとつの問題はクリアに、
分析的になるので誰にでも
理解しやすくなるという利点があります。
でもそれだけでは実生活において
心身相関によって起きる「解決できない問題」や「説明がつかない現象」をどうとらえ、
どう扱っていけばいいのか・・・
その
「分かちがたい部分」への探求への答えとして、
「ソマティックス」という考え方やワークが生まれたのです。
ボディワークの専門的な意味での「ソマティックス」の歴史はさほど長くはないけれど、
このように、もともとが
「西洋的な切り口」を用いているので、解剖生理学的な視点が取り入れられており、科学的に
効率よく分かりやすく、ひとびとの
内観をうながしてくれる──というメリットがあります。
どんなタイプのひとが相手でもそのひとにとっての
必要な部分を引出したり、足りない部分を補っていけるため、今後
「ソマティックス」はよりメジャーになり、広く普及するのではないかと思われます。
マナブー先生「心身一如」は、日本や東洋にもともとあったけれども、「西洋的分析的」「要素的な視点」を経由した上で、その
分かち難い固有の部分がよりシャープに見えてきた、ということがあるように思います。
なので、進化が速いし、
時代のニーズにも合っていますよね。
わたしが
スピリチュアルな部分を重視するのは、
美容や健康においても、
人間本来の生き方を知り、感じることが大事だからです。
美容でいえば、いつまでも他人のほうがきれいと思い込む、あるいは年齢を重ねるに抗して若さを失いたくない、そういった思いが加速すると、例えばもっともっとと整形を繰り返すなんてことも、、、、これではたとえ
身体が健康で、見た目がきれいであったとしても
「健康的な精神」とはいえません。
自分が「魂」であるという
スピリチュアルな視点をもち、
本来の意味での「健やかさ」に自分自身が気づく入口としても、「ソマティクス」は有効な方法ですね。
もっさん「ソマティクス」はほんとう幅広く深いですね。
体験する、、、といえば、まーちゃんも夏に「ソマティクスのワークショップ」に参加されましたね。
まーちゃんそうなんです~♪
わたしもこの夏に初めて
「心と身体の感覚に向き合う ー somatics workshop」というソマティックスのワークショップに参加しました。
これですっかり「ソマティックス」の魅力を知ってしまったというか、、、。
(内容詳細等→
http://holiken.net/?pid=90815321 ) 注:こちらは過去のイベントです。
「ソマティックス」という言葉に、なにかピーンと来てはいたのですが、実は何だかよくわからないままの
「勢い参加」(笑
2日半に渡り、4名の講師(マナブー先生も講師として登壇)による身体へのさまざまなアプローチを体験して、
最終日にはいままで感じたことないような
「繊細な感覚」を体感しました。
自分のからだや心の繋がりや、空間との関わり、ひととの繋がり、微細な感覚っておもしろいなあ~、と感激したし、日頃続けているヨガにも、日常の生活にも、スピリチュアリティにも、とてもいい影響があると思いました。
一緒に参加した方々も終わったときにとっても笑顔でその充実感が伝わってきたので、
普段運動しない方から動きのプロの方まで、年齢や性別にも関係なく「ソマティックス」ワークには、
そのひとなりの
「気づき」が必ずあると自信をもって思えます。
引っ込み思案なところがあるわたしでも「ソマティックス」系のワークは、ていねいなガイドがあるので、身体と気持ちを時間をかけて委ねられて、とまどうこともなく、だいじょうぶでしたよ。
なので、、、「ソマティックス」もっといろんな方に体験してほしいですね~。
もっさん来週末 開催の「ソマティックス」のイベント「第一回ソマティクスフェスタ」でも、
金曜にマナブー先生は講師として登場しますよ。
「第一回ソマティクスフェスタ」10/2(金)@高円寺駅周辺施設 詳細&申込→http://somaticfest.com/
マナブー先生わたしは、
10/2(金)15:20~17:00 セラピスタイチ─内側からゆだねて動く─ @阿波踊りホール で講師として参加します。
これはわたしが近年続けている
太極拳の動きを、セラピストのレベルアップのために応用したメソッドです。
太極拳では、身体内部のエネルギーの通り道を
「勁道(けいどう)」といいます。
熟練者は、その「勁道」を通る
「気=エネルギー」の
流れに導かれて、身体が動いていき、
それがあのゆったりとした優雅でソフト、かつ必要があれば瞬間的なパワーも発揮できる動きになっているんです。セラピストとしてそういった動きができると、とても
レベルの高い施術が可能になります。
通常の上達は、その
逆のプロセスを辿り、身体の動きを外側から覚え、
何度も何度も繰り返すことによって、「気」の流れを少しずつ感じられるようになり、
その気の流れに身を任せるようになるとますますそれが強くなって、「勁道」を感じられ、
それを味わい深めて、習熟していくことになります。
その上達プロセスの順序を省き、最初から熟練者が身につけているのに近い
「勁道」を集中した意識で作って、それを感じ、それにゆだねて動くことを目指すのが、このセラピスタイチの特徴です。
そのために、
外面的な動きはごくシンプルなものにしており、
1時間半の間にも体感でき、セラピストの方がすぐに活用できるように組み立てています。
今回はソマティックということもあり、それにさらに、私がメインでやっている
エソテリック・ヒーリングのスピリチュアルな要素も加えたいと思ってます。
うまくいけば、それまでとはまったく
質の異なった動きやエネルギーを感じられるようになると思います。
セラピストはもちろん、さまざまなパフォーマンスの
レベルアップを目指されている方であれば、
どなたにでも役立つと思いますし、
本当に気持ちの良い動きなので、是非、この機会に体験してみてください。
もっさんぼくは、フェスタは運営する立場として会場でいろいろやっているのですが、翌日からの
「日本ソマティック心理学協会 第2回大会2015」10/3(土)10/4(日)@上智大学四谷キャンパス12号館 詳細&申込→http://somaticjapan.org/2nd-conference2015
こちらの大会、
日曜の午後「日本ソマティック心理学協会 第2回大会2015」
10/4(日)13:30~16:20 特別企画1SPN(ソマティック実践者ネットワーク)分科会「ソマティックの実験場(じっけんば)」では、
「ソマティックの魅力を世の中に伝えるにはどうすればよいか?」をテーマにした座談会のファシリテーターとして参加してきます。
ロルファーの藤本靖さんの司会のもと、ソマティック界の重鎮、
原田奈名子さんをゲストスピーカーに迎え、ハコミ・セラピーを行う心理学博士の高野雅司さんは
「心理」、タッチを科学する日本の第一人者、山口創さんは
「科学」 、ぼくは
「ビジネス」という視点からお話をさせていただきます。
錚々たる方々の中で緊張しますが、、、僕としては、ソマティックフェスタの運営もそうですが、
オーガニックライフTOKYO http://www.organiclifetokyo.com/2015/ 等、イベント企画、運営やスクール、サロン運営にたずさわった経験から、
いかに面白い企画を想像するか、そしてそれを
どうつくりあげていくか、ということを通じて実際にあったエピソードを紹介するなかで、参加者に何かお持ち帰りいただければと思っています。
また、
参加者は聞くだけでなく、その場で参加してもらってファシリテーターとともに
企画を創造していただく予定なんですね。
そうした第一線で活躍する方々と場を共有して、面白いことを創造していこうとするプロセスでは、対話というアクションを通じて、自身の心の動き、感覚の変化に気付いたり、相手の意見に耳を傾けることで、相手の内側にある欲求を理解しようとしたり、聞いて心踊ってワクワクしたり、と実はとても
「ソマティックな体験」が起こるはずです。
「ソマティック」をそれこそ
肌感覚で理解することができると思います。
ぜひ一緒に「場」を共有しましょう!
まーちゃんなるほど~、そんなことをおこなうんですね!!
おふたりからの詳しい概要を聴いて、ぐっと惹きつけられました。
読者の方のなかにも興味もたれた方もいるのではないでしょうか?
頭も思考も身体もほんとうにひとそれぞれなので、どこでピンとくるか、わからない。
「ソマティックス」を知るには、とにかく「選んで、参加して」がよさそうです。
わたしもぜひ「気づき」体験に、週末参加しにいきたいと!!
個人的にはとても楽しみな3日間です~~。
本日はありがとうございました(^-^)ノ
マナブー先生&もっさん
ありがとうございました(^-^)ノ~~(^-^)ノ~~
みなさんも 週末にお会いしましょう!

Photo credit:
bogenfreund /
Foter /
CC BY-SA