怖い話 総本山 ダイスケワールド -2ページ目

キューピット様

中学生のころ 流行ったんだぁ。
要はコックリさんなんだけどね。 
色んな呼び方あるみたいね。
でも、内容はだいたい同じだね。 
紙に あ~ん まで書いて はい と いいえ 書いて 男 女って書いてね。
やり方は書かないよ。
どうしてかって?
それは 俺と同じような体験を君たちにさせたくないからさ・・・
面白半分でこういう事しちゃダメだね。
ホントに・・・

この話は俺が体験した中で一番怖かった話だ。
始めるよ(笑)



中学生位ってさ 面白半分っていうかノリで行動しちゃう事あるじゃない。
 どっから仕入れてきたんだか キューピット様のやり方を聞いてきた奴がいてね。 
 みんな 幽霊なんか信じねー って奴らばっかりなんだけど なんか怖いもんだから俺を呼んだらしいのね。
んで、始めたんだわ キューピット様。
夜中の2時が1番来やすいらしいんだ。
だから土曜の夜に友達の家に泊まりに行って2時になるのを待ったんだ。
俺を含めて四人。
中学生にとっては2時は結構キツイ時間なんだよね。
それでもみんな興味津々だから目をギンギンに光らせて着々と準備を進めてた。
そして午前2時ジャスト。
10円玉に指置いて なんだらかんだらとキューピット様を呼ぶ言葉を唱えたんだ。
 まぁ、来てください的な事を言うんだけどね。

10円玉が スーッと動いて はい の所に止まった。
「キューピット様が来たぞ」

誰もが「誰かが動かしてる」って思ってた。
俺もね(笑)
んで、なんか くだらない質問をいくつかしてたんだ。

 だれだれの好きな人は とか 将来は何になる とか・・・

まぁ 中学生位ってそんなもんだよね(笑)
その都度10円玉はスーッと動き文字の所へ動いた。
「そうだったのかぁ」 「ほんとかよ~」 そんな声が飛び出し和やかなムードになっていたんだ。
あの質問をするまでは・・・


一通り質問を終え、俺達は少し飽きていた。
そんな中 一人がこんな質問をしたんだ。

「キューピット様は男ですか?女ですか?」

すると 10円玉は何の迷いもなく スーッと 男という文字と女という文字の間に止まった。

「なんだ?キューピット様って オカマかぁ(笑)」 誰かが笑う。
すると今度は10円玉は 男 の字と 女 の字を交互に行ったり来たりを繰り返した。

スーッ スーッ スーッ  みんな無言の中10円玉だけが静かに音を立てて動いていた。

「なんだよ、これ、だれが動かしてんだよ。止めろよ。」
たまらず一人が声をあげた。

「俺じゃねーぞ」 「俺でもないぞ」 「俺じゃないよ」 
三人が次々と声をあげ 俺の方を見た。
この視線は 10円玉を動かしているのが俺であってほしい という懇願が込められている気がした。
 俺は みんなの期待を裏切り 真実を述べた。
「残念ながら、俺でもないんだよね。」

それを聞いて この部屋の主であるT君が呟いた。
「ほんとに来てるのか?キューピット様・・・」

みんな うすうす気付いていたんだと思う。
この部屋の空気の重さ・・・ 尋常じゃない。

別の友達が口を開く。
「思ったんだけど、このキューピット様って一人じゃないんじゃないか?」

俺も同じ事を思っていたんだ。
さっきから、質問に対しての答え方が 時には丁寧に 時には 乱暴に と まるで別人のような答え方をしていたんだ。
俺も 複数が来ている事は感じ取っていた。

確かめてみるか・・・
俺は そう思い みんなに提案した。

「どうも このキューピット様は一人じゃないらしい。
  何人居るのか確かめてみるか・・・」

俺の問いかけにみんながうなづいた。

みんなに確認をとり、俺はキューピット様に質問した。
「キューピット様、キューピット様、あなた方は何人で来ているんですか?
人数を知りたいので、右手で壁を叩いてもらえますか?」

俺が質問をすると 今まで はい と いいえ を行ったり来たりしていた10円玉がゆっくりと はい のところに止まった。

その瞬間だった、
部屋中の壁という壁のいたるところから、更には 天井 床 と
部屋を取り囲むすべての場所から

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!! 
と物凄い勢いで叩く音が!

「うわぁ~!」 みんなの絶叫が部屋に響く。
だが、その絶叫がかき消される程の壁を叩く音、更には その振動が絶叫を包み込む。

奴らが本当に右手だけで壁を叩いているとしたら この数は 10や20どころの数じゃない・・・
何百単位の数だ。
しかも その振動は明らかに外側からのものだった。
壁、天井、床と余すところ無く外側から部屋に向けて叩いているんだ。
さらに段々と叩く力が強くなってきている。
 天井の蛍光灯が揺れ、本棚から本が落ちてくる。

「うわぁ~!」 「助けて~!」  みんな 涙声になっての絶叫だ。

これだけのパニック状態の中で 誰も10円玉から指を離さない・・・
いや、そうじゃない、指が離れないんだ。
すでに一人が恐怖で気を失い倒れている。
一人はうずくまってガタガタ震えている。
それでも右手だけはテーブルの上にあって 人差し指はしっかりと10円玉の上にあるんだ。
もう、みんな自分の意志とは関係なく10円玉に指が張り付いていた。

唯一 意識をはっきり持っていそうなT君も 顔面蒼白で今にも倒れそうだった。
 もう、俺がどうにかするしかない・・・

「キューピット様キューピット様、あなた達の数はわかりました! もう 叩くのはやめてくださ~い!!」 
俺は 叫びとも悲鳴ともつかない声で絶叫した。

すると、 ドンドンドンドンドン と叩く音の中で ドカーンという大きな音が一回響き すべての音が止まった。

何もなかったような静けさ。 だが、散乱した本や小物が 事の大きさを物語っていた。

「いっ、居なくなったのか?」 T君が恐る恐る俺に聞いてきた。

「いや、まだ居るよ。」 俺は答えた。

平然と答える俺に 少し苛立つようにT君が言う。
「なんでわかるんだよ。もう、音しないじゃん」

俺は倒れている二人を気にしながらT君に言った。
「指、まだ離れないだろ?」

フッと我に返ったT君は まだ人差し指が10円玉の上にあることにようやく気付いたようだ。

「どうするよ。」 泣きそうな声でT君が俺に問いかける。

「帰ってもらうように頼むしかないだろ・・・」
俺も これしか言いようがなかった。


ここからは持久戦だった。
なんせ帰らないんだ。
「キューピット様、キューピット様、今日はありがとうございました。もう、帰ってください。」
何度この問いかけをしたことか・・・

何度頼んでも10円玉は いいえの所にいってしまう。
しかも 倒れている二人の手を引きずってだ・・・
すごい力だよね。
それでも根気よく俺は問いかけた。

二、三時間は繰り返してたと思うよ。

「帰って下さい」 いいえ
「帰って下さい」 いいえ
の繰り返し‥‥
それでも根気よくひたすら同じ問いかけを繰り返す。

そして ようやく 10円玉は はい の所に‥‥

フッと全身の力が抜け 人差し指が10円玉から離れた。

俺とT君は顔を見合わせ大きくため息をつくと無言で大の字になった。
とにかく疲れた。


気付くとT君のお母さんの声が聞こえる‥‥
「みんな、もう起きなさ~い。いつまで寝てんの~。朝ご飯出来たわよ~」

みんな無言だった‥
昨日の事は夢だったと、みんな思いたかったんだろう。

朝になって考えてみると どこまで現実でどこまで夢だったのかハッキリしない‥

「飯、食うか‥」 T君がつぶやくと みんな無言でうなずいて部屋を出ていった。

途中で寝ちゃったのかなぁ‥最後の方は夢?
最後に部屋に残った俺はそんな事を考えながら部屋を出ようとした。

部屋の入口に立ち部屋を見渡す。

夢なんかじゃない! この散乱した本や小物、そしてなによりの証拠が 最後のドーンという音が残した壁のひび割れ‥‥


「終わったんだ、終わったんだ‥」
俺は自分に言い聞かせるようにつぶやき部屋を出た‥‥



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あいつのラジオ

学生時代の話なんだけどね。
夏休みにさぁ 友達何人かで登山に行こうって話しになったんだ。
 なんで登山だったのかわかんないんだけどね。
ノリだよねぇ、きっと。 登山なんかしたことないんだから(笑)
 
 夏だから大丈夫だろうって、かなりナメてかかってたんだ。 もの凄い軽装でさ。 登山家が見たら怒りそうな モロ普段着なの(笑)
 でも、なんとなくそれっぽいっていうか、リュックかなんかしょって、地図だのお菓子だのを詰めて4人で出かけたんだ。
 そしたらさぁ、思った以上に大変でさぁ、山頂に着いたらもう夕方になっちゃってね。 途中で引き返そうかって話しも出てたんだけど みんな意地になっててさ。結局薄暗くなった頃に頂上に着いたんだ。

まぁ、目的は達成したんで 下山しようという事になったんだけど 案の定途中で日が暮れてしまってね。
おまけに「山の天気は変わりやすい」の言葉通り、空が真っ黒に曇ってきたんだ。
 そのうち完全に陽が落ちてしまって、おまけにポツポツと雨降ってきちゃってさ、真っ暗になっちゃったんだよ。
 もともとこんな時間になるとは思ってなかったんで 懐中電灯なんてものは誰も持ってきてないんだ。
真っ暗の中 とりあえず降りて行こうということでトボトボと歩いていったんだ。
 しばらく歩いてて、みんながみんな思ってたらしいんだけど どうも来た道と違う所を下ってるみたいなんだよね。
不安になるから誰も口に出さなかったんだ。
 というか みんな疲れて口を開くのもかったるいってカンジだったのかもしれない。
そのうち雨がだいぶ強くなって来てさ、ヤバイだろって事になった時、まさにドラマのような展開なんだけど、山小屋を発見したんだよ。
山小屋っていっても なんか小さなプレハブみたいなカンジで人が住むようなものじゃなかったんだけど、とりあえず雨がやむまで休もうかという事になったんだ。
みんなクタクタだったしね。

時間は夜9時を回ってた‥‥
さすがに腹減ったね。歩きっぱなしだし。
お菓子くらいしか持って来なかったから そんなのはとっくに食べちゃったし。
こんな事になるとわかってたらとっておいたんだけどね。
みんな無言で座りこんだ。 今 自分達がどの辺りにいるのか全くわからないってのは スゲー不安になるんだよね。
みんな同じ気持ちだったと思う。
小屋の中は 何にも無くて 屋根がトタンだから雨音が余計に耳を突く。
かなりの雨が降ってるみたいだった。
今思えば 夏だったからよかったけどね 冬なら死ぬね。
よくよく考えれば おとなしく明るくなるか 雨が止むのを待ってればよかったんだけどね。
実際 その状況の下にいると 居ても立ってもいられない気持ちになるんだよね。
遭難 衰弱 餓死 そんな事が頭をよぎるんだ。

そんな中で 1番セッカチなA君が スッと立ち上がったんだ

「俺、ちょっと様子見てくるわ。みんな疲れてるだろ?俺は割と元気だから。」って‥‥

そう言いながらA君はリュックの中からラジオを取り出した。

「気晴らしにこれでも聞いてろよ。もしかしたら俺達の遭難がニュースで流れるかもしれないぜ(笑)」
そう言うと みんなの反応も見ずに サーッと小屋から出て行った。


A君って そういう奴なんだ(笑)
変にリーダーシップを取りたがって、思い立ったら後先考えず行動しちゃうタイプ(笑)

俺はラジオのスイッチを入れながらこう独り言を言った。
「Aらしいな(笑)
雨もひどいし、すぐ帰って来るだろ‥‥」

暗闇だから 他の友達の顔は見えなかったんだけど 「クククッ」っていう みんなの呆れたような笑いが聞こえたんで みんな同じ事思ってたんだろう。

ラジオからは下らないDJが下らない話をしていた。 遭難のニュースなんか流れてはこなかった‥

みんな する事なんか無いから聞きたくもないラジオに聴き入っていたんだ。

どれくらい時間が経ったんだろう。 A君が帰って来ないんだ。
みんな不安に思ってたと思う。
でも 疲れて動けないんだ。そして あまりの疲れで逆に目が冴えちゃって眠る事もできない。

「A、大丈夫かなぁ‥」
一人がつぶやいた。

その直後だった。
ラジオがいきなり ガガガーっと鳴り出した。
正確には 今まで聞いていた番組が聞こえなくなったってカンジか?

ジジジーって音しか聞こえなくなったんだ。

「なんだ?壊れたのか?雨に濡れちゃってたからなぁ」

一人がそう言ってラジオの電を消そうとしたんだ。

その 消す瞬間、ラジオのジジジって音の中から 微かに、だけど確かに、A君の声が聞こえたんだ。

「もう大丈夫だ」

あれっ? と思った時にはラジオのスイッチは切られていた。

「おい、今ラジオからAの声しなかったか?」
俺はみんなに聞いたけど みんなは聞こえなかったらしいんだ。
「絶対Aの声したって!」
俺がムキになってみんなに食ってかかるのを遮るように 一人が声を上げだ。
「雨の音、しなくなったな!」
二人ともAの声なんか どうでもいいと言わんばかりに外に飛び出して行った。
そして外に出た途端 二人して大声をだしたんだ
「うわっ! ちょっと来てみろよ!」
俺は なんだなんだと思いながら小屋の外に出た。
「うわっ」俺も 思わず声を出した。

さっきまで真っ暗だった空には雲ひとつ無く おっきな月が、ものすごくおっきな月が出ていた。
山の上だからだろうか?こんなに月が大きく見えたのは初めてだった。
そして異様に眩しい光りを放っている‥‥
その大きな月の月明かりは木々の間から山道を照らし出した。
さっきの真っ暗の雨の中では全くわからなかった道を‥‥
俺には その月明かりは 道だけに落ちてきているように見えた。
俺達は月明かりに案内されるように下山していった。 その道が合っているかもわからないのに妙な確信みたいな物が俺達の足を動かした。
俺は Aが案内してくれている道だ という気がしてならなかった。

1、2時間歩いたと思う。遠くに明かりが見えたんだ。
嬉しかったねぇ。
みんなクタクタだったはずなのに 自然と早足になっていった。
そしてついに山裾の国道にたどり着いたんだ。

「Aもきっと ここまで降りて町に戻ったんだろう」
俺達は勝手な解釈をして国道沿いを歩き町に出た。

町に着いた頃には もう 昼間だった。

「Aはもう、家に着いたかなぁ」
さすがに みんな自分達の安全が確保されたんで A君の事を気にしだした。

そしてA君の家に電話してみようって事になったんだ。
今だったら携帯で直接本人にかけるんだけどね。
当時はまだ 携帯なんて無かったからさ(笑)


A君の家に電話をすると お母さんが出た。
A君のお母さんってのはすごく明るい人なんだけど この時はひどく暗い声だった。

俺は ある想像が頭をよぎった。

あれ? Aは まだ家に着いていないんじゃないか?
お母さんの この疲れ切った暗い声は 息子の帰りを一晩中待ってたからなのかも‥‥ 俺達はA君を山に置いて来てしまったのか!

俺は 大事な息子さんを置いて来てしまったかもしれないという 後ろめたさから 言葉に詰まりながらも Aのお母さんに話しかけた。

「おばさん、僕ら登山に行ってたんですが‥‥」

そこまで言うと お母さんはすすり泣きながらこう言ったんだ‥‥


「えぇ、あの子も みなさんと登山に行くのを楽しみにしてたんですよ‥‥
なのに 前日に事故に合うなんて‥‥」

そう言って電話ごしに泣き崩れたんだ。


「えっ?」
俺は呆然として言葉が出なかった

A君は 登山の前日に事故にあったらしいんだ。
お母さんの話によると前日にA君は山の天気は変わりやすいから 地元の天気情報がわかるようにって 電気店にラジオを買いに行った帰りに車にはねられたんだって‥
即死だったらしいんだけど ラジオの入った袋は最後まで手にしっかり握っていたって‥‥‥


つい何時間か前まで 俺達はA君と一緒に居たんだよ。
みんなで登山して みんなで山小屋に入って‥‥
でも A君は前日に亡くなっていた‥‥‥

いくら冷静に考えても考えても 訳がわからなくなるばかりだった。


確かに A君は俺達と登山に行きたかったんだろう。
誰よりも楽しみにしてたA君だから 霊体になって俺達と登山に来たとしても なんら不思議じゃない‥‥‥

でもね‥‥ このラジオは何なの? あるんだよここに‥‥

いまだにこのラジオ 俺の家にあるんだよ‥
A君の形見 と言っていいんだろうか?
あの日以来 俺は怖くてスイッチを入れた事がないんだ‥‥‥



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情けない金縛り

遅刻の理由

高校の時の話

結構 真面目な学校でね。規律が厳しいっていうのかな、遅刻とかスゲーうるさかったんだぁ。
それでもやっぱり遅刻しちゃう奴とか居るんだよね。

俺のクラスってね、担任が決めた変なルールがあってね、遅刻しちゃうと、前に立たされて 遅刻の理由をみんなに発表しなきゃいけないの。

「寝坊しました~」
「電車が遅れて‥‥」

なんてのが 一般的だね。でも 俺のクラスの担任は寝坊で遅刻する事をスゲー怒る人でね。
なのでみんな、寝坊以外の言い訳を考えるわけさ(笑)

「電車が混んでました!」
なんて、訳のわからない奴から

「ウィッキーさんに呼び止められてました!」

「ラーマのお味を聞かれてました!」

とか 世代がバレテしまうような言い訳をしてる奴もいたんだぁ。
まぁ、寝坊には厳しいけど、なかなかシャレのわかる先生でもあったのよ(笑)
理由が面白いと許されちゃうんだから(笑)

そんな中で ある日 Mさんっていう女の子が遅刻したのね。
んで 例外無く 前に出されて 理由を言わされるんだけど‥‥

Mさんって 結構明るい子なんだけど 遅刻の理由でウケを狙うようなタイプの子じゃないんだわ。
その子がね 前に出て 一言

「金縛りにあってて布団から出れませんでした!」
って言ったんだ。
クラス中 大ウケしてた。

誰もが ウケ狙いだと思ってたんだ。 本人も エヘヘッ とか言ってニコニコしてるし。

でも 俺はMさんが そんなジョークを言う子じゃないの知ってるから 昼休みに聞いてみたんだ。

「Mさん、金縛り ホントでしょ?」


彼女 あっけらかんと明るく答えた
「ホントだよ。ウケ狙うなら、もっと面白い事言うよ(笑)」 だって‥‥

こいつは大物だ(笑)
実話だとしたら食いつかない手は無い。

「どんなカンジだったの?」
俺は間髪入れず質問した‥‥

俺は 普通に金縛りに合って遅刻したと思って聞いたんだけど、話しを聞くと彼女 めちゃめちゃ気持ち悪い体験してたんだ‥‥


彼女は いつも目覚まし時計代わりにコンポのタイマーでCD聞いて起きるんだって。
6時半にタイマー入れてたらしいんだけど 今朝は6時位に もう目が覚めてたらしく 音楽かかったら起きようと思ってたんだってさ。
うつらうつらしながら そろそろ音楽かかるなぁ なんて思ってたら 6時半になってコンポの電が入ったんだって。
ご機嫌な曲が流れて一日のスタート! のはずだったんだけど‥‥
音楽がかかるはずなのに コンポから聞こえてきたのは 男の人のうめき声だったんだって。

こぅ~ こぅ~ みたいな 苦しそうな呼吸音みたいなカンジだったって。

何これ! と思って 起きてコンポを確認しようとしたら 体が動かない。
やだ~ 金縛りだぁ と思って 下に居るお母さんを呼ぼうとしたんだけど 声も出ないんだってさ。
でも 視線だけは動かせるんだって。

コンポからは 相変わらずうめき声が流れてる中 彼女は部屋を見渡したんだ。

そしたらね 閉まってるはずの窓の向こう側から カーテンを 誰かが押してるんだって。
窓は開いてるカンジは無いんだけど カーテンだけが 押されるように スーッ スーッ と 持ち上がるんだって。

もう 怖くてしょうがないから 目をつぶって 「助けて、助けて」って心の中で呟いた。

そしたらね 次の瞬間、両手 両足を誰かが ガッと掴んだんだって。

絶叫したいけど 声が出ない‥
物凄い強い力で掴まれててスゲー痛かったらしい。
彼女 思わず目を開けたんだ。
視線を両手両足にやってみたけど何も見えない‥‥ でも確かにガッチリ誰かに掴まれている。
そのうち 彼女の意思とは関係無く 両手両足がゆっくり広がっていったんだ。 正確には 両手両足を掴まれて広げらるたって事‥‥
まさに 大の字にされたんだって。
彼女は 大の字にされた自分の体を視線だけで確認した‥‥

次の瞬間 信じられないような事が起こった‥‥

今まで彼女を大の字にするために 横に動いてた力が 彼女の両手両足を掴んだまま今度は彼女の体の方に働いて来たんだって‥‥
どういう事かわかる?
大の字になってる彼女
手足は金縛りで棒のようになってる。
そこに 両手両足首から掴まれて 体に向けて押し込まれるように力が加わるんだ‥‥‥

彼女は 自分の手足が体の中にめり込んで行くのを見たんだ‥‥
グングングングンと 手足が押されて短くなっていく‥‥‥‥

肘と膝が完全に無くなったあたりで 彼女は気を失ったらしい‥‥



気付いたら 8時
完全に遅刻だ。
体は動く‥‥
手足もある‥‥
恐る恐るコンポに近づいてみるが 異常は無い‥‥
あぁ‥ 遅刻だぁ‥‥‥



彼女 明るく こんな怖い体験を語ってくれた。
そして

「夢見てたのかもしれないけど‥‥
でも、夢って認めちゃったら寝坊じゃん(笑)
だから 絶対金縛りだったんだ!」
笑いながら彼女が言う。
強いな この子は‥ と思いながら俺は苦笑いしてた‥‥

「それにね‥‥」
最後に彼女は そう言いながら制服の袖をまくった。
そして 手首に付いたガッチリと紫色になった手の跡を見せてくれたんだ‥‥‥





★ 追伸 ★
実は もう一つ 高校生の時の金縛りにまつわる話があるんだ。
でもね、その話 俺の城のカラーじゃないんだ(^^ゞ
そう、エロ怖(笑)

と いう事で もう一つの作品を読者メンバー限定エロ怖でアップします♪
読みたい方は是非アメンバー申請をしていただき読者メンバーになってくださいm(__)m




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夢の話、、、

みんなも無いかなぁ、小さい頃から同じ夢を何度も見るって事・・・

 俺ね、小さい頃からいつも同じ怖い夢を見るんだ。
今でも見るんだよ、たまに。
 その夢ってね、 真っ暗な四角い箱の中に一人で居るんだ。 その箱の中って スゴく足場が悪いのよ。
下には鉄パイプとか何かの機械とかが ころがってるの。
 俺は暗闇の中 手探りで出口を探してるんだ。
足場が悪いんで少しずつしか動けないんだけど それでも10歩くらい進むと壁にぶつかるんだ。
壁は冷たい金属でできていた。
仕方なく方向を変えてまた進むと また壁にぶつかる。
そんな狭い箱の中を延々と出口を探す・・・
そのうち疲れてきて足取りがおぼつかなくなってくる。
 そして最後は必ず足を滑らせて転び、肘を痛打して 痛みで転げ回っていると目が覚める。

こんな夢を見るんだよね。 

全く経験をした事のない内容だし、 夢の中で痛いってのが最悪なんだよね(笑)
毎回激痛を味あわなければいけないの。最悪でしょ?

なんで こんな夢を見るのか・・・ 最近 謎が解けたんだ。


 去年の暮れにね、実家に遊びに行ったんだ。
久々だったな。近いんだけどね。 近いとかえって行かないのかもしれないね。
 親父と久々にゆっくり話をしたんだ。
うちの親父ってのが小さい頃は相当なヤンチャ坊主だったらしいんだ。
俺も小さい頃から親父のハチャメチャな少年時代の冒険記を聞いて育って来たんだけど、その日 初めて聞いた話があったんだ・・・


 親父は 小さい頃腕を骨折した事があるらしいんだけど、その時の話。
 友達と何人かで学校の裏にあった資材置き場のような所でかくれんぼしてたらしいんだ。
 親父はその資材置き場にあったコンテナの中に隠れたんだって。コンテナってのが だいたい3メーター四方くらいの大きさで 横向に倒れちゃってるんだって。
で、横倒しなもんだから扉が上の方、だいたい1、5メートル位のところにあるんだって。
 親父はワルガキだったもんで ヒョヒョっと登ってその中に入ったんだって。
 そしたら 扉から下に飛び降りた振動でコンテナの扉 閉まっちゃったんだって。
 コンテナの中からは外の仲間に声は届かないし、自力で脱出するしかないってことで 手探りで出口を探してたらしいんだけど、資材置き場のコンテナだから 下には鉄パイプとか何かの機械とかが転がってて すげー足場が悪いんだって。 そんなに広くは無いんだけど真っ暗闇だから なかなか出口の場所がわからない。
 ここからは 性格なんだろうね、じっとしていて友達が探し出してくれるのを待つのか 自分で出口を探すのか。
 親父は自分で探す方を選んだんだって。
 でも それが裏目に出て、鉄パイプを踏んで転倒し肘を打って骨折したんだって・・・


おいおい、待てよ。 それって 俺のよく見る夢 そのままじゃん(笑)
俺は 親父に聞いたんだ。「その話って、俺 小さい頃に聞いた事あるか?」 

そしたら親父は こう答えた。
「多分、話した事無いんじゃないか?カッコ悪い話だから あんまり人には話してないんだ。」 って言うんだよね。

俺 初めてその話聞いたんだよ。
でも 同じ体験を夢の中で 何度も何度も体験してるんだ。

そこで 初めて俺は 親父に夢の話をした。
親父にとっては何十年も前の話なんで記憶が曖昧な所もあるんだけど、逆に俺は いまだにその夢を見るんで、俺の夢の話の方が鮮明なの(笑)
 下に転がってたもの、壁の感触、蒸し暑かった事・・
俺が言って 親父が「そうだ、そうだった。」 なんて言った点がいくつかあった。
「不思議な事もあるもんだなぁ・・・」親父がつぶやいた。


親父の少年時代の実体験を 俺が夢で見る・・・
これって、記憶が遺伝したって事なんだよね。
あるんだね。こんな事。


みんなも無いかなぁ、小さい頃から同じ夢を何度も見るって事・・・
もし あったら 一度ご両親に聞いてみたらいいかもよ・・・



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心霊CD特集 Ⅰ

今回は体験談じゃないんだけどね。

怖い話好きって大きく分けて2者に別れてますね。

怖い話が好きだっていうのはみんな同じなんだけど、実際に自分も見た事、体験した事のある人と、全く体験した事の無い人と‥‥

でね、今回は後者の「霊感」と言われている能力が薄い方に、ちょっとだけ体感して頂こうという俺からのプレゼント企画なわけだ。


心霊CDって知ってる?
普通の アーティストの楽曲CDに 歌手、歌詞とは全く関係の無い 音や声が入ってるってやつ。

まぁ、昔からあるんだよね、これって(笑)
俺が小さい頃、ラジオで、この心霊CDの特集やってた事があってさ。
今でも 諸説語り継がれているのが 岩崎宏美の「万華鏡」って曲。
知ってる人も多いと思うんだよね。
かなり有名になったから。
この手のやつを 特集してみようかなと。
俺ね、このブログ 始めた頃から この企画はやってみたくてさ。
いろんな人に聞いたり 調べたりして かなりの曲数を仕入れたんだ(笑)
今回は その中からいくつか紹介していきます。
新旧織り交ぜランダムに書いていくけど とても全部は紹介しきれないんで 反響が多ければ 第二弾 第三弾 とシリーズ化して行こうかな と考えています。
反響薄かったら 今回限りなんで 知りたい人は 必死でコメント書いてね(笑)

それでは みんなも 霊の声を聞いてみましょう‥‥


岩崎宏美 「万華鏡」・
二番のサビの部分 「夢だと言って」のあたりから バックコーラスに 怪しげなうめき声が入っている。(確認済み)


・レベッカ 「フレンズ」・
1番の最後 「時が止まる気がした」の直後 {ヒロコ}とつぶやく女の声が入っている(確認済み)

・同じくレベッカ 「MOON」・
2番の「家を飛び出して戻らなくなった」のすぐ後に{せんぱい}という女の声が入っている(確認済み)

aiko「初恋」・
4分ジャストくらいに{あたっ}という女の声が入っている(確認済み)

絢香 「三日月」・
3分40秒くらいのところから 「がんばっているからね~って」 の がんばってい・・のあたりで {死ね}という女の声が入っている(確認済み)

・宇多田ヒカル「Can You Keep A Secret?」・
3分48秒のところに女の声で「あ~・・」と入っている(確認済み)

中島美嘉「LIFE」・
「果てしなく遠い明日へ ぼくたちは息を切らして向かう」の次の
 「ずっと長い間」のところで{おかーさん}という声が聞こえる(確認済み)

・THE BOOM「からたち野道」・
1分53秒あたり、サビの部分「からたちのみち~」というところの途中に男の人が
 {あついよ~、あついよ~}と、悲痛な声で叫んでいる
「からたち野道 草笛小道 泣いたらだめよと なずなの子唄
 からたち野道 はるかな小道 あなたのもとへ駆けてゆきたい」
 の「はるかな小道」の部分に{あついよぉ}と同一人物の裏返った
 ような声でうめき声が聞こえる。
 また、その後の「泣きべそかいては」の部分に、同一人物で
 {おかーさーん}と聞こえる。
 なお、この声はバックコーラスという情報を耳にしたが、
 歌詞との関連性が見つからないことから、その可能性は低いと思われる。(確認済み)

・L'Arc~en~Ciel「Link」
「たとえ遥か遠く離ればなれになっても繋がり合う想い
 悪戯(いたずら)な運命が降り掛かろうとも壊れやしない」
 という歌詞の「運命が」の部分に、小さな声でかさばる様に
 {呪い殺してやる…}という声が入っている。
 なお、この声は、試作アレンジ版が入っている初回生産版ディスクに
 入っている。(未確認)

・DREAMS COME TRUE「SWEET SWEET SWEET」・
 間奏部分に「この子、誰の子?」という声が入っている。(未確認)

・嵐「はなさない!」・
「強い風に吹かれて Ah-ほこりまみれの胸イタイ」というところのあとに{ゴメン}という
 女の人の声が入っている(未確認)

ひとまず 10個くらい行ってみましょうか。
(確認済み)の曲は 実際に俺も聞いてみました。 確かに入ってるね。
ただ、ホントに霊の声かは知らないよ(笑) 別に俺は霊能者じゃないからさ。
「これは楽器だ!」 「これはコーラスだ!」 とか コメントに書かないでね。
そんな事言われても 俺は知らんから(笑)
(未確認)の曲は まだ聴いてません。 
聞いた人はどうだったか教えてください。

一人で聞くと 結構怖いです(笑)




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売り場にて、、、

俺、2年前までスーツ屋さんだったんだだぁ。
これは 売場での体験。

4年位前かなぁ 都内の某店舗に勤務してたんだけどね、そこは ビルイン店舗で一階がスーツ屋で二階から上がマンションなのね。
ある日の朝 出社したら駐車場にパトカーがいっぱい止まってたんだ。
なんだなんだ? と思って見てみると マンションから飛び降り自殺があったらしいのよ。
なんでも、過労でノイローゼになったサラリーマンがスーツ姿のまま飛び降りたらしいのね。
それも 落ちたのが俺の店の裏口の真ん前なの(笑)
人の形にチョークが引かれててさ、朝の時点では もう死体は片付けられてたんだけど、即死だったみたい。


それからなんだよね、店に出るようになったの‥

ただ 姿は見えないんだよね。 強烈な気配を感じるの‥‥ 確実に誰かが居るんだ、売場の中に。
店の中をうろうろうろうろしてるんだよ。
そいつは 店の1番奥の礼服コーナーが1番お気に入りみたいで そこで気配を感じる事が多かった。
 幸いに部下はみんな霊感がないようで誰も何も言ってこなかったから、俺は誰にも言わず 一人で怯えてた(笑)

それから2、3ヵ月が経ち みんなも自殺があった事なんか忘れていた。俺は相変わらず気配に怯えていたんだけどね(笑)
そんな頃・・・
新しくパートを雇ったんだ。
真面目でおとなしいタイプの人だったんだけど、結構頭のいい方でね。仕事覚えるのも早かったんだ。
 その人がね、ある日 唐突に俺の所に来てね、こう切り出したんだ。
「私は、販売の仕事が好きです。そしてここの人たちもみんな優しいし、大好きです。
仕事も覚えてきたし、毎日来るのが楽しいんです。
でも、申し訳ないんですが辞めさせてください。」って。
 
俺としては寝耳に水な訳だ。
でもまぁ良くある事なんだよね、いわゆる家庭の事情ってやつね。仕事は好きなんだけど仕方なく…と。
そのパターンだと思ったんで俺はこう彼女に聞いたんだ。
「せっかく仕事も覚えて来たのにもったいないね。
なにか家の事情なの?」
 すると彼女は こう答えたんだ。
「信じてもらえるかわからないんですが、実は私 霊感が強いんです。
ここのお店、居ますよ」って。

俺はどんなのが居るのかと聞いてみたんだ。
彼女は当然自殺があったなんて事は知らないんだけど、びっくりするような事を言ってきた。

「礼服コーナーの所なんですけど、
いつもスーツ着た男の人がうずくまっているんです。
最初のうちはジッと礼服を見てるだけだったんですけど、
昨日 その男の人 私の方を向いてこっちにゆっくり向かって来るんです。
私、もう礼服コーナーには居たくないんです。いえ、このお店に居たくないんです。」って、涙ぐみながら言うんだよね。

俺は彼女の退社を認めた上で、彼女に自殺があった事を教えた。
やっぱり あの日の自殺者の霊がこの店には居るんだ。
その後も 俺は相変わらず気配は感じるもののスーツ姿の男を見る事はなかったんだ。

彼女が退社し半月位経った頃かな、
店が閉店したあとで 社員にロープレやってたのよ。
俺がお客さん役をやって社員がどうやってお勧めするか教育してたのね。
まぁ、閉店後だからさ 照明なんかも最小限にして売り場の一部だけ電気付けてやってたんだ。
 俺と社員が向かい合ってやってたんだけどね。
俺は壁側に居たんで社員を挟んで向こうは売り場なんだ。 電気消してるから 当然奥の方は薄暗いのよ。
 お客さん役をやりながら何となく売り場の方に目がいったんだ。
残ってたのは俺と社員だけだったんだけど、売り場の奥の方で いつものように気配がするんだ。
まぁ、いつものあいつだな とは思ってたんだけど、今日はいつもに増して強く気配を感じるんだ。
 気配といっても 向こうの方に人がいるような気が・・・みたいな漠然としたものじゃなくて、今は右の角に居る。あっ、スーツコーナーに移った。 てな具合に見えないんだけどハッキリとどこに居るのかわかる、そんな強烈な気配なんだよ。

 多分 今この日記を読んでくれてる人で、この感覚が分かってくれる人 少ないと思うんだよね。 見えないのになんで居るのがわかるんだ?と・・・
これね、文字で表現できない感覚なんだよね。
実際に体験してみないとわかんないんだよ。これって(笑)
とにかく 見えないけど明らかに居るんだわ、そいつ。

んでね、その気配がね、あっち行ったりそっち行ったりしながらだんだんと近づいて来るんだわ。
そんで、俺の 3、4メートル位の斜め前あたりで立ち止まったんだ。
販売員役の社員は全く気付かないらしく 黙々とセールストークをしゃべっているけど、俺は気配が気になって全然聞いてなかった。

すぐ近くで立ち止まったきり、気配はそこから動かなくなった。 見えないけど絶対にそこに居るんだ。
そしたら今度はその場所から もの凄い視線を感じたんだ。突き刺さるくらいの・・・
めっちゃめちゃ見られているのが分かった。

やだな やだな。 そう思いながらお客さん役をやっていた。
それからしばらく 気配はそこから動く事なく じっとこっちを見ている。

たまらず俺は社員に切り出した。
「よし、今日はこの辺で終わりにしよう。」

そう言った直後だった。
気配が動いた。 しかも サーッ ともの凄い速さで俺の方に向かって来たんだ。 ほんとに あっという間だった。
「こっちに来た!」 と思った時には もう気配は俺の目の前に来ていた。
「やばい!」 そう思った瞬間 気配は俺の中に入って来た。  正確には 俺の中を通り抜けて行ったんだ。

自分の中に 別の何かが入ってくる感覚ってわかる?
わかんないよね(笑)  俺も初体験だった。
 ズンっと 一瞬だけ体が重くなって その後 スッと軽くなるの・・・

気配が俺の体から抜けた瞬間 俺は全身の力が抜けて 目の前が真っ白になりその場で倒れた。

気が付くと俺は事務所の長テーブルの上に横になっていて 社員がそばで心配そうに俺を見ていた。

「店長、大丈夫ですか!」  社員のほっとしたような声が響いた。
意識は戻ったんだけど しばらく動けなかった。
体中がヒリヒリ痛むんだ。
ふっと時計に目をやると、さほど時間は経っていなかった。
社員に聞くと 事務所に横にして救急車を呼ぼうか考えてたら俺が目をさましたらしい。


次の日以降 やっぱり 店の中で あいつはうろうろしていた。
でも あの日以来 あいつは俺の中を通り抜ける事はなかった。

都内の某ビルイン型紳士服専門店。
ここには 今もあいつがうろうろしてるんだろう・・



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お知らせ

ダイスケワールドを御愛読頂きましてありがとうございますm(__)m

この度アメンバー限定で作品をUPしますので、ご案内致します。

ジャンルはズバリ!
「エロ怖い話」 です(笑)



先日、かなり親しい友人から かなり怖い体験談を かなり詳細に(笑)聞いたのですが 彼の職業柄 卑猥な表現が か・な・り 含まれており、 私の作品群とはカラーが違う為 ブログへの掲載を躊躇しておりました。

しかし! 作品にしてみると かなりおもしろい物に仕上がってしまい お蔵入りさせてしまうのは あまりにももったいないので  アメンバー限定で公開することにしました!


興味がある方はアメンバーになって頂き、新ジャンル 「エロ怖」を御堪能下さい(^O^)


なお、本家の 新作も着々とUPしていきますので、お知り合い等で 怖い話好きな方がいらっしゃいましたら 閲覧をお勧めくださいませ(^^)

今後とも ダイスケワールドを よろしくお願い致しますm(__)m

神様を見た男の話

**天使を見たことありますか? 外伝**

前回の天使の話ね、 俺 何人に話したのかなぁ?
かなりの人数に話をしたんだけど みんな信じてくれないんだよね。
ただ 一人だけ信じてくれた奴が居たんだ。
三年位前かなぁ 俺の部下だったんだけど K君っていうんだけどね。彼が こう言うんだ。
「店長、自分は天使って居ると思いますよ。」って。
嬉しかったねぇ(笑)
初めての理解者♪

「おお! K! 信じてくれるのか!」

Kの肩を叩きながら俺が言うと Kはこんな事を言ってきた。

「はい!店長!
天使も居ると思いますよ。 自分は神様を見た事ありますから!」

なんだそりゃ(笑)だよね。 面白そうだから聞いてみたんだ。
「神様ってどんなの?」

K君は嬉しそうに話しはじめた。


小学生の頃なんですけどね。
学校帰りに河原を歩いていたんですよ。
そしたら急に空がピンク色になったんですね。
で、なんだぁ? と思って空を見上げたら 光が放射状にさして来て、真っ白の着物を着たヒゲのおじいさんが 両手を広げながらゆっくりと空から降りて来たんですよ。 神様です!

だって(笑)
「K君、君のは それ、夢じゃねぇか?(笑)」って茶化してやった。

神様うんぬんよりも まず 空がピンク色になるっていうのがその時の俺の常識の中で理解できなかった。

神様おじいさんは 霊的な物として解釈は可能としても どうしてもピンクの空が理解できなかったんだ(笑)

K君も上司相手だから 反論はしてこなかったけどね。


それから時が過ぎ‥‥
去年の夏 北海道に行ってきたのね。 そん時に 阿寒湖に行ったのよ、マリモで有名な。
そこで見た夕日にびっくりしたんだ。
ピンクなんだよ、空が‥‥
回りの人達は 「キレイ」だの「素晴らしい」だの言ってたんだけど

俺が 思ったのは「K君に申し訳ない事をした」って事だった。
自分の無知を棚に上げて茶化したりしてしまった自分が恥ずかしくなったなぁ。

阿寒湖の空はホントにピンク色に染まってた‥‥
神様が降りて来てもおかしくない鮮やかなピンクだったなぁ

ちなみに 俺も神様は居ると思ってる派なんだ(笑)その話しは またそのうちね‥‥♪


※阿寒湖の写真載せとくね♪ 撮影者 俺(笑)

よく撮れてた(^O^)

怖い話 総本山 ダイスケワールド

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