パーソナリティー障害10タイプ①(妄想性パーソナリティー障害) | Life journey~旅する人生の在り方~

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「幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない」(ロイ・M・グッドマン)
その時その時の「旅する人生の在り方」を整えていくことが大切です。「在り方」を整え、抱えている問題を一緒に解決していきましょう。

パーソナリティー障害の10タイプについて

少し細かくみていきましょう。

 

 

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◇A群パーソナリティー障害

(奇妙で風変わりなタイプ)

 

・猜疑性パーソナリティー障害

    /妄想性パーソナリティー障害

 

DSM-5によりますと次の項目の4つ以上に当てはまることで

診断される可能性があります。

 

1.十分な根拠もないのに、他人が自分を利用する、

 危害を与える、またはだますという疑いをもつ。

 

2.友人または仲間の誠実さや信頼を不当に疑い、

 それに心を奪われている。

 

3.情報が自分に不利に用いられるという根拠のない

 恐れのために、他人に秘密を打ち明けたがらない。

 

4.悪意のない言葉や出来事の中に、自分をけなす、

 または脅す意味が隠されていると読む。

 

5.恨みをいだき続ける(つまり、侮辱されたこと、

 傷つけられたこと、または軽蔑されたことを許さない)。

 

6.自分の性格または評判に対して他人には

 わからないような攻撃を感じ取り、すぐに怒って

 反応する、または逆襲する。

 

7.配偶者または性的伴侶の貞節に対して

 繰り返し道理に合わない疑念をもつ。

 

 

ここでは、診断に関わる他の条件は割愛しています。

上記に多く当てはまったと感じたからといって、

単純に診断されるものではありません。

 

「妄想性パーソナリティー障害」という名前や

上記の項目を読んでいくと分かるように

 

異常な疑い深さ、が表れてきます。

 

「だまされているのではないか。」

「別の目的があるのではないか。」

「脅されているのではないか。」

「浮気されているのではないか。」

 

猜疑心がどんどん膨らんでいき

それによって、周囲の人たちに攻撃的になってしまうことも

多くあることです。

 

周りの人たちも困惑し、当の本人も不安から

常に「緊張状態」にいることで辛さを味わうことになります。

 

ですので

本人との信頼関係を築き、本人の緊張や不安を

和らげてあげることがとても大切になってきます。

 

それには、頭からの否定、非難、をしないことが

まずポイントとなってきます。

 

もちろん、事実と違うことを主張されると

周囲の人たちも反発し、反論をするでしょう。

 

ただ、周囲の人たちが感情的になり

本人の考えを力で押さえつけようとすると

逆に「頑な」となり、より問題の糸が絡まってしまうでしょう。

 

どんどん妄想に巻き込まれていきます。

 

 

 

本人は、とても不安で、辛い気持ちで溢れているのです。

 

冷静さ、中立さ、が保たれる様な距離感をもちつつ、

本人の気持ちに寄り添い、他の視点の可能性を

柔らかく伝えていくスタンスが必要になってきます。

 

 

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