主観(ビジョンの解釈)と多角的視点を考える・・・ | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 

今回長いです。

 

「藪の中」

ってご存知?

 

今ではことわざみたいに使われるけど、

今昔物語をベースにした、

芥川龍之介の小説のタイトルです。

 

ざっとあらすじを。

 

藪の中で男性の遺体が発見された。

殺人・強姦の疑いで

目撃者、遺体である男性の妻、

妻に惚れた別の男、

それぞれに事情聴取したものの

全員の話が食い違い、

真実がさっぱりわからない。

真実は藪の中・・・

 

っていうようなお話です。

 

私がこの話を知ったのは

「MISTY」という映画でした。

あらすじはこのままで、

煌びやかな衣装と豪華なキャスト

(天海祐希・豊川悦司・金城武)

あとミステリアスな雰囲気にドキドキしたのを覚えています。

”トカゲ”の入れ墨がキーとなるモチーフだったような・・・。

 

 

トカゲシンクロも続いているようですが

トップの絵はカメシンクロを感じて描いたものです。

 

カメって不思議ですね。

 

 

古代インドでは大地を支えているとか

 

浦島太郎を乗せたUFOだったとか

 

ヴィシュヌ神(ヒンドゥーの維持神)の化身だとか。

 

アメリカ先住民の神話では、

最初の女性が別の世界からこの世に落ちてきたとき、

ヒキガエルが水の中からとって来た泥を

大亀の背中に運んで

その泥が大地になって

最初の女性を支える土地となった・・・

 

んですってよ。

 

東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武・・・

の、玄武はカメですね。

霊獣とか四神とかいうやつです。

 

中国ではカメに乗ってる神様も多いみたいですね。

 

カメ=UFO=神=大地

 

そんなイメージかな。

 

 

さぁて。

最初の「藪の中」とどう繋がるのかっていうと・・・

 

 

前回の記事「許容範囲外を考える」

で、5種類のストーリーに出会った話を書きました。

 

ヒトは地球外生命体とサルのハイブリッドっていう話です。

 

その中に、

”地球外生命体の奴隷として働かせるためにヒトを創った”

というストーリーが2つもあってモヤっとしました。

 

すべては愛でできているとか

愛で世界を満たすとかどうのこうのって話と矛盾しません!?

 

と思ってね。

 

なので、神=地球外生命体という視点で

ざっと世界の神話を眺めてみました。

 

奴隷のことはさておき、

 

まあなんと、

半人半獣の神様の多いこと。

 

エジプトの神様はほとんど半人半獣ですね。

トト(トキ)・アヌビス(ジャッカル)・セクメト(ライオン)・セベク(ワニ)etc...

 

ヒンドゥー教の鳥の王ガルータは半人半鳥です。

有名なガネーシャはご存知の通り半人半ゾウですしね。

 

ヒト型の神様の息子が半獣型ってのも多いようです。

ガネーシャ(ゾウ)ってシヴァ神の息子なんですって。

オシリス(エジプトの冥界の神)の息子がホルス(タカ)らしいですし。

 

なんで?

 

神々=地球外生命体はサル以外にも色々と

遺伝子を混ぜてみたのかな。

 

もうひとつ考えたのは・・・

 

人間には理解できない容姿や能力を、

古代の人々は身近な動物のイメージで表現したのかな。

 

日本でも初代の天皇が龍っぽい容姿で表現された資料が残っているようです。

その説明として、

”理解を超えたエネルギーを異形の姿として捉えたのだろう”

とありました。

(出典は忘れましたが過去記事のどこかに書いたような・・・)

 

大地=カメ

 

というのは、大地(地球)の意識を感じ取り、

大きな生命体として理解したのではなかろうか。

(ヘビは円環もしくは球体の宇宙、それも生命体)

 

 

ヘビという記述はイコール龍だと思えるものがたくさんありました。

龍の姿を理解しきれず、実在して似ているヘビとして表現したのでは。

羽毛のあるヘビ「ケツァルコアトル」(アステカの神)とかね。

アフリカ神話の「虹の蛇」は虹色ウロコの白龍のことなのでは・・・。

バビロニアの神マルドゥクは犬+龍な容姿。

私が見る龍もお顔は犬っぽいですよ。

マルドゥクは人類を創生したんですってよ。

そういや龍はすべての生物の根源だって

草場さんがおっしゃってたなぁ。

※「草場一壽さんと龍の話」

 

そういや龍に「宇宙人かよっ!」

と突っ込んでみたときも否定しなかったなぁ。

※「恒星を伝って来た」

↑半年前のこの記事読み直したら

龍=地球外生命体説を支持します

って私すでに書いてましたわ!(笑)

 

・・・

 

 

私がビジョンで見るイメージは、

意味の塊を受け取って、

自分で映像と言葉に翻訳している

 

のだと思っています(って何度か書いていますが)。

 

だから、

 

自分の知識や理解の範囲外のことは受け取れないし

解釈した内容には自分の主観が入ってしまう

 

のだろうとも思っています。

 

 

私が出会った5種類のストーリーも、

”降りてきた” ”瞑想で見た” ”チャネリング”

などで得た情報のようですが

受け取った人の知識の範囲内で翻訳されたストーリーなのでしょう。

そして受け取った人の、主観がどうしても入ってしまっているのでしょう。

 

戦争を語る人の立場が違えば善悪が逆転しストーリーが変わるように

語り手の主観抜きに物事は語れない、ということは理解できますよね?

 

もしかすると、私がモヤっとした

”地球外生命体の奴隷として働かせるためにヒトを創った”

というストーリーで”奴隷”と解釈した人には

少し恐怖や先入観があったのかもしれない。

過去に見たSF映画とかのね。

 

 

いくら

信用できるから、

みんながスゴイと言うから、

自分が助けられたから

と言って

1人の人の言うことを鵜呑みにすることや

「AはBなのです!」と言い切ってしまうことに

私は恐怖を感じます。

そこが宗教とかスピリチュアルが怪しいと言われる所以なのだろうと。

 

神々=地球外生命体だ!と私は言い切れません。

そう考えると辻褄が合うことが多いからきっとそうだろうな、とは思います。

 

真実はほんと、藪の中なのです。

 

このスケッチは藪じゃないけど(笑)

中にあるものの全体像を知るには、

色んな窓から覗いてみないとね。

 

 

角度を変えて物事を見て考えること、

たくさんの情報を集めて多角的に捉えること、

重なりの多い部分を掘ってみること。

 

私はこれからもブレずにそのスタンスを保ちたいなぁと思います。

 

ほら、トップのカメの甲羅の絵は

同じ六角形に8本の線の組み合わせ。

でもすべて違う形。

基本は同じ、でも違う。

意味は同じ、捉え方が違う。

って話と結びつけるのはちょっと強引?(笑)

 

 

願わくば、自分で人類創生のビジョンを見たいなぁ。

 

もし、事実、ヒトは利用目的で創られたのだとしても、

人間が犬の血統をコントロールして

優秀な盲導犬や救助犬を訓練するようなイメージなのかもしれない。

 

”私たちを手伝って。

私たちを助けて。

その能力を貸しておくれ。

どうか共に生きよう。”

 

私たちが犬に抱く思いのように、

そこには愛がある、と思いたいなぁ。