こんにちは、加古川明石不登校専門・魔法を科学する人生再生カウンセラー、いなまつゆかです。
こころに、いい影響を与える言葉とイメージを、魔法としてお伝えしています。
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子どもがうまく人とコミュニケーションがとれない。
学校に行けずに、うつうつとしている。
子どもがかわいそうに思えてならないとき、ありませんか?
つらいですね。
どうしたらいいのでしょうか?
「そうとは限らない」と言ってあげましょう。
NHKスペシャル「自閉症の君が教えてくれたこと」を観ました。
自閉症を抱える作家、東田直樹さんのドキュメンタリーです。
東田さんは、文字盤を押さえることにより、自分の思いを話すことができます。
そのみずみずしい感性と、すぐれた知性に、正直驚きを覚えました。
思い浮かんだのは、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」第7話の平匡さんの、
「自分は決めつけられるのが嫌なのに、どうして人は偏見を持ってしまうのでしょう」というセリフでした。
平匡さんが、同僚の沼田さんのことを、「男目線と女目線の両方を持っているというか・・・」と話したときに、
同じく同僚の風見さんに、「ゲイだからとかじゃなくて、沼田さんは単に沼田さんなんですよ」と言われたときのセリフです。
「自閉症の君が教えてくれたこと」では、東田さんが認知症を患っている祖母のことを不幸なのではないかと思ってしまいます。
でも、そうではなかったと知るようになります。
東田さんの本を訳し、世界に広めた作家のデヴィッド・ミッチェルさんは、10歳になる自分の子どもが自閉症を抱えていて、友達がいないことを心配します。
東田さんには友達がいないけれど、そういう自分は不幸に見えるかと聞かれて、しあわせそうに見えると答えます。
かわいそうだと思うのは勘違いだと言われ、
ミッチェルさんは、子どもではなく、自分の問題だったと考え直します。
障がいがあることや友達がいないことが不幸。
学校に行けずにつらいことがかわいそう。
重度の自閉症の人は、何もわからない。
自閉症の人は、みんな東田さんと同じだ。
わたしたちは、偏見を持たずにいられないのです。
それは、きっと、「〜はこういうもの」という、なんらかの形におさまらないと、
自分のこころが安定しないから。
知らず知らずに偏見を持ってしまうことは、傷つけることかもしれないけれど、
どうにもならないことで、そこから始めることが大切なのではないでしょうか。
偏見を持っているかもしれないことを認め、自覚し、
だからこそ、相手の話をよくきいて、理解しようとする。
理解することで、自分が持っている偏見に気づき、思い直す。
「そうとは限らない」と言ってみる。
「本当にそうなのか」と聴いてみる。
この繰り返しが愛ある行動なのです。
こころの省エネをして、理解しようとしないで、決めつけるのは楽だけれど、本当には楽しくありません。
決めつける相手と、つながろうとは思わないからです。
決めつける人は、孤独な人です。
自分の中にある、たくさんの偏見を少しずつ、取り払うことで、
「いろいろ違うけど、同じ人間なんだ」と思えます。
そうして、つながりができて、自分が孤独から救われるのです。
伝えたいという思い。
知りたい、理解したいという思い。
その2つがあれば、困難を乗り越えて、通じ合えるときがやってきます。
全部は理解できなくても、つながろうとすることはできます。
その日を思い、「よかったよかった」と唱えましょう。
自分の子どものことをかわいそうだと思えてならないときは、
「そうとは限らない」と言ってあげましょう。
読んでくださって、ありがとうございました。
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