大学という斜陽産業 -46ページ目

一安心

毎年この時期の恒例の書き込み。


ゼミ生で卒業を希望している者は、無事卒業できることになりそうです。


今年は、久しぶりに、「わざと」留年するゼミ生が出てしまいましたが、それは本人の希望なので、良しとしましょう。

もはやQWERTYキーボードはいらない?

やっぱり、昨日のエントリーを書いたあとに、状況は大きく変わりましたね。もう、このネタはおしまいにした方が良さそうです。


と、書きながら、最後に関連しているようで全然違う話へ持って行きます。


「机の下、左手で携帯操作」…予備校生が供述



もう、完全にブラインドで電話のボタンで入力するわけでしょ。もう、そうなると、彼らの世代には、PCの入力も10キーだけで十分な感じもしますねえ。

ハイテク対策か

これからの入試は、ハイテク(ちょっと古い表現?)対策が肝になるのか。それとも、今のようなペーパー試験主体の形式自体の見直しが必要なのか。

このブログのエントリー自体は、朝とか昼とかに書いていて、指定の時間になると投稿されるようになっている。そのため、これまでのエントリーでも、書いた時点のあとに事態が急変して、ちょっと間抜けな内容になっていることも多い。さて、このエントリーはどうでしょうか。

しかし、朝、某ワイドショーで、試験監督経験者を起用して、試験監督の状況を再現し、カンニングが可能かどうかの検証をしていたが、ハイテク機器を使うとまったく気づけないらしい。

そこでは、携帯を使うだけでなく、メガネにカメラを仕込んだ映像を会場外に送信し、そこで外部の協力者が解答を作成し、小さなイヤホンで受験生に解答を伝えるというものだった。

さすがに携帯を操作している場合は、その動きから周りの受験生は気づくらしいが、上記の手段の場合、映像の撮影もそうだし、解答を聞く場合もほおづえをつくような格好だし、音も漏れないらしく、監督者だけでなく、まったく周りも気づかない。きっと、自分がその場にいたって気づかないと思う。

問題訂正だって当日のものかはわからない

いやはや、どんどん広がってきていますね、入試問題のネットへの書き込み。


確かに、実際に試験をしながら問題を打ち込み、回答者へのお礼を書き込むのは難しいと思う。


しかし、当日、板書された問題訂正が反映されているからということで、実際に試験会場にいたとの推測もなされている。でも、問題訂正が事前にわかっていれば、板書の内容だってわかる。


試験開始直後に、問題訂正が板書された、との報道もある。これが事実とすると、この問題訂正は事前にわかっていたケースと考えられる。となると、問題は事前に漏れていたとも考えられる。


まあ、関係者ではない自分の推測は根拠のない推測に過ぎないが。


監督者が気づかないかなあ~入試問題が試験時間中にネットに流出

業界関係者はきっと戦々恐々としているだろうとおもうよ、このニュースは。


たとえば、毎日ネットにリンクをはっておきますが、


京大2次試験問題:ネット掲示板に投稿…数・英の試験中



センター試験だけでなく、通常の試験も携帯の電源を切るように言っているし、普通に監督していれば、携帯をいじるというような不審な動きはわかると思うけど。


「普通に監督していれば」という前提を疑わなければならないかもしれませんね、実際のところは。


学長の任期

タイトルを最初に打ち込んだら、学長の「人気」となった。今の学長は人気がないので、皮肉なタイトルだと個人的にほくそ笑んだりしているが、本題は違う。任期である。

この4月から学長が替わる。

しかし、政権だったらレイムダックのはずの学長が色々年度末にやらかしてくれている。

そういえば、母校の学長は、秋からかわったような記憶がある。9月だか10月だかは定かではない。

勤務先も、任期の期間(年数ではない)はもう少し工夫した方が良いと思う。


役所と一緒?

今月中に、学内の科研費の執行締切がくる。


当初予定していた海外の学会への参加がかなわなかったため、まだ残っている。


そのため、どうにか使い切るために、来年度以降も必要になる消耗品などを買ったりしている。なんだか年度末の道路工事みたいだ、ってこのようなことをする度思う。


はやく自由に繰越ができるようにならないかな。

ゼミの追いコンと卒業旅行

そろそろ追いコンの季節。


今年は4年生の都合で、やや早め。まだ、正式に卒業判定がすんでいない。中には微妙な位置にいる者もいたりして、「卒業おめでとう」と言い切れない感じだが、まあ、ゼミは終わりだから良しとしよう。


自分の大学生の頃は、この時期はまさに卒業旅行のシーズン。


ここ数年、ゼミ生の行動を見ていると、就活が夏ぐらいに終わると、秋ぐらいに卒業旅行に行く者が結構いる。もう4年では単位を取らなくても卒業できてしまうような状況だから、わざわざ授業がない期間を選ぶ必要もないらしい。勤務先では卒論も必修じゃないしね。






研究室の様々なモノの行く末を考えた

今年も他の学部も含めると、きっと何人もの先生方が定年で退職されるのだろう。これ自体、別に珍しいものではない。


今年はたまたま、研究室が同じ階の人が退職される。


やや早い気もするが、先日来その先生は研究室の片付けに取りかかったようで、日々、いろいろなものが処分されている。不要となった書類の束は良いとして、書籍、雑誌、卒業論文集、等々がやはり目を引く。


その方は、「何か欲しい本があったら持って行ってよ。処分する手間が省けるから。」と言われるが、専門が異なるので、残念ながらお手伝いはできそうもない。


しかし、あと何年勤めるのかわからないが、今、自分が使っている研究室を整理しなければならないとしたら、どうなるんだろうと思ったりもする。


そんなとき、数日前の新聞広告に、こんな本があった。


老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる/坂岡 洋子
¥1,260
Amazon.co.jp

まだ、買ってもいないので、お勧め本でも何もないが、広告内容を読むと、なんだか自分も片付けが必要な気がしてきた。


本棚に並んでいる本のうち、死蔵しているモノもかなりある。論文のコピーもそう。書類の束だって、きっとこの先見ることもないモノが大半。


電子化されていない論文のコピーや書類は、スキャンして物理的には捨てるようにしているが、研究室にまだまだきっとこの先使わないモノであふれている。本なら学生ももらってくれそうではあるが、研究費で買ったものをむやみに学生にあげるわけにもいかないしなあ。

代筆くん

今や、修士論文まで代筆してくれるのね。



代筆くん



まもなく博士論文も代筆してもらえる時代が来るのかねえ。