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sphere

自作歌詞・詩置き場。
’13ブログリより移転しました。

薄く滲んだ視界の中
君が笑う
首を絞める華奢な手の
温もりに安堵した

刻み付けられた烙印(サイン)

冷たい痕(キズ) 腫れ上がる

灼熱の鎖
繋ぎ止めて逃がさない
僕の両手を拘束(つかま)えた
『ダイスキ』
澄み切った声に乗せる
その感情は
何を

冥(くら)く揺らいで微睡んだ
闇の中
鮮烈な色彩は
幻覚でしか無いと知る

───君を抱(いだ)けない手は
虚空さえ掴めずに
ただただ穢れるばかり

なのに君は現れた
綺麗な笑顔で
僕を壊(あい)そうと───

刻み付けられた烙印(サイン)

優しい痕(キス)
消えなくても

いいよ?

灼熱の鎖
繋ぎ止めて逃がさない
僕の両手を拘束(つかま)えた
『ダイスキ』
澄み切った声に乗せる
その感情は
僕に

終わりを

















20091224

聖なる夜になんて詞を投稿してるんだ自分は!!!!!!(笑)

思いっきりごてごてした言葉でヤンデレしてみました、みたいな・・・

これはどんな心理状態で書いたのか全く思いだせないけど、たぶん勢いです。(笑)
優しい声
遠い場所から
唄だけが届く

街角 映る
画面越しの君
知らない表情で

まだ短かった黒い髪
風に乱されて
僕の音色
君の歌声

混ざり合う

光に満ちた世界に溶けるように
透明な音 空に響いて
簡単に触れた指先 確かな熱を
今でもまだ 憶えてるのに

まだ短かった黒い髪
風に乱されて
僕の音色
君の歌声

混ざり合う

光に満ちた世界に溶けるように
透明な音 空に響いて
簡単に触れた指先 確かな熱を
今でもまだ 憶えてるのに

もう
君には触れられない
















20091209

具体的でない言葉を使う、を意識して書いた覚えがあります。
こういうシチュエーションというか、登場人物の職業?を具体的に決めると、自分としてはサクサク書けるし、全体像もはっきり見えんじゃないかと思います。
何も考えなくていい。

僕は生きているのだから。


ただ笑っていればいい。

だから。


泣かないでいい。




ちゃんと見ていたよ。


僕を否定した瞳も

僕を罵った言葉も


ちゃんと知っていたよ。



気付いたんだ。

それは愚かだと。

それは


何にもならないことだと。



だから泣いた。

だから泣いたよ。


でもね。

僕は生きてる。



もう自分をころさないで。

見ていたよ。


本当の僕を。

僕以外の君が。









投稿.20081228。
加筆修正、20091128。

やりたいことがはっきりわかる。けど、なんとなく腑に落ちないのはなんでだろう・・・
ずっと君を見てた
出逢えたその瞬間から
笑ってみせてよ
ねぇ 

柔らかな陽の光を
君は浴びることもなく
見上げればいつでも
一面の白が在った

君が居る
示すリズム
少しずつ狂ってく

これを運命と呼ぶなら
僕は神様を許さない

君の笑顔があれば幸せ
「いつまでも一緒」
約束したよね?
ほら 

本当は気付いていた
終わりが近づいてると
認めたくなかった
君が居なくなること

優しくて
哀しい時間(とき)
ゆっくりと終わってく

時計の針は進むだけ
戻るはずが無い

君の夢を告げた瞳(め)
澄み切った未来を見つめて
叶えたかったのに
どうして

何度も何度も呼んだ名前は
白い部屋に響いた
もし君が望むのなら
いつまでも
叫ぶよ
君の傍で─────…

ずっと君を見てた
出逢えたその瞬間から
笑ってみせてよ
ねぇ お願い

もし君が望むのなら
いつまでも
叫ぶよ

『     』













投稿.20080804。
改題加筆修正、20091127。

残しておいてよかったなと思います。大事にしておきたい。
瞬く星の唄を聴いた
冷たい夜のこと
伸ばした手は光を掴んで
開いた手のひらに
空白

まるで夢物語
醒めたらきっと
何かを失くしてる

奪われないように
抱き寄せた 熱
一呼吸で掻き消せるほどの
儚い灯(あかり)が確かに照らす
すり抜けていかないで
抱きしめて お願い
縋るように呼んだ裏側で
解ってたよ 嘘つきな世界を

瞬く星の唄を聴いた
冷たい夜のこと
伸ばした手は光を掴んで
開いた手のひらに
空白

愛されたいだけなのに
遠くて
何かが欠けていく

せめて今だけは

奪われないように
抱き寄せた 熱
一呼吸で掻き消せるほどの
儚い灯(あかり)が確かに照らす
すり抜けていかないで
抱きしめて お願い
縋るように呼んだ裏側で
解ってたよ 嘘つきな世界を











20091121

傍にあるのに手に入らないもの、がテーマになっています。

変にこだわったりせず、ストレートな言葉で表現しようと考えました。


手に入るはずのないものを求めていると知っていながら、まだ信じ続けているような歌です。
それでも我慢できなくなって、八つ当たりのような感情が燻っている気がします。

以上引用。
全体的にかなりお気に入り。