両足の裏と尾骶骨からアンカーを降ろす。
コンセントプラグとアースのようだな、と思う。
右足・左足・尾骶骨の正三角形が地球のコアに繋がると四面体になる。
三面は二等辺三角形だ。
私は二等辺三角形を正三角形にして正四面体の関係を創り出す。
すると、地球がずっと近くに感じられる。
耳元で囁きが聞こえるかのように。
頭頂部から上方へ突き抜ける軸は剣のようだ。
鋭くどんどん伸びて行く。
私は切っ先とともに飛行する視点だ。
比較対象がないと、どこまで伸びているかわからない。
私はもう一つ、引きの視点を用意する。
私自身を、遠くから眺める視点だ。
地球のコアへのアンカーを確認し、天へ伸びる剣を大気圏まで突入させる。
金属の剣は長く伸びて不安定にたわむ。
直進したい。
直進する物質といえば・・・光だな。
私は剣を光に変える。
スピードが格段に増し、一気に宇宙空間だ。
光の線が通れるように小惑星をどけるがきりがない。
何にも邪魔されず直進するには・・・
私は光をニュートリノに変え物質も軽々通り抜け直進した。
「どこまでまっすぐゆけばいい?」
質問に対し即座に答えが返ってくる。
「直進し続ければいずれ地球のコアと繋がる。」
ああそうか。
地球をまっすぐ進めば一周してスタート地点に戻るのと同じで
宇宙空間も球体、もしくはトーラスなのだろう。
やがて線は、異次元空間に突入する。
植物の気孔のようなゲートを3回通る。
身体がガタっと揺れたのが分かる。
瞑想中の身体の動きは、自己調律だという。
バランスの崩れたところを身体が自分で直している。
今のは筋肉?骨格のズレ?
気孔は細胞のようだった。
細胞レベルの不調和が調整されたのだろうか。
突然、金属のゲートが見える。
ああ、知っている。
これは前に見た・・・
以前見たものよりも金属的で物質的だ、
と思ったら取っ手のようなものが見える。
開けろということ?
思った瞬間、私はもう向こう側にいた。
便利な世界だ。
金属のそれはぶら下がったティンシャの大型版のような形で、
私はその上に乗ってあたりを見渡す。
たくさんのティンシャがぶら下がっていて、
その下にたくさんの人が眠っていた。
「鳴らして人々を起こしてあげなさい。」
声に言われたが、ティンシャは二つをシンバルのように鳴らす楽器だ。
ぶら下がったたくさんをどうやって鳴らす?
マレットも持っていないし、拳で叩いても音は響かない。
自分の意思と関係なく、私は歌い出した。
そして理解する。
自分の声の振動と共鳴させて鳴らすんだ!
たくさんのティンシャを飛び回って、それぞれ別の周波数で私は歌う。
そのティンシャに乗れば、どの音を出せばいいか自然に分かった。
やがて人々は目覚めて歌いだす。
ティンシャが消え、全員でふわっと浮かんで上昇する。
それぞれの声でそれぞれの音階を歌い、
壮大な一つの音楽を作り出している。
ひとつのメロディを追いかけるようなメロディに続き、
伴奏となる音程やアクセントとなるメロディ、新しいメロディが織物のように編まれてゆく。
皆がそれぞれの音を聞き、
自分のタイミングを分かって共鳴し合っている。
美しいハーモニーに心を震わせ、目くばせしあって笑い合う。
なんて、
美しく
心地よく
楽しいんだろう。
このメロディを、
ずっと歌っていたい。
この音楽を、
ずっと聞いていたい。
それが叶わないならば、
ずっと覚えておきたい。
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獅子とは眠らない者の象徴。
起きたまま夢を見る者。
意識というものが主であり、肉体は意識に従うものであると知りなさい。
現在の地球人類は
意識が眠ったまま、肉体が主になって生きている。
本当は自分が誰なのか、
なぜ、地球に来たのかも思い出せない有様だ。
自分が誰なのか思い出すためには、夢の中においても客観的に自分を観察し、
360度の球体の視点を持って、多角的に物事をとらえてゆくことだ。
それが、目醒めた意識を継続させる秘訣でもあるのだよ。
夢の世界において、今まで存在しなかった発想や新しいビジョンを体験し、
その後、3次元に現象化される。
夢の世界と現実の世界が両輪になって、
人類は進化してゆくのだ。
「宇宙の羅針盤(下)/辻麻理子」より
Gが「夢」と表現しているものは意識の世界であり、
この本が書かれた2010年には眠ったときに夢として見ることが主流だった意識の世界を
今や覚醒したまま見る方法が山ほど溢れています。
そして、冒頭に書いたように自分の意思で形や物質を変化させ
知りたいことへの答えを意図して得ることもできるし
意図しなかった新しい情報もくれることがある。
新しい情報を、受け入れる社会体制…いや、意識体制?もしくは宇宙法則みたいなのが整ったのかな。
宇宙と繋がれる特別な誰かから教わるのではなく、個々が意識の内部から宇宙と繋がり直接情報を得なさいという、
それが
「眠らぬ獅子になる」ということ。
実際寝ないんじゃないですよ、
起きたまま、意識を保ったま、
夢を見るように別次元の情報を見れるようになるということですよ。
そうやって、新しい技術や情報やシステムをどんどん降ろす人々は
「自分と自分以外に区別はない」と腑に落ちている人々である必要がある。
新しい情報や技術を、私利私欲やくだらない争いに使うような、過去の失敗はもうしてられないから。
世界の為に情報や技術を使い
人々の衣食住を安定させて余裕が生まれたとき、
人々は「創造」に人生を向けることになる。
世界のレベルをはるかに上げることになる…。
冒頭の紫の文字は私が瞑想会で見たビジョンです。
これを公開することで他の方々も見える感覚が理解できるようになる、
つまり「共鳴する」のだ、と意識の中で教えてもらってます。
「自分の意思で意識のビジョンをコントロールする」
このやり方を教えてくれたのは過去の「火の鳥」のビジョンであり、
図形を使った視点の切り替え方法や視点を多角的に少しずつ増やす方法も、夢や変性意識状態で見たものと三次元で出会った情報と結びつけて理解できました。
振り返れば順を追った見事なカリキュラムだなぁと感心します。
意識の世界で見たこのカリキュラムを
私は3次元で再現してゆくことになりそうです。
「幾何学綿棒ワーク」開催決定。
残席1~2名様 満席御礼
プラトン立体を創りながらプラトン立体と世界との関係をマクロからミクロまで多次元的視点でお伝えします。
誘導瞑想つき。
ご本人に感じるビジョンを描き、メッセージと解説をお付けします。