パーソナリティー障害10タイプ②(シゾイドパーソナリティー障害) | Life journey~旅する人生の在り方~

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「幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない」(ロイ・M・グッドマン)
その時その時の「旅する人生の在り方」を整えていくことが大切です。「在り方」を整え、抱えている問題を一緒に解決していきましょう。

パーソナリティー障害10タイプの内の

「2つ目」の紹介になります。

 

 

☆パーソナリティー障害関連記事☆

 

 

 

 

 

 

 

◇A群パーソナリティー障害

(奇妙で風変わりなタイプ)

 

・シゾイドパーソナリティー障害

    /スキゾイドパーソナリティー障害

 

 

DSM-5によりますと次の項目の4つ以上に当てはまることで

診断される可能性があります。

 

1.家族の一員であることを含めて、

 親密な関係をもちたいと思わない、

 またはそれを楽しいと感じない。

 

2.ほとんどいつも孤立した行動を選択する。

 

3.他人と性体験をもつことに対する興味が、

 もしあったとしても、少ししかない。

 

4.喜びを感じられるような活動が、

 もしあったとしても、少ししかない。

 

5.第一度親族(親、兄弟、子ども)以外には、

 親しい友人または信頼できる友人がいない。

 

6.他人の賞賛や批判に対して無関心に見える。

 

7.感情的な様子を見せず、常に冷淡な状態を示す。

 

☆ここでは、診断に関わる他の条件は割愛しており、

分かりやすく言葉を変えている箇所もあります。

 

☆上記に多く当てはまったと感じたからといって、

単純に診断されるものではありません。

 

 

シゾイドパーソナリティー障害の人の特徴として

「他の人への関心が薄い」

「自分一人だけの世界にこもる」

「一人だけでいることに満足している」

というものが挙げられます。

 

もっと内面を見ていくと

「自分の世界は決して他人には侵されたくないもの」

と言うことができるでしょう。

 

 

また、上記の項目7に

「感情的な様子を見せず」とありますが

「感情が欠けている」ということではありません。

 

豊な感性で、ある特定の分野で活躍する人も

いらっしゃいます。

 

 

このように見ていくと

「本人が満足しているのだから大丈夫ではないか?」

という思いを一瞬お持ちになるかもしれませんが

この社会は、一人きりで生きていくには

困難が生じてしまうことがある、ということは

周知のことではないでしょうか。

 

 

生活を営んでいくには

人との関わりは不可欠となります。

 

 

学校や職場、地域などで、どうしても

人と密に関わらなければならない場面があり得ます。

 

そういった場面で孤立し

コミュニケーションが上手く取れないことが要因で

大きなストレスが掛かり

心と身体のバランスを崩すことがあります。

 

それをきっかけとして

「うつ病」を併発してしまうケースもあるでしょう。

 

 

 

シゾイドパーソナリティー障害の「支援」を考える時

やはり、その疾患の特徴や本人の気持ちを

「よく理解しよう」とすることが前提となります。

 

その上で、本人の困り感に寄り添った解決方法

少しずつ本人と一緒に考えていくこととなるでしょう。

 

「その人のペースがある」

ということを念頭に置いて

 

周囲の人たちとの距離を

無理矢理に近づけようとするのではなく

本人の歩みに沿った支援が必要になります。

 

 

 

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