僕の声は
何の為に在るのだろう
遠く彼方の
君に 届かないこの言葉が
無力な僕は
がむしゃらに意味を探して
見つからないまま
想う
目蓋を閉じて
呼吸を止めて
眠りについてしまえば
君と同じに
世界を逃れて
そんな夢を見た先に
救いなど 何処に
僕の声は
何の為に在るのだろう
遠い彼方の
記憶を手繰り寄せて
いつかの君が
呟いた言葉
思い出したよ
僕の声は
君に唄う為に
目蓋を閉じて
愛(キミ)を描いて
世界の隅で唄うよ
君が好きだった
星空の唄を
幾つもの輪廻(いのち)を飛び越えて
いつか君に逢えたなら
今度は ふたりで
20091003
「声」の存在意義、を書きたくて思いつきました。
この言葉が届かないのなら、どうして必要なのか。
そんな事を軸に展開してみました。
以上引用。
なかなか、今でも変わらないこと書いてる気がします・・・。