パーソナリティー障害は
DSM-5(米国精神医学会の診断基準)によりますと
3グループ・10タイプに分類されています。
◇A群パーソナリティー障害
(奇妙で風変わりなタイプ)
自ら人とコミュニケーションを取ろうとしなかったり
変わった人と見られやすい傾向があります。
本人に問題意識がない場合が多くあります。
・猜疑性パーソナリティー障害
/妄想性パーソナリティー障害
・シゾイドパーソナリティー障害
/スキゾイドパーソナリティー障害
・統合失調型パーソナリティー障害
◇B群パーソナリティー障害
(演技的、情緒的で移り気なグループ)
感情の起伏が激しく
周囲を巻き込んでしまうトラブルが多く見られます。
大げさに振る舞い、注意を引こうとすることもあり、
ルールを破り、攻撃性を表す人もいます。
・反社会性パーソナリティー障害
・境界性パーソナリティー障害
・演技性パーソナリティー障害
・自己愛性パーソナリティー障害
◇C群パーソナリティー障害
(不安で内向的なタイプ)
自信がなく、問題を避ける傾向があります。
依存性が強く、誰かに頼らないと自分一人では
立っていられないような人もいます。
また、強いこだわりのために
社会生活に支障をきたすことも。
・回避性パーソナリティー障害
・依存性パーソナリティー障害
・強迫性パーソナリティー障害
以上のように
パーソナリー障害の分類を示しましたが
パーソナリティー障害の分類に
ピタッと当てはまる場合ばかりではありません。
複数の分類にまたがった特徴をもち
合併することもあり得るのです。
また
ほかの精神疾患を合併してしまうケースもあり
その場合、問題を引き起こす可能性は
高まってしまうのです。
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