現時点でチェンライ星見遠征の成果を暫定的に仕上げているところです。

 

 銀河:SQM21.3/可視光とSQM18.4 /近赤外比較としましたが、

 ① チェンライ遠征地(SQM21.3)でのUV/IRカットフィルターでの銀河撮影

 ② 自宅パタヤ(SQM18.4)でのIR640Proフィルターでの銀河撮影

 での比較を行っています。

 

 比較対象は

 りょうけん座 M51子持ち銀河

 おとめ座M104 ソンブレロ銀河

 

 撮影条件は、

 103APO+0.8RD(焦点距離560㎜)、ASI585MCPro、

 −10℃、gain0,60秒✕60枚(1時間) 

 

 パタヤでの今後の検討課題

 ・IR640Proフィルターで時間をかけてみる 1時間⇒2,3時間

 ・口径を上げて集光力を稼ぐ 103APO⇒140APO or EdegeHD800

 ・SV240 (ナローバンド+近赤外)フィルターを使ってみる

 

① フェイスオン銀河

 微細構造が見え、コントラストに加え色情報で細部を表現できる

 

 

②エッジオン銀河

 主として明暗のみなので、近赤外でも健闘する

 ちょっとピントが甘いかも?

 

 

 

   

 

 現時点でバリ島遠征の機材について、103APOかFRA400 か決めかねています。

 銀河でなくて星雲系までであればFRA400 やもうちょっと焦点距離の短めの機材でいいのかも,,,と。

 

 機材に合わせてスーツケースの大きさが変わりますが、103APOだと日ごろ日本とタイを往復している大型スーツケースになるかと思う反面、FRA400なら移動が簡単な小型スーツケースでもいいのかもと。

 

 小型スーツケースについては手元に古いものしかなく、いろいろ調べるとファスナーを開放することにより厚さで5センチ増厚できるタイプがあるようでこれを新規購入。

 この商品は内側の仕切りが簡素で仕切りを片寄せすれば赤道儀を底の方に片寄せできるのでいいかなとも。

 

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 併せてタイ国内でのバスを利用した星見旅行を念頭に大型のリュックサックを購入

 前回のチェンライ遠征に向けて中華製のリュックサックを購入したのですがいろいろと問題が出てきて、これを使うのは次回3月末遠征までかな,,。

 新規購入品は高さが80㎝なので長さ60センチの103APOは十分に入り、底面が40㎝✕48㎝なので現中華製よりもかなり大容量で、前回不足気味の緩衝材を心置きなく入れられる感じです。

 

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 現在これらは日本留守宅にありますが、大きな問題が発生。

 上掲リュックサックのコメントに「ドラゴンボーンテクノロジー」なるものがありますが、大容量を支えるためにリュックサックには補強材が入っているようで、あらためて調べると、製品サイズとして30㎝✕10㎝✕70㎝とあり、補強材が入っているのでこれを折りたたむことはできないようです。

 

 今回の日本帰国はANA系Air Japanを利用しますが、LCCなので預け荷物には1個当たり6000円ほどの別途料金が掛かります。

 航空券は確保済みで、予定としては日本で調達するスーツケースにすべて入れ込んで持ち帰ろうと預け荷物=1個としていました。

 リュックがスーツケースに入らないと、機内持ち込みにせざるを得ませんが、

 機内持ち込みの最大長は55㎝までのようです。1万円のリュックを6000円の預け費をかけて持ち帰るのもなあ、、、

 

 ということで逆転の発想。

 大型リュックの中に小型スーツケースを入れてみよう,,,

 無事に入ったようです。

 

 とはいえ、日本国内の移動では重たい荷物の詰まったスーツケースはゴロゴロ運ぶのがよろしいので、リュックに詰めるのは空港で,,,という段取り。

 

 

 

 今朝のPM2.5 の状況

 パタヤ自宅のベランダから見ると海上10㎞のラン島が見えるので上図の数字「38」はまあまあ妥当なのでしょう、、、

 

 対して前回遠征先のチェンライは120。

 また昨年3月4月の遠征先ホット、メーホンソンはともに100越え。健康被害が発生するレベル。

 現地にいるとそうは感じないのですが、時により星がボケる感じではありました。

 今の時期、タイ北部は大気汚染というか、野火の煙が充満。昨年のメーホンソンでは宿から山が焼けているのが見えていましたから,,,

 

 次回3月末の星見遠征場所を探しているところで、ともにラオス国境に近いチェンカンか、ウボン(ウボンラチャタニ)かなと思いつつ、旅程を練っているところです。

 ともに前回のチェンライ同様、パタヤのバスターミナルに夕方行って、夜行バスで一晩寝て翌朝目的地近くに到着するというもの。

 今朝の収穫はチェンカンでレンタルバイク屋を探せたこと。

 

 チェンカンはメコン川を望む川沿いの街で、前回訪れた時にはレンタルバイクを探すのに苦労して、壊れかけたバイクをやっと探せたという感じでした。前回はコロナ下だったかもしれません。現時点ではレンタル屋があるようで、バイクを借りて行動するというフォーマットが使えそうです。

 ちなみにチェンカンのPM2.5は29なので、これもよし。

 

 ただチェンカンは観光地なので、空の暗さSQM21.4程度(最良値は22.0)であり前回のチェンライ並み。ホテルはより取り見取り状態ですが、望遠鏡を設営できるような平地がある宿が少なく、選定に苦労しているところです。

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 ウボンはタイ東北部の大都市ウボンラチャタニーまで夜行バスで行って、そこからバイクで1時間程度移動するという行程。ウボンは大都市なのでレンタルバイク屋で困ることはなく、ターミナルの周りにレンタル屋が散在しています。

 ウボンで想定している宿。

   SQM21.88という平地では求める限り最高レベルの空の暗さ

 望遠鏡を広げる空き地もありそう。

 

 ただし問題は「未開な場所」なので、7-11がないこと。

 レストランで検索しても宿泊する宿が出てくる程度,,,半径20㎞程度の範囲で。

 

 

 

 チェンライでの成果を暫定処理

 ・ASIDeepStackでコンポジット、オートストレッチベース

 ・GraXpertでお手軽ボヤケ除去

 ・画像アプリで正方カット

 程度のもの。

 

撮影共通条件)

103APO+0.8RD(焦点距離560㎜) 

ZWO UV/IRカットフィルター

ASI585MCP -10℃冷却 Gain 0

ダークのみ減算

以下、60秒✕60枚(多少、追尾流れを削除しています) 

 

おとめ座 渦巻銀河 M61 距離6000万光年 セイファート銀河

かみのけ座 渦巻銀河 M64 セイファート銀河 1900万光年

オリオン座 M78 反射星雲

おおぐま座 渦巻銀河 M108 スターバースト銀河 4500万光年

おとめ座 棒渦巻銀河 NGC4535 5400万光年

 

 

 SNSで知りamazonで早速検索。

 月面の写真星図が新しく出たみたいですね。

 天文系の月刊雑誌を見ていれば発刊情報が得られたのでしょうが、小生、そういった情報に疎く、今日まで知りませんでした。

 

 私は同じ著者白尾氏の「月の地形 観察ガイド」はKindle版で所持していて、手軽さに満足していますが、より細かい地名をもちろん知りたいと思っています。

 でも結局は大きなクレータの名前が分かればいいだよな、、、とも。

 

 買うかどうか思案中,,,

 ・240ページ

 ・21.2 x 1.4 x 29.7 cm

  曰く大型本。

  電子書籍にしても使い勝手はかえって悪くなるんでしょうね、、、大型過ぎて。

  望遠鏡の傍らなら暗いところでもOKな電子書籍なんでしょうし,,,

 

 

 

 

    チェンライから戻り、昨日はバンコクに行きSONYサービスセンターに預けていたα1+200600Gの補修が完了したものを受取り。

 1.4倍テレコンは修復不能(補修費が新規購入を上回る)なので先ほどamazonでポチリ,,,次回日本帰国で持ち帰る予定。

 総額20万円越え。

 これで野鳥撮影にも出られるしお手軽月撮影もこれで行えるのでよしとしようか。

 

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 チェンライでの成果を暫定処理,,,ちょっと言い訳気味なのは

 ・ASIDeepStackでコンポジット、オートストレッチベース

 ・GraXpertでお手軽ボヤケ除去

 ・画像アプリで正方カット

 程度のものという意味。

 

撮影共通条件)

103APO+0.8RD(焦点距離560㎜) 

ZWO UV/IRカットフィルター

ASI585MCP -10℃冷却 Gain 0

ダークのみ減算

以下、60秒✕60枚(多少、追尾流れを削除しています) 

りょうけん座 渦巻銀河 M63 距離2700万光年
英名)Sunflower Galaxy ひまわり銀河

 口径10センチだから、、というのは言い訳で、10センチでここまで写ればいいんじゃないでしょうか

 りょうけん座 渦巻銀河 M106 距離2500万光年

 やっぱりカラーカメラ+UV/IRカットフィルターだから細部構造が見えますね

 モノクロだとこれが判然としないのでしょうね

おおぐま座 棒渦巻銀河 M109 NGC 3992 距離5500万光年
 バルジ(中央部分の光り輝く場所)から棒状構造が伸び、その先端から渦が時計回りに出ています。
 M番号109,,,M(メシエ)天体は110が打ち止めであり、非常に見にくい天体ではあります

りゅう座 渦巻銀河 NGC5907 距離5000万光年
細部構造がよく見えています

 たった10センチ口径で写した写真ですが、Wikipediaの見出し写真と比べてもそれほど見劣りしない,,,というのはいささかひいき目ですけども。

 

 パタヤはここ数日曇りから雨の予報

 一旦1/9に晴れ間があって、その後長い雨の期間に,,,

 気が付けば大マゼランをパタヤで見るのはここ半月程度となっています

 上はステラリウムの画像で、日没後午後7時の段階で大マゼランが南中しています

 

 パタヤでの南中高度は7度前後なので、この南中時点でないと観望はほぼ不可能であり、日が経てば経つほど早い時間帯に子午線を超えるので、ここ半月ぐらいで見納めになります。

 

 大マゼランの楕円の中に□が見えるのがタランチュラ星雲、30 Doradus Nebula

 タランチュラ星雲は大きな星雲で、中心部の散開星団NGC2070で導入するのがいいようです。ちなみにCaldwell103はタランチュラ全体を示すようです。

 パタヤ自宅からだと、真南を挟んで2棟のコンドミニアムが立っていて、その間を通過する大マゼラン/タランチュラを狙うわけですが、オートガイダーで見ているとビルが視野に入るとガイダーが制御不能になるようで、主鏡筒では視野に収まっているものの、写真を撮ると星が流れる状況になります。

 

 写真は執筆時点のもの、ついに雨が降り始めました。

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 ということでミニ遠征をしようかと。

 狙うのは当面はタランチュラ星雲。

 前回の星見遠征で使った103APO-0.8RD+ASI585MCPの画角です。

 

 この機材の荷姿はチェンライ遠征と同じものでよく、わたしのYAMAHAスクータに載せればちょっとした遠征はOK。

 

 タランチュラ星雲は輝線星雲なので、新入手のオプトロン L-Ultimateで写せるものと思っています,,,なお昨シーズンはQBPⅢでおぼろげながら姿を捉えています。

 

 可能なら近赤外で大マゼラン雲本体も,,,とは思っています

 ミニ遠征,,,といってパタヤ市内で、バイクで5.1㎞ 移動時間16分

 海に突き出す突端で南中方向は海であり、真南方向に大きな光源なし。

 

 以前、ISSの太陽面通過でロケハンしており、バイクは駐車場に置き50mほど移動したところが突端。

 全体的にコンクリートで舗装されているので、広場に多少の人工灯はあるにして光源を避ける位置にセッティングは可能と思われます。

 

 ともあれ晴れなければだめなんですけども。

 

 

 

 

 

 

 

 

 復路のバス乗車時間は17時間でした。

 便によって途中停車のバスターミナル数が違うことを失念していました。

 

 他の便よりも2時間以上前にチェンライを出発したのに、パタヤ到着はほぼ同着か遅くなっている惨憺たる状況。長い車中だったので、次回3月末新月でも星見遠征をおこなうことを前提に、今回遠征についていろいろと反省。

 

① バイクの機種により荷物運搬が難しい荷姿

② 電源が途中で切れたこと

③ 次回の観望対象を何にするか、そして鏡筒は?

④ 次回観望地の選定(遠征方向、ホテルに求めるもの)

 

 まずは当然のことながら③から。

 今回の困難の源は103APOを持ち出したことですが、ではFRA400 なのか?

 FRA400 にすれば軽量化できるので①は自然消滅。

 またSA-GTiが使用可能となり②も無問題。

 

 ただし観望対象を考えるに、次期3月末遠征はやはり「春の銀河」なのだろうという結論になりました。

 銀河となればFRA400 だと力不足なので103APOとなり、103APO前提に他項目を今後考えていくことにします。

 

 ①ですが、銀河&103APOとすることでまずは「不要なもの」は持って行かない。

  前回遠征で不要だったものと銀河に特定することで不要なもの。

 ・折りたたみイス

 ・0.6倍レデューサー(撮影方針により0.8倍レデューサーも)

 ・ASI2600MCPとASI183MCP

 

  一方で増えそうなもの

 ・追加バッテリー

 ・電源コード

 

  このうち折りたたみイスは主鏡筒や三脚を納めるリュックの約1/3を占めます。

  イスの減ったスペースにスーツケースの荷物を動かせないか、、、

   二つ並べて、手前が次回は持って行かない折りたたみイス

 奥が長さ60センチの三脚ケースΦ18センチです。

 三脚ケースの中にバッテリー4つ、レデューサー、その他雑品を入れています

 大きさ的にほぼ同じであり、前回背中に背負った鏡筒を入れたリュックサックの中にイスの代わりに入れても運べそうです。

 

 赤道儀はAM5用のバッグに入れて遠征時に持ち歩きます。

 結局、下の小型スーツケースが上に載った赤道儀バッグに替わったことになります

 随分と小型かつ軽量になりました、、、もちろんその代わりにリュックは重くなります

 

 次回星見遠征に向けて、

 ① バイクの機種により荷物運搬が難しい荷姿

 ③ 次回の観望対象を何にするか、そして鏡筒は?

 は解決というか決まったという状況です。

 

 

 

 

 当然、天体カメラは非冷却カメラから始めました、、、NeptuneCⅡです。

 買ったはいいけどもヂワヂワノイズを見て、こりゃいかん,,,

 

 結局、非冷却は月とか太陽に使うくらいで、長時間露光する銀河とか星雲系に使うことはありませんでした。

 頭の片隅に、パタヤは熱帯だから温度ノイズが日本より過剰に発生しそうだと恐れおののいていたこともあります。

 

 今ではダークをごく普通に撮りますが、冷却カメラなのと基本−10℃冷却しますので転用できますので。

 

 現時点で近赤外に強い冷却カメラと赤外線パスフィルターで銀河を撮っていますが、銀河を拡大するために非冷却の惑星カメラを使おうと考えていて、となると非冷却でのダークが必須となります。

 

 ということで今晩は輝線星雲を相手として惑星カメラで撮り、同時にダークも撮って写真を仕上げようと思います。

 

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  BK150750+サイトロンジャパン0.7倍レデューサー

 オプトロン L-Ultimate+ASI662MC

   一コマ60秒共通 ダーク減算

 とりあえずダークは撮りました

 ピントもだいたいあって、恒星で最終調整しようと空に向けていますが、自動導入できません。

 

 ちょうどカノープスが子午線を越えたので導入してマスクでピントを合わせたいのですが導入できず。画面には1-2個の恒星があり、ピントは合っているはず。

 カノープスの下あたりに大マゼラン雲のタランチュラ星雲があるはずなので、惑星カメラで視野を絞って狙いたかったのですけれども。 

 

 明日はバンコクに鳥用超望遠レンズを受取りに行くので、今晩はこれまでかな?

 チェンライ星見遠征で、昼間ヒマだったのでスマ望を買うのはどうか,,,と気の迷いが生じていろいろ調べました。

 

 お手軽観望ができることは理解していても、一歩進んだところまで行けるのか,,,特に高倍率側で,,,が私の関心事でした。

 チェンライへは銀河を撮りに行ったようなものですので。

 Youtubeを見ているとM51を題材にした比較動画がありました。

 当たり前といえば当たり前なのですが、

 ・S30 は口径30㎜、S50は口径50㎜であり、M51 の精緻さはS50の圧勝

  集光率でいえば2.8倍、S50の方が勝りますので。

 

 私の手持ち機材としてはFRA400 +SA-GTiが対抗馬としてはあり、カメラのセンサーサイズも選べますし、S50と比べても集光率は2.1倍になります。 

 また旅先で銀河を撮ろうとすれば当然のこと、より大口径を選択することになります。 

 これは前回チェンライ遠征で撮影した露光1時間のM51。

 当然のこと、S50 やS30と比較する必要もないし、意味もないことなのですが、旅先の手持ち機材として103APOが使えるのなら、それでいいんじゃない,,,と。

 

 実は広角側については次回5月の日本帰国で135㎜F2.0レンズを持ち帰る予定で、これに取りつけるアダプタ/フィルタドロワーもあり冷却カメラ支持架台もあり、これをSA-GTiにつければいいだけになっています。

 カメラも手持ち冷却カメラを使い分ければ、一番サイズの小さな585でS30のモザイクモード2倍と画角的にほぼ同程度。533なり183など順次センサーの大きなカメラに付け替えれば、より広い画角も得られます。

 

 と考えるようになり、スマ望を少なくとも次期帰国で持ち帰ることはないだろうなと一人で納得。

 

 ちなみに以下はSNSで拾った記事。

 中国製品の闇を覗いたような気がします