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shiratsuyuのひとことがたり

宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

今頃になってしまいましたが、もう1週間以上前に観劇した東京宝塚劇場雪組公演『夢介千両みやげ/Sensational!』のブログアップですガーン

 

あまりインパクトがなくて内容も忘れてしまっていますしょんぼり

 

今更ですが備忘録として書いておきたいと思います。

 

席がA席2階7列目でした。

 

この7列目なのですが、A席としては一番前列になります。ですが私のように背が低いと、目の高さのところにバーが当たり銀橋のジェンヌさんが全然見えないのですえーん

 

人の頭は気にしなくていいのですが、肝心のいいところのジェンヌさんが見えないという残念な席と言えます滝汗

 

S席で申し込めばいいじゃないと言えますが、S席はS席で人の頭で左右されるし、上手くいかないものですねショボーン

 

見えにくいなぁと思いながらの観劇だったこともあり、すごく印象の薄いものになってしまいました。

 

お芝居の方は可も無く不可もなくだったでしょうか。「明るい時代劇」を作られたようですが、私的にはそれほど楽しい内容ではないように感じました。

 

ショーは和希そらさんが体いっぱいに踊ってらっしゃって素晴らしいなと思いました。

 

雪組でいつも目が行っていた彩みちるちゃん彩海せらちゃんがいないのはとても寂しく感じました。

 

2人そろって月組に来られたのは嬉しい限りですがチョキラブラブラブラブラブラブ

 

 

2年ぶりの緊急事態宣言の無かったゴールデンウイークを楽しまれましたでしょうか?観光地はどこもすごい人出でしたね。今後のコロナ感染者数が心配ですが、このまま突き進んでいくのでしょう。

今日のお昼のニュースで北朝鮮で初のコロナ感染者が出たと言っていました。これには驚きましたガーン今まで感染者が出なかったというのがかえってうすら寒く感じてしまいます驚き

 

4月に読んだ本のアップです本

 

16)白蔵盈太著『あの日松の廊下で』

あの忠臣蔵の話がこんなに共感して読める日が来るとは思いませんでした。と言って、これは忠臣蔵の物語ではありません。

松の廊下刃傷事件の目撃者であり、「殿中でござる」と浅野内匠頭を抱きかかえた、江戸城大奥の警備と雑用を担当する旗本梶川与惣兵衛(かじかわよそべえ)の目から見た松の廊下の話。

吉良上野介と浅野内匠頭と共に勅使奉答の儀式に関わっていた与惣兵衛。どうして内匠頭が吉良に切りかかったのかを与惣兵衛の視点から書かれることですごく納得できる物語になっていた。

浅野内匠頭は親しみやすい人情を重んじる懐の深い大名であり、吉良上野介は真面目一徹で私利私欲の無い高潔な人とする、与惣兵衛の人物の捉え方の物語にすごく共感した。

やっと吉良上野介が報われたような気がして嬉しかったです。

ちなみに私が忠臣蔵を嫌いなのは吉良上野介を悪役にしすぎるからです。

 

17)森沢明夫著『海を抱いたビー玉』

昔懐かしいボンネットバス。

捨てられていたボンネットバスがレストア(修理復元すること)職人さんによって甦り活躍するという本当にあったことがステキな物語りになりました。

瀬戸内海の大三島で実際に運行していたボンネットバスが、運行停止になり廃車となりました。その後ゴミ同様の扱いをされボロボロになりますが、一人のクラシックカーマニアに救われ、レストアされ博物館に展示されることに。そして大震災に見舞われた新潟県山古志村で震災で心の折れた大人や子供のため活躍するという物語。

物語は人々の活躍とボンネットバスの独り言と、そしてバスの中に落ちていた青いビー玉がいいアクセントになり展開していきます。

とても温かな物語でした。

森沢明夫作品をこの頃よく読むようになりました。どの作品も温かくてジーンとしてしまうものが多く次々読みたくなります。

そして嬉しいのは地元千葉県船橋市ご出身だということです。

 

18)原田マハ著『ギフト』

20話のショートショートと1話の短編からなる作品集。

カバーと物語と物語の間に描かれた尾柳佳枝さんのパステルカラーの水彩画(?)が優しくて温かくて素敵だった。内容より挿画の方を楽しみに読んでしまいました。

“慌ただしい日常の中に潜む小さな幸せを描き出す心温まる物語(ギフト)”と書かれたカバー背の言葉通りでした。

 

19)森沢明夫著『ライアの祈り』

「縄文時代」の言葉に惹かれてまた森沢明夫作品を読みました。

八戸で眼鏡店の店長をしてるバツイチ大森桃子の物語と、縄文時代の少女ライアの物語が交差しながら紡がれていきます。

桃子は眼鏡店のバイト桜ちゃんに強引に誘われ、人数合わせ要員として参加した合コンで、風采のあがらない考古学者クマゴロウさんと出会う。クマゴロウさんから誘われて発掘作業に参加したことから縄文時代に関心を持ちクマゴロウさんにも興味を持つ。しかし桃子には離婚の際に持ったトラウマがあり心を開くことができない。

一方、縄文少女ライアは巨大イノシシとの格闘で大けがをし、シャーマンとしてムラの人々の幸せを祈る立場として生きていくことになった。

縄文時代を物語にするのはとても難しいことだと思いますが、とても素敵な物語に仕上がっていました。私の好きな縄文時代をこんな素晴らしい物語にしてくださってありがとうと言いたいです。

森沢明夫さんは縄文時代が大好きなんですね。あとがきに“縄文時代は平和で人々が助け合いながら「幸せ」に生活していた時代で、弥生時代からは水耕栽培がはじまったことで土地や水利を奪うようになり殺し合いもはじまった。縄文人が願ったのが「幸福」だとしたら弥生以降の人が願ったのは「裕福」だ。”と書いておられました。

その通りだと思います。感動しました。個人的な「裕福」を追い求めた結果が戦争ですよねムキー

 

20)宇山佳佑著『君にささやかな奇蹟を』

絵本作家をあきらめた阿部伊吹(あべいぶき)は、人材派遣会社から紹介でトップクラスの売上を誇る三枝屋百貨店の販売員となる。

ある日社長に呼び出され「サンタクロースと結婚しないか」と言われる。

日本にあるという聖ニコラウスの血統を継いだ「サンタクロース家」!

108代目のサンタクロース(明日真・ニコラオス・聖也)に会うことになった伊吹。そして伊吹に惚れこんだサンタクロース。しかし、伊吹にはサンタクロースに対するトラウマがあり受け入れられない。

伊吹の高校時代の友人野江小雪とサンタクロース家の戸中井(トナカイ)・曽利(ソリ)・神宮ベル(ジングーベル)の執事たちがとても頼りになり頼もしくて楽しい。

笑いながら泣けるハッピーエンドの物語。軽いとバカにされそうですが幸せを感じさせる物語ほど素敵なものはないと言いたいですね。

 

21)山本甲士著『迷犬マジック』

ちょっと冴えない日々を送る4人のもとに、何故か突然現れた迷い犬(首輪に「マジック」と書かれていた)。

飼い主を捜す間、めんどうをみることにした4人に訪れたものは?

:古稀を過ぎた七山高生。この頃のもの忘れっぽさを長男から認知症を疑われる始末。マジックが来たことで近所の人との会話が増え、その上監禁女性を救い出すという大活躍も!

夏:津軽三味線で聴者の希望の曲を演奏する路上ライブをしている自称サムライミュージシャン屋形将騎。マジックとのサムライトークが受け、それがプロ活動につながることに!

秋:親の店を継いだが客足がイマイチの理髪店「カットハウスいわや」の岩屋充。メタボで独身中年。マジックの散歩中に知り合った女性からイージートレーニング講座に誘われ受講することに!規則正しい食事と体を動かす事で見も心も変化していく。知り合った女性ともいい関係に!

冬:他人と会いたくない、話したくない気持ちで祖母が住んでいた空き店舗で一人暮らしを始めた鷹取苺。そこにマジックが住み着くことに。ふさふさのマジックの毛に癒される苺。マジックの飼い主を捜すことに一生懸命になる苺は自分のやりたいことをやるのが私だと気づくことに!

「マジック」が、それぞれの一時飼い主に起こすマジックに心が和む。

それぞれの物語に前作の主人公とつながりがあってそれも楽しく読めた。本当に“ワンダフル・ストーリー”でした!

 

私はPCでアメーバブログを見ているのですが、最近画面下からポップアップの広告が出てくるのです。いちいち×で消すのがめんどくさくてアメーバのホームに“広告を外す”と出ていたので見てみましたら、ナント月額1027円も必要だと出ていました。

ビックリ!いちいち×しますガーン

 

昨日、豊島区のあうるすぽっとで『星の王子さま』観てきました。

 

あっきょん(亜聖樹)さんご出演

 

サン=テグジュペリ作『星の王子さま』の音楽劇

 

主演の王子さまに関西ジャニーズ(この表現でいいのか?ジャニーズもこの頃全然知らなくてうーん)の河下楽さん。

 

パイロットが山本一慶さん。

 

薔薇・ヘビ・キツネは、みっちゃん(北翔海莉)さん。

 

自惚れ屋・実業家・地理学者・販売員は、たそ(天真みちる)ちゃん。

 

王様・酔っぱらい・点灯人・鉄道員は、あっきょんさん。

 

そしてピアノの演奏を受け持つピアニスト宮川知子(みやがわちこ)さん。

 

舞台の上にピアノがあり、宮川さんの演奏に魅せられながらお芝居と歌を楽しめた素敵な音楽劇でした。

 

ジャニーズの人が出るのか!客席はうるさいのか!とちょっと懸念を持って出かけました。

ジャニーズファンの方々ごめんなさい<m(__)m>

とても静かな鑑賞態度でマナーが守られていると思えました(東京宝塚劇場の方がよっぽどおしゃべりがやかましいです)。

 

宝塚OGが3名出演するこの公演。それぞれ実力者で芝居・歌共に見応え聞き応えがありました。すごく良かったです。

 

みっちゃんはさすがのお芝居に歌声。言うことがありませんニコニコ

 

宝塚ご卒業後初めて拝見したたそちゃん。タンバリン芸もご披露されて楽しさ満載でしたルンルン

 

そしてわがあっきょんさん。癒しのその歌声。聴く度にもっともっと聴きたくなる深くて優しくて心に染みいる歌唱。聴けて嬉しかったです。もちろんお芝居も七色の声で素晴らしい飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

 

可愛い王子さまにカッコいいパイロット、に加えての実力者宝塚OGキラキラ

楽しくないはずがないチョキ

 

積み木のセットの斬新さも素敵な舞台を演出していました拍手

 

楽しく心温まる音楽劇を堪能させていただきましたラブラブ音譜ラブラブ音譜クラッカー

 

 

 

4月ももう12日になっていました。

桜の満開も過ぎました。新しいタイプのオミクロン株コロナが見つかって、全然感染者が減らないのに感染者数を聞いても驚かなくなりました。一方ウクライナの戦死者数は増え続けるばかり、プーチンをどうにかするなんて無理な話なのかな?

 

3月に読んだ本のアップです本

 

11)森沢明夫著『ぷくぷく』

ボクは琉金のユキ。夏祭りの金魚すくいでイズミに無理やりすくわれ、イズミの家に連れてこられ、金魚鉢に入れられ窓に置かれ、イズミと共に生活することになったんだ。

イズミの生活を見守り幸せを祈るのがボクの生きがい。

イズミが落ち込んでいるとボクまで悲しくなる。

イズミに好きな人ができたみたいなんだけど、イズミには心と体にひとに言えない秘密があるみたい?

ぷく・・とでしか感情表現のできない金魚のユキちゃんがとても可愛い。

イズミもユキちゃんも幸せになる最後が嬉しかった。

 

12)乾ルカ著『おまえなんかに会いたくない』

北海道立白麗高等学校3年6組に在籍していた生徒の卒業から10年目に行われる同窓会をめぐって、10年前の高校時代と今の様子が綴られ物語が展開していく。

3年生の学校祭で10年後に開けるタイムカプセルを埋めるというイベントがあった。

そのカプセル開ける同窓会を計画中に、恋愛が成就するためにはどちらかが死ぬという不吉な遺言墨と呼ばれるもので遺言を書いてカプセルにいれたという謎のメールが同窓会サイトに投稿される。

その投稿を巡って、このクラスには明らかなスクールカーストがあったと語られ、その上位の人物とその取り巻きがクラスを牛耳っていたと、それは○○さんと名指しされたりとエスカレートしていく。

この同窓会どうなるのか?遺言墨で書かれた手紙は本当?書いたのは誰?と、まぁ読んでいる方は面白く感じながら読み進めていけた。

スクールカーストってちょっと前に話題になった気はするのですが、今もあるのでしょうか?

親子ともども頑張る入試を終えて入学した高校なので楽しい思い出で満ち溢れてほしいものです。

 

13)宇山佳佑著『今夜、ロマンス劇場で』

月組観劇日にキャトルレーヴで見つけ購入したもの。

映画の脚本を書いた宇山佳佑さんの作品。

文庫本の大きさに合わない取ってつけカバーに笑わされますが、れいこさん(月城かなと)とうみっちゃん(海乃美月)のカバーは素敵です。

監督志望の健司と健司の大好きな映画の憧れの美雪姫との素敵な恋。決して美雪に触れてはならないという掟を守りながら最後まで美雪を愛した健司。2人の純愛に心が洗われる。

映画館・ロマンス劇場の劇場主本多の妻も映画から飛び出した女性だったのですね。離れて撮った写真が大切に置かれていること。美雪姫のお世話をする場面と健司に諭す場面の本多が2人の行く末を見守る存在としての存在感を感じました

舞台では月の美しい夜に抱き合って踊ることで妻は消えてしまったのですね。光月るうさんがいい味出していましたね。るうさんと結愛かれんちゃんのダンス素敵でした。

小説の巻頭を飾るチャップリンの言葉を記しておきます

“浮浪者、紳士、詩人、夢想家、孤独な人、

      皆いつでもロマンスと冒険に憧れているんだ。”

 

14)桜木紫乃著『ふたりぐらし』

スーパーの入り口でコオロギを逃がしている紗弓とその姿に惚れた信好は結婚する。元映写技師で今は無職の信好は看護師の紗弓の給料で生活している。

認知症の母を抱える信好。結婚反対を宣言された母のいる紗弓。

信好と紗弓の交互の視点で物語が紡がれていく。

信好も紗弓も穏やかで自分たちの生活を大事にし、お互いを想い合いながらことを進めて時が流れていく。

大きな出来事は起こらないが、身近な行動の積み重ねが面白い物語に仕上がっていると感じた。

信好と紗弓に親近感を持ち、2人はきっとこれからも幸せだろうと思える静かな読み心地の物語だった。

 

15)高木敏子著『ガラスのうさぎ;新版』

1977(昭和52)年3月10日は、著者高木敏子さんの戦争で亡くされたご両親と妹お2人の33回忌だった。その時に敏子さんは、供養の意味と戦争の恐ろしさ平和の尊さを知ってほしいと「私の戦争体験」という小冊子を作って配られた。

その冊子を読まれた金の星社の編集部の人が本として出版した。

そして、2000年に読みやすく手を加えられ新版として出版された。私が今回読んだのはこの新版です。

1941年12月8日から1945年8月20日までの戦争中の敏子の生活体験が書かれている。

戦争は見境なく人を殺す。このことが顕著に書かれていました。

決して忘れてはならないことです。

どんな大義名分も人殺しの理由にはなりません。

ロシアのウクライナ侵攻から1ヵ月以上経ちました。益々ウクライナ人の犠牲者が増える一方の状況。

片やプーチンの国内支持率が85%という情報も。

今、戦争の無残さ虚しさを改めて目の前に晒され、何年たっても戦争の愚かさが変わらないことに憤りを感じます。

自分の大切な人が、一人の権力者の我が儘で命を奪われる。この理不尽さ残酷さ。

あんな大きな国を持ちながら、以前自国の領土だったから?ウクライナのロシア人がいじめられている?NATOに加盟されたら困る?いちゃもんとしか考えられない理由で一方的な軍事侵攻!

NO!WAR!

STOP!WAR!

 

今頃になってしまいましたが、3月27日東京宝塚劇場 月組公演『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』の千秋楽を観てきましたスター

 

無事に全公演完走できましたことおめでとうございます飛び出すハート

 

奇跡といっても言い過ぎではない素晴らしいことですね飛び出すハート

 

自己管理を怠ることなく、演技に磨きをかけ、最高の舞台を観客に供与して下さり本当にありがとうございましたラブ

 

友の会第1抽選で当選した貴重なチケットチケット

 

もう観ることがないかもの千秋楽公演を観てきましたクラッカー

 

本公演2回目の観劇です。

 

席はB席。銀橋が手すりに隠れて見えなかったのが残念でしたが、舞台全体が奥まで見え、舞台が遠いのはあまり気になりませんでした。

 

お芝居ショー共本当に楽しく美しく笑って感動できる素晴らしい公演でしたキラキラ

 

ロマンス劇場の館主本多さんと夫人の離れたツーショット写真、一回目の時「ふうん」とスルーしてしまったのですが、小説を読んでこの夫人も映画の人だったのかと分かり、注意して観ていました目

 

素敵なシーンがありましたねラブラブラブラブラブラブ

 

満月の夜の本多さんと夫人のダンスシーン。美しいシーンでした。手を取り合って踊り、抱き合いました。それで夫人は消えてしまったえーん

 

小説でも出てこなかった素敵な場面!

 

光月るうさんと結愛かれんさんの美しいダンスシーンでした。

 

小柳奈穂子さんの素晴らしい演出ですね拍手

 

さすが!!宝塚歌劇!!大好きです!!

 

そして、星組へ組替えされるありちゃん(暁千星)ニコニコ踊るラブ踊るラブ

 

星組のことちゃん(礼真琴)とありちゃんのダンスすごいでしょうねスター

 

月組にいてほしかったけれど、これはこれですごく楽しみですOK

 

宝塚の2大ダンサー。お2人共、柚希礼音さんを尊敬しているとのことですね。

 

その柚希礼音さんが公演された『ブエノスアイレスの風』をありちゃんがダッシュ

 

残念ながらチケットは落選でしたが配信を期待しています。

 

ありちゃんのこれからも楽しみにしたいです上差し

 

月組はすぐ、別箱公演が始まりますね。チケットに恵まれませんでしたが配信で楽しみたいと思いますお願い

 

月組バンザイまじかるクラウン

 

 

 

 

          

          カバー背表紙に宝塚歌劇で舞台化

 

先日、東京宝塚劇場 月組公演『今夜、ロマンス劇場で』を観劇する前に、シャンテ内のキャトルレーヴに行きました。

 

特に欲しいものは無かったのですが、キャトルレーヴの雰囲気が好きで、ウロウロするのを楽しみにお店を覗いています。

 

その時、文庫本を見つけました目

 

この作品の原作は確か映画でしたね。

 

だのに文庫本?叫び

 

著者は『桜のような僕の恋人』で泣かされた宇山佳佑さんえーん

 

本の大きさに合わない無理やり感満載のカバーが付いていましたアセアセ

 

れいこさん(月城かなと)とうみちゃん(海乃美月)が私を見ているような気になって思わず購入しました照れ

 

宇山さんは映画の脚本を書かれていたのですね。

 

この本の初版は2017年でした。

 

そして私が手に取ったのは6刷で2022年1月16日発行でした。

 

これは月組公演の人気にあやかったのでしょう!!

 

でも本が好きな私には嬉しいことでしたOK

 

舞台とは違っていましたがやはり泣けます真顔

 

そして小柳奈穂子さんの才能にひれ伏すばかりです合格

 

小説では映画の中のみの大蛇丸をありちゃんに当て大活躍!

 

組子それぞれに役を付け活躍できるように脚本と演出をする宝塚の演出家の天才なこと、今更ながら大尊敬です乙女のトキメキ

 

本と舞台は違って当たり前なのですが、舞台を見てから本を読むというのも中々楽しいものですねニコニコ

 

 

一昨日、東京宝塚劇場 月組公演『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』観てきましたキラキラキラキラキラキラ

 

前評判の良い、月組新トップコンビ東京宝塚劇場お披露目公演拍手

 

どれほど待っていたでしょうか乙女のトキメキ

 

友の会第2抽選で当選した公演!

 

席が1階8列42番とSS席の真後ろ尚且つ正面という神席だったのです飛び出すハート

 

しかし、少し心配が真顔

 

私、背が低く、席前方って傾斜がほとんどないので前の席の方によっては千鳥配置でも視界が隠れてしまうのですショボーン

 

今回は左手前方の方が椅子の背より肩が出ていて視界が隠れてしまいましたが、右手前方の方がお年寄りの方で椅子の背から頭が少し出るぐらいで、舞台上手はありがたいぐらいホント良く見えましたチョキ

 

銀橋のジェンヌさんのお顔がもうハッキリ見ることができ、しかも美しいトップコンビを間近に見させていただきこんな幸せな公演はありませんでしたラブ

 

月組の芝居巧者面々による、笑えて泣ける私の大好きなお芝居に、ジャズはよく分からないのですがそんなこと気にしなくてよい素敵なショーを堪能してきました照れ

 

「見つけてくれて、ありがとう」その言葉だけで胸がいっぱいになり、笑えるところとしんみりするところのバランスがハンパなく素晴らしいお芝居でしたクラッカー

 

れいこさん(月城かなと)の美しさをちょっとのダメさに変えた監督希望の助監督役が絶妙で楽しかったですラブラブ

 

モノクロ映画の美雪姫の美しさそのままのうみちゃん(海乃美月)音譜

 

このトップコンビを取り囲む月組の面々。

 

京映の大スター役ちなっちゃん(鳳月杏)宝石緑

 

大蛇丸役のありちゃん(暁千星)宝石赤

 

助監督仲間役のおだちん(風間柚乃)宝石白

 

月組のこの5人最高グッ

 

うりざね顔と丸顔のバランスがすごくいいですよね。

 

ありちゃんの組替えはちょっとショックえーんでも同じ宝塚、星組でも応援していますグー

 

今までなかなか見つけられなかった警官役の朝陽つばささんと、「クルックゥ!」のセリフに存在感を見せつけた鳩三郎役の柊木絢斗が印象に残りました。

 

また、雪組から組替えされた彩みちるちゃんが可愛かったです。

 

もっともっと月組ジェンヌさんのこと書きたいのですが、記憶がもう既にハッキリせずゲッソリ

 

『FULL SWING!』は次回に

 

 

3月になり、啓蟄も過ぎ、弥生と呼ぶにふさわしいポカポカを感じさせる日々となりましたね。

一週間前、コロナワクチン3回目の接種をしてきました。1回目2回目と同じファイザーのもの。接種を開始したとたん気分が悪くなり、“気持ち悪いです”と言いながら接種を受けました。接種時間が長く感じ終わった後フラフラしながら家に帰り着きました。歩いて2~3分のところの医院だったから助かりました。その後は接種場所が少し腫れましたが大したことなく今に至ります。

近所の人は4回目5回目と続くよとおっしゃっていましたがどうなるのでしょうねうーん

ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見るとコロナどころじゃないなって思いますね。早く解決を願ってもどうすることもできずボーっとしてしまう私ですショボーン

 

2月に読んだ本のまとめです本

 

6)青山美智子著『お探し物は図書室まで』

小学校に併設された「羽鳥コミュニティハウス」の中にある図書室を訪れる人を主人公に繰り広げられる物語。

総合スーパーの婦人服販売人、朋香、21歳。

家具メーカー経理部勤務、諒、35歳。

雑誌社の資料部で働く元編集部の1児のママ、夏美、40歳。

デザイン学校でイラストを学ぶもそれを仕事にできずニートの浩弥、30歳。

42年間勤め上げ無事定年退職、正雄、65歳。

その図書室にレファレンス担当の司書、小町さゆりがいる。彼女の紹介する図書と、お土産と称して渡す羊毛フェルトが登場人物の心のしこりを溶かしていく。

優しく温かい物語だと思うが、さゆりがその場所で羊毛フェルトを作っているのは変!それかボランティアでレファレンスをしている?

それに“たたたたたたたっとキーボードを打つ”というのも変!蔵書検索にスピードは必要ないですよ。それか蔵書全部頭に入っていて書名をPCで打ち出した?

でも、さゆりに紹介された本によって新しく歩き出すことができた主人公に温かく嬉しい気持ちにさせられ、良い読後を味じわった。

 

7)鈴木智彦著『ヤクザときどきピアノ』

暴力団関連記事を寄稿するライター鈴木智彦氏が、ABBAの『ダンシング・クィーン』をピアノで弾きたいと、50歳を過ぎた自分の想いを実現するために大奮闘する姿を自分でルポした作品。

憧れのピアノを弾くためにまずは教室探しから。

奇跡のようなレイコ先生との出会い、そして必死の練習。

ピアノを楽しむことの原点はピアノ教師との出会いとつくづく思わされた内容。いい先生と出会われた鈴木氏が羨ましい。

いかつい姿の鈴木氏がレイコ先生に教えを受けながら奮戦する姿が可愛く楽しかった。小説では無かったが指導練習風景がまるで物語のように目に浮かんだ。

学校の音楽授業を批判する文や暴力団の取材場面などの文も読めたのは面白く感じた。

 

8)住野よる著『青くて痛くて脆い』

田端楓は今までの経験から、自らの人生におけるテーマを「人に不用意に近づきすぎないこと」と「誰かの意見に反する意見をできるだけ口に出さないこと」と決めて大学生活を始めた。

そんな楓は正反対の生き方をしているように思える秋好寿乃と出会い、ナント秘密結社「モアイ」を作った。

その「モアイ」が学生に受け入れられ大きな組織となっていった。

結局楓はその組織から弾き飛ばされ退部することに。

そして楓の学生生活最後の目標が「モアイ」をつぶす事となる・・・。

楓のしたこと、秋好の想い、すべてが空回りして・・・。

と、読んでいる私も訳が分からなくなってしまいました!

この小説、どう気持ちを落とし込めばいいのでしょうか?

 

9)相沢沙呼著『invert;城塚翡翠倒叙集』

初めに事件が起こり犯人が判明、その後にその犯人を見つけ出す探偵が登場。事件の解明の仕方が面白いので私は倒叙小説が好きです。

城塚翡翠が色々な手を使って犯人を追及し犯行を認めさせる物語。

でも、私は主人公の城塚翡翠がどうも好きになれませんでした。

とても可愛く美しい女性。殺人は許されないとの思いで事件解決!それはイイと思うんです。でもそういう場合は犯人が相当の悪人でないと共感できません。それだと彼女の容赦ない事件解決もスッキリすることでしょう。

ところが、この小説では犯人の方が善人で被害者が悪人。そこまで追及することないじゃんと思ってはいけないことを思ってしまい、結末にスッキリ感がありませんでした。

フィクションぐらい、悪を倒し恨みを晴らす「必殺仕事人」(古い⁉)のようなものがあっていいのではと思いました。

 

10)瀧羽麻子著『もどかしいほど静かなオルゴール店』

本島から高速船で1時間以上かかる南の島。海以外になんにもないにもかかわらず観光客が絶えることのない島。また移住者もいる島。

その島に、入り口の脇にそびえ立つ大きなガジュマルの木からガジュマルの店と呼ばれるオルゴール店がある。

「お客様の心の中に流れている音楽でオルゴールを作ります」というオルゴール専門店。

この島に住んでいる人、この島を訪れた人、この島に戻ってきた人、その戻ってきた人を捜しに来た人、母の都合でこの島の祖父にあずけられた子供。母が耳の聞こえない息子のために作ったオルゴールの修理に来た兄妹。これらの人々がオルゴール店の店主に聞き取られる心の中に流れる音楽。

どんな音楽かは分からないですが、この店主と交わることでまた新たな一歩を歩みだす姿が素敵だと感じた物語でした。

 

昨日、御園座星組公演『王家に捧ぐ歌』ライブ配信を見ましたテレビ

 

いやー!むちゃくちゃ良かったですラブ

 

『王家に捧ぐ歌』は過去2回観ています。

 

1回目は2005年中日劇場で星組公演を、湖月わたるさん、檀れいさん、安蘭けいさんを中心とした公演ニコ

 

2回目は2015年東京宝塚劇場で宙組公演を朝夏まなとさん、実咲凛音さん、真風涼帆さんを中心にとした公演真顔

 

どちらも私の好きな公演で心に残っている公演でしたチョキ

 

今回の公演。ポスターの衣装でへぇーと思ってしまい、どんなんかなぁとちょっと興味をそそられながらも名古屋までは行けないと思っていました。

 

しかし初日の様子をタカラヅカニュースで見て、ライブ配信を申し込みましたパー

 

見て良かったですグッド!

 

配信でありながら、見入ってしまいとても感動しました愛飛び出すハート

 

結局あの衣装は全然気になりませんでした。

 

ラメダスのことちゃん(礼真琴)ハート

アイーダのなこちゃん(舞空瞳)ピンクハート

アムネリスの有沙瞳さんグリーンハート

の3人が当たり前に素晴らしかったです。特に有沙瞳さんグリーンハーツグリーンハーツグリーンハーツ

 

前々回・前回は檀れいさん・伶美うららさんが演じられ、その圧倒的な美しさにこの方々に勝る方はいかにジェンヌさんであっても難しいだろうと思っていましたうーん

 

でも有沙瞳さん、その演技力と歌唱力で超えていかれましたねアップ

 

最後のセリフ“以後エジプトは戦わない”(うるおぼえ叫び)には心が震えました。

 

そして、フィナーレが物語の息苦しさを開放してくれましたキラキラ

 

宝塚歌劇の一番好きなところがフィナーレです拍手

 

物語を離れて心が解放されますね。

ロケットにデュエットダンス。

ことちゃんとなこちゃんのリフト素晴らしかったグッ

 

 

 

ロシアのウクライナ侵攻

許せません!

戦いは新たな戦いを生むだけパンチ!

STOP WAR!

昨日、TOHOシネマズで映画『ウエスト・サイド・ストーリー』を見てきました映画

 

昔々、高校生の時にジョージ・チャキリスが出演していたのを見ましたが、その時も面白いというより怖いという感情の方が大きかった印象がありました。でも足が長くカッコいいダンスはすごく覚えています乙女のトキメキ

 

トニーとマリアとそして2人が歌う「トゥナイト」も美しかったですキラキラ

 

でも今回の作品は出演者に美しい人・カッコいい人がいなくて、ガッカリしましたショボーン

 

トニーもマリアもなんだかなぁと思ってしまいましたガーン

 

ダンスは凄かったかもしれないですが、足の長い方がいませんでした。

 

今の映画って見てくれを気にしちゃダメなのかしらはてなマーク

 

映画俳優に外見をハンサム・美人を求めるのは間違っているはてなマーク

 

住んでいる所や争いの場面も汚くて、それがリアルなんでしょうが、私が映画を嫌いなのはこういう場面があるからだなと思いました。

 

家に帰って、2018年の宙組公演『WEST SIDE STORY』のプログラムを見て、宝塚の美しさを改めて認識しましたラブラブ

 

トニーに真風涼帆さん、マリアが星風まどかちゃん、ベルナルドに芹香斗亜さん、リフに桜木みなとさん、チノに蒼羽りくさん、そして評判になったアニータに和希そらさん。

 

美しさに溢れた素晴らしい布陣ですねラブ

 

歌もダンスも素晴らしかったですよね飛び出すハート

 

あぁやっぱり宝塚に勝るものはないと確信した映画鑑賞でした笑い泣き