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sphere

自作歌詞・詩置き場。
’13ブログリより移転しました。

何もない 虚ろな空間
静かな呼び声も
聞こえなくなりそうで

彼方に 遺した
最期の 願いは
何処かで

無謀なほどに一瞬を
飛び越えた「生」の傷痕
小さくても
愚かでも
何かを変えたくて

あまりにも 遠く離れすぎて
届かなかった
「 大好きだよ 」
その意味も

哀しく 響いて
背いた 音色に
何かを

無意味なまでに全力で
駆け抜けた「生」の軌跡
儚くても
不器用でも
誰だって本当は

同じように
手を伸ばしているのに


彼方に 遺した
最期の 願いは
何処かで

無謀なほどに一瞬を
飛び越えた「生」の傷痕
解ってたよ
矛盾なんて
それでも「未来(ヒカリ)」を

無意味なまでに全力で
駆け抜けた「生」の軌跡
過ちでも
理不尽でも
何かを変えたかった

ただ名前を呼ぶ
君の場所へいつか










20091114

地味に難しい漢字使ってて厨二臭漂ってるなあと・・・
言ってること自体は好き。
はじまりの涙から
三百と数日

色の無い時間
まるで通り過ぎるだけ

止まったわけじゃなく
ただ何処か不自然
そんな呼吸さえも


断罪に似てた



「今居る世界は楽園なのかな」


無言の答えが君を遠ざけた


届いて

不器用な僕には

君は綺麗すぎて
触れられなかったんだ


響く鐘と舞う花束に
君を重ねる

何処かで 君は誰かと
笑うでしょう


こんなふうに













20091106

自分以外の誰かが幸せになる話。
タイトルはlieとlightを組み合わせたもので、読みは普通にライト、かな。

時計の針 刻む
無意味な僕へ
嘲笑うように
冷たく

君の鼓動 聞こえる
無機質な部屋で
お揃いのピアス
着けることのないまま

当たり前に続くと
疑うこともせず
過ごした日々
大切さを今更 思い知る

叶うなら 今すぐ
僕を抱きしめておくれ
記憶が苦しい
愛してる 誰より
理不尽な答えを
信じられないくらいに

『 見たくないの
  そんな涙
  あなたの綺麗な瞳が霞むから
  お願いよ
  笑っていて
  こんな私は我儘なの? 』

叶うなら 今すぐ
僕を抱きしめておくれ
記憶が苦しい
愛してる 誰より
だから傍にいて

叶うなら 今すぐ
私を抱きしめて頂戴
あなたが恋しい
愛してる 誰より
だから傍にいて
最期が訪れるまで














20091016

二人の視点で書いた詞。
ツインボーカルのバラードって感じですね。
『』はちょっとリバーブ強めで。最後の「こんな私は我儘なの?」だけ思いっきり声荒げてくれたらもうしあわせです(エモいヴォーカル大好き病)。
失った僕の想い


君が拾うなら




僕は君を許さない









君が笑う


決意を込めた目で



「 あなたの意志を継ぐから
どうか見ていて 」





僕が何を望んだか



本当のことを




僕は誰にも言わずに





嘘で僕を飾って


上辺だけで笑った





その代償かな



僕を喪って


君が泣いていた





どうして


違うんだ




僕は君が想うほど



綺麗な人間じゃないのに




純粋な君を



傷つけた




こんな僕の分際で






どうか君が行く先に


僕の残像を映さないで




手を伸ばしても


手に入らなかった

本当に綺麗な世界で




どうか生きていてほしい



お願いだよ





僕を忘れて



幸せになって














初の死者視点がこれでした。
以降ちょいちょい出てきますね。

「どうか君が行く先に


僕の残像を映さないで」

とかかなり気に入ってます。
僕の声は
何の為に在るのだろう
遠く彼方の
君に 届かないこの言葉が


無力な僕は
がむしゃらに意味を探して

見つからないまま
想う


目蓋を閉じて
呼吸を止めて
眠りについてしまえば
君と同じに
世界を逃れて
そんな夢を見た先に

救いなど 何処に


僕の声は
何の為に在るのだろう
遠い彼方の
記憶を手繰り寄せて


いつかの君が
呟いた言葉
思い出したよ

僕の声は
君に唄う為に


目蓋を閉じて
愛(キミ)を描いて
世界の隅で唄うよ
君が好きだった
星空の唄を
幾つもの輪廻(いのち)を飛び越えて
いつか君に逢えたなら



今度は ふたりで













20091003 

「声」の存在意義、を書きたくて思いつきました。

この言葉が届かないのなら、どうして必要なのか。


そんな事を軸に展開してみました。

以上引用。
なかなか、今でも変わらないこと書いてる気がします・・・。