答44 キーワードは「脳がよろこぶ気持ちよさ!」 古代ギリシャ時代から変わらない「体験」から得られる、パワフルな癒し効果
本日の問答記録 (2016年 2月 ヨヨギ某所)
まぁちゃん
セラピーやボディワーク、スピリチュアルを扱う界隈では、
いわゆる「健康」とは、従来の肉体の健康だけでも、またこころの健康だけでもなく、
ボディとマインドとスピリットが相互に作用しているもの──
という認識が、年々ますます高まっています。
このホリスティックな健康を求める傾向は、
一般の方々にもどんどん広がってきているのではないでしょうか?
それぞれを切り離さず、総合的な「健やかさ」を手に入れるには?
と考えたとき、どんなアプローチがあるのか、みなさん知りたいところですよね。
今回は、スピリチュアル界隈の最近の動向をふまえつつ、
学び、セラピー、ボディワークなどプロとして現場で活躍する方々から、
具体的で半歩先をいくお話をうかがっていくシリーズ2回目。
では早速本日お話をおうかがいする方をご紹介しましょう。
Touch for World 代表、パーソナル・セラピスト
いつもパワフルに輝いている
小松ゆり子さんです。
これからの時代、未病やからだの不調に、どう向き合っていくのか?
特に昨今、さまざまな種類のセラピーがあるところを踏まえ、
今後は、なにをどう選んでいくといいのか、
取り入れ方のヒントなど、さっそく聞いてみたいと思います。
ゆり子さん
こんにちは~、ブログご覧のみなさまはじめまして。
小松ゆり子です。
(パチパチパチ、、、
いまの日本、ひと言でセラピーといっても、ほんと~に、たくさんの種類がありますよね。
でも実のところ、いまの日本のセラピーはみな「見た目の切り口」を変えているだけで、
やりたいこと、つまりゴールはみな「同じ」なんじゃないかな? っと思ってるんです。
だから、どう選んでいくといいか? と問われると、
選ぶ側も、実はどれでもいいんじゃないかって、、、、。
まぁちゃん
!!!
これは予想を裏切る展開! というと??
ゆり子さん
わたしがコレっとすすめるより、選ぶ側が
そのセラピーにシンパシーを感じるか感じないかを
切り口にチョイスするだけでいいんじゃなかなって、、、。
なぜなら、セラピーを受けるみなさんの望みは、
一見いろいろあるようにみえても、究極的にはひとつ
こころとからだ、いろんな意味で「健康」になりたい!
ではないかな、と思うからです。
「健康になる、そのためのセラピー選び」
とシンプルに考えると、
鍼灸などの伝統的なものも、欧米経由の最新のものも、、、、
中身はなにを選んでもよくて、実はその方とそのセラピー(セラピスト)との「ご縁」でしかないんです。
たとえばわたしもアロマセラピーを学びの入り口として、そのあとに様々なセラピーに興味を持っていったわけで。
クライアントさんがどの切り口にどのタイミングで接するかはそのひと次第。
さらに言うならその「縁」すらも数ある出会いの産物であって、
どの「縁」を選んでもいいんじゃないかな~っと正直なところ思うんです。
まぁちゃん
ふむふむ。ご縁があってシンパシーを感じたものを選べばよい。
でもそれだけだとあたりはずれがありそうで、、、。
ゆり子さん
そう!
そこでいちばん大事なのは、ご縁で選ぶセラピーやセラピストが
古い時代にも新しい時代にも変わらずある「本質的なもの」をちゃんとわかっていて、提供できているかどうかが肝になるんです。
そこが最も大事な見極めのポイントなのではないでしょうか。
まぁちゃん
「本質的なもの」、、、、具体的にはどんな要素なのでしょう??
ゆり子さん
コアとなる本質的なものはひとびとのこころにいだく
「健康になりたい」そして「楽しく人生を生き、一生を終わらせたい」
という思いをしっかり受け止めて、それを具体的に提供してくものなんじゃないかな? と。
それさえクリアしていれば、どんな方法にもそれぞれの良いところも合致点もある。ただ色づけが違うだけ。
というのも、いまのひとたちは、
ただ「新しいもの」に踊らされ過ぎているように感じるんです。
でもね、筋肉をほぐして、リンパを流して、それに精油や薬草を加えて、、、、
といったように施術、ボディへのアプローチ方法って、もはやある程度体系化されています。
しっかりとしたエビデンスがあるものもあり、どの方法も間違いではない。
そうなると、施術側がその「本質的なもの」をわかっていて、それ提供していれば、
やり方やテクニックは問わないと思います。
まぁちゃん
「健康に、楽しく、一生を終える」
なんだか目からうろこ。シンプルだけどほんとうそうですよね~。
生きてるとさまざま欲が出るし情報も過多であふれてくる、あれもこれもとなるけど
究極それですねえ~!!
ゆり子さん
(笑顔
じゃあそんな「健康に、楽しく、一生を終える」ってどうやって手に入れるのか?
わたしはギリシャに行って「エピダウロス」という古代医療の遺跡を見たときにも、
その本質を手に入れるための「秘訣」はやっぱりこれだと感じました。
古くから変わらずあるものなんですよ。
まぁちゃん
その「秘訣」知りたいです。
ゆり子さん
(笑顔
では~~、このギリシャの古代医療の遺跡のなかで
いちばんおおきな施設はなんだと思いますか?
まぁちゃん
うーん、、、お風呂、、、かな?
ゆり子さん
もちろん巨大な施設内にはお風呂や診療所もありますが、
実はいちばん大きい施設は「劇場」なんですよ。
そこからわかることって、、、、、、
健康からだに健康な精神が宿るのではなく、
健康な精神になれば、健康なからだになる──という考え方なんです!
古代のひとびとはギリシャ各地から病気治癒のために、ギリシャ神話の名医・医学の神様アスクレピオスの聖地と呼ばれる「エピダウロス」を訪ね、宿泊しながら、野外劇場で演劇を見たり、音楽堂で音楽を聴いたり、詩を読んだり、お風呂に入ったり、、、、したんです。
ここでは芸術と医療が融合していて、古代のひとたちはそれで癒された。
現代社会で言うところの、病気の最重要原因になる「ストレス」を解消する手段として、
「芸術」を追体験することでカタルシスが生まれ、頭の中のストレッサーを解消していたんですね。
まぁちゃん
そんな昔から、カタルシス=精神の浄化、抑圧からの開放 が
ストレス解消に使われていたんですね。
というか、昔のほうが先、、、か。
ゆり子さん
そうですね、
メンタルの部分が元気になると、病気も消失する──そういう考え方が、しっかり根付いていたのだと思います。
もちろんそれだけでは治りきらないものがあったり、物理的に薬草が効いたり
医学的処理もあるかと思いますが、現代人と共通する病気の原因となる「ストレス」には
「脳がよろこぶかどうか」がいまも昔も変わらずに、とても重要だと知っていたんだと思います。
まぁちゃん
健康の秘訣は、脳がよろこぶことをする!ってことですね?!
ゆり子さん
これはわたしの持論なのですが、「治療」という行為ができるのは法律上医療従事者に限られますし、「治癒」を起こすのはその人自身。そんな中で、セラピストとは
「未病のひとたちを、病気に進ませないようにする役割」があると考えています。
そこにおいて、この「脳がよろこぶ」ってとっても重要で、
セラピーを受けることで、未病のひとたちが「気持ちのよい体験」をたくさんして、ストレスをこまめに解消して、大きな病気にならないといいな、とこころの底から思って向き合っています。
そんな数ある「気持ちのよい体験」なかで、わたしの提案する方法が好きであれば、
先ほどももお話ましたように、シンパシーを感じてもらえるなら嬉しいですし、
ぜひわたしのセラピーを受けに来ていただきたいです!(笑顔
まぁちゃん
知識の豊富さもですが、楽しむことに長けた、ゆり子さんのセラピー興味あります。
ゆり子さん
わたしの場合、とにかく基本的にみんなが「気持ちよくなる」ものをベースに取り入れていますね。
オイルトリートメント、アロマ、ホットストーン、クリスタル、音楽、タッチの気持ちよさ、、、、
自分の人生で、出会ってよかったものをとにかくたくさん盛り込んだセラピーをしています。
例えば、そのなかでは「音」も重要な要素ですね。元音楽関係のお仕事もしていたこともあり、施術中にかける音楽の選曲や、肌にオイルを塗りこむときの音、わたしがその周りを動く音、、、その全部がひとつの「場」を構成する舞台装置として、いらした方にとって「いい時間」になるようにと、こころがけています。
自分のよいと思うものをセラピーとして融合していく作業に終わりはなく、音叉や身体に影響を与えるヘルツ数、音楽療法などの新たな学びもどんどん取り入れていくことで「場づくり」は進化していっています。
まぁちゃん
ゆり子さんにとってセラピーは、ゆり子さん自身の気持ちのよい体験から生まれ、
ホリスティックに統合されていくことで、つくられていっているんですね!
ゆり子さん
だからなんでも興味のあるものはどんどんトライするし、
自分の体験して得た感覚を、ほんとうに大切にしています。
現代って、欲しい情報を手にしたり、ハウツーをほりさげることはとっても簡単。
でもなぜわたしがここまで体験すること、現地に行くことにこだわるかといえば、やはりwikiでみているのと実際「体験する」のとではまったく違うから。
だからこそ「体験」「体感」、感じることそこでのカタルシスがとてもとても大事なんだ──と思います。
そしてこの「体感」に通ずることとして、
なにごともものごとの「源泉」を知るのが大事だと思っています。
いまふれている知識や考え方がどこからどう来たのか、、、、
それをほんとうの意味で落としこむには「現地に行かない」とわからないことがある。
それは、知るというより、纏(まと)う感覚。
現地にいかないと纏えないものって絶対あるんですよね。
まぁちゃん
ゆり子さんがよく旅に行く理由はそれがあるんですね~
ゆり子さん
そうです。
ギリシャの古代医療に関しても、わたしの話だけを聞いて、
行ったつもりを分ち合うのもいいのですが、それだけだともったいないというか。
だからいまこのブログを読んでいるみなさんも、
ぜひご自分の気になる場所にはどんどん行ってほしい!
わたし自身は、あの場所で、ものすごいスピリチュアルな体験をしたということではないのだけど、その空気にさらされたときインストールされるもの、というのがありました。
あびてくる感じ、とも言えるでしょう。
それがたぶん、阪崎さん(前回登場)の台湾への旅や、ゆりこさん(次回登場予定)のチベット、インドへの学びなどと同じで、ひとつひとつへの取り組みへの理解や説得力も増すと思います。
スピリチュアル系の話ではないけど、身近な例をあげるなら、
たとえば、、、もうすぐやってくる歌手のマドンナの来日コンサート!
チケットは何万もして高額ですが、わたしはぜったい行きます。なぜならマドンナの放つ巨大なオーラをふくめ、その場で体感したいから。それはDVDでは感じられないことなんです。時は無情なので、またいつ来日公演があるかもわからないし、いまこのご縁があったときにはいかねば! と思うんです。
「コンサート」も「旅」でも同じです。
体力も行動力のあるうちに、ご縁あれば日本、海外、どこまでも。
学びでも体験でも、主旨はなんでもいい。気になるところは行きたい、って思います。
そこから得られるものがわたし自身を癒すし、わたしの考える「ホリスティックな気持ちよさ」「癒しのもと」になっているのは間違いありません。
まぁちゃん
「体感」の大事さ「源泉」を知る大事さ、納得。
お話聞いているだけで、どこか旅に行きたくなりました(笑
では最後に、そんなゆり子さんの次の体感してみたいものってなにかありますか?
ゆり子さん
ん~~いつかは訪れたい、、、というのは、
モロッコのジャジューカ村です。そこはスーフィズムの音楽を奏でる聖者が住んでいる場所で、ここでは音楽の医療としての価値が確立していて「医療と聖職の間」のひとたちがいるんです。そこでは年に5日だけジャジューカフェスティバルというのが開催されているのですが、5日全世界50名しか参加できない。村が小さくて泊まる施設も無いからなんですね。なんと希少で貴重なフェス。けれどいつかは必ずと思っています。音楽、医療、聖職が一緒になっている、究極のかたちを体感できると思うとワクワクします!
まぁちゃん
好奇心旺盛なゆり子さん、今後の旅と体験、その世界クラスの気持ちよさを
落としこんだセラピーのさらなる進化が楽しみです~~~!!
「健康に、楽しく、一生を終える」──
そのために「脳がよろこぶ」ことをする。
外に出て、全身で「体験」「体感」感じることをたくさんする。
今日教えていただいた、ヒントをを忘れずに毎日過ごせば、未病や不調もふっっとびそうです!
(↓↓小松ゆり子さんの活動や詳しい情報、スケジュールは下記ご参照ください。↓↓)
今日はほんとうにありがとうございました♪♪
ゆり子さん
ありがとうございました♪♪ (笑顔
小松ゆり子さん(Yuriko Komatu)プロフィール
Touch for World 代表:パーソナル・セラピスト。「心と身体、世界をつなぐ」をテーマとし、南青山のプライベート・アトリエ「corpo e alma」を中心にセミナー活動や、植物や鉱物の力をフュージョンさせたオイルトリートメント「VITAL touch therapy 」を行う。遊牧民のように移動しながらセラピーを行う「Nomadic Bodywork」を提唱し、国内最大級の都市型ロックフェスティバル「SUMMER SONIC」の他、「GREEN ROOM FESTIVAL」「BLUE NOTE JAZZ FESTIVAL」など音楽イベントでのセラピー提供や、他業種とのコラボレーションも多数。ライフハッカー[日本版]では「今を生き抜くためのセルフケア術」を連載中。多忙な音楽業界からセラピストへ転身した経歴を生かし、現代人が都会でバランスを保ちながら生き抜く知恵やプリミティブな五感を取り戻すホリスティック・ケアを様々な角度からナビゲートしている。
小松ゆり子HP:http://yurikokomatsu.com/
ameblo:http://ameblo.jp/yurikokomatsu/


2月再開


