腐女子ママが「2月の勝者」読むとこうなる②後半

~地頭を良くすることについては触れてない~

 
 

「腐女子ママ」もとい、「婦女子でFラン大学出身ママが『二月の勝者』読むとこうなる

 

っていうことなんですけど、長いので省略したタイトルです。

 
前半の記事では全然、育児、お受験について触れられなかったので、この記事では最後に、フラッシュカードの効果について、息子の体験と共に触れますね。
 
 
▼これ、小笹の最中やんw
 
 
小笹は、吉祥寺にある羊羹がクッソ有名な老舗和菓子屋(?)さんです。
 
この最中は私も大好きでよく買うので思わずパシャリ。
 
白あんと黒あんとありますので、私は白あんがタイプです。
 
羊羹がクッソ有名なのよね。前の日の晩から並んでて、開店と同時に整理券配って終了しちゃうので普通に開店時間に行っても買えません。あ、最中はたぶんいつでも大体買えます。
 
吉祥寺、まぁまぁ近所なので、この漫画読んでると、あ、これあそこじゃん!!!っていうのめっちゃある。聖地巡りしたい方は連絡下さい。お教えしますよ。吉祥寺は結構いろんな作品の舞台になってるので、すぐ分かると思うけど。
 
 
 
↓↓ちなみにすぐ思いつく吉祥寺が舞台の作品はこちら
 

映画『ひるなかの流星』の撮影場所、吉祥寺ですね。井の公も出て来たっけな。

この映画で白浜さんのこと大好きになったけどな……顔が良いw

 

 

又吉大先生の『火花』も原作から吉祥寺が舞台です。

 

 

BL作品だと『スーパーラヴァーズ』が吉祥寺ですね

少女漫画好き、ショタ好きにはたまらない傑作です(連載中)

 

 
 
 
 
▼ミスターフェニックス、灰谷先生
 
 
ミスターフェニックス灰谷さん。
 
「せめていろんな職業を選べる高い学歴を、子ども達に与えてあげるべきなんです…!」
 
マジで教科書通りっていうか。間違ってないとは思うけど。
 
真面目だよなぁ……
 
顔も良いし、曇りなき眼だし、きっと家柄もそこそこ良いし、あんまり苦労とかもしてない人だと予想。子どもの頃から勉強が好きというか、上位層にはいたんでしょうね……って感じ。
 
そもそも子どもの頃の「将来の夢」が宇宙飛行士とか、デキすぎやんって思う。(偏見)
 
むしろ先生は真面目でナンボなんだけど。
 
でも、真面目なだけじゃダメっていうか。
 
真面目な先生と、真面目じゃない先生がいたら、そりゃ真面目な先生の方が良いですよね?
 
でも、真面目な先生ばかり、真面目な先生だけ、では駄目なんですよね。
 
先生には、いろんな先生がいることが大事だと私は思う。一人の偏った考えではいろんな考え方の生徒一人一人に対応できないと思う。
 
橘先生の鈍感さを佐倉先生がフォローしたように
佐倉先生の未熟さをクロッキーがことごとくフォロー(利用)するように
その間をスイスイ泳ぐバリバリだけどクロッキーの意図も理解する桂先生もいるとか、
 
いろんな先生がいることが子どもには重要だと思うのです。
 
だから、よく学校評価のHPなんかに「先生はピンキリ」とか、「熱心な先生もいるけど…」とか書かれてますが、
 
当たり前。
 
むしろ、それで良いと思う。
 
先生が全員、熱血だったら、まるみちゃんのような生徒は学校がただ苦痛になると思います。
 
佐倉のような先生は必ず必要だし、クロッキーのような鬼のような先生もまた必要なのですね。
 
 
だって、灰谷先生はどうやってもできない子の気持ちは分からない気がする。現に双子の片割れの成績を上げてあげることができなかったんですもの(もちろん立場が違うので仕方ない部分もありますが)
 
自分ができない子だったから私はいつも、灰谷先生みたいな先生ばっかじゃダメなのよね、って佐倉のような先生を応援してしまうのです。
 
 
 
 
▼これなー懐かしい
 
 
百マス計算、懐かしい!!!
 
私も高校受験前に親が付け焼刃で通わせてくれた塾でやったことがあります。その塾は、数学の授業の前に必ず百マス計算をやるという流れになっててね。
 
 
全然できなかったけど、良い思い出です。
 
(中3の途中で付け焼刃で入れられた塾で、計算とかちんぷんかんぷんなのに、できるわけがない。まぁいつも「できました!」って言うのが一番最後でした。でも、勉強できないことを何とも思ってなかったので、恥ずかしいとかもあまり無かった←オーラ君タイプですね。この漫画でも途中で塾に入ってくる子はいないですもんね。)
 
 
これあの頃、時代的にもすごい流行ってたのよね。テレビでも紹介されてるの何度か観たことあります。私は学校ではやった記憶がないけれど、夫は小学校でやってたとか。いろいろ時代の流行りはありますよね。今の流行りはアクティブラーニングとか、グローバル教育ですかね。
 
 
 
 
 
▼これは恐怖
 
 
この話ってあれですよね。
 
中学受験のリアル(?)が描かれてるんだと思うんですが
 
いや、中学受験の内容を知らないもんだから、どこまでがリアルでどこまでが漫画特有の誇張なのか分からないんですけども。
 
でも、一番大事な
「地頭をどのようによくするか」
ってことには触れてないのよね
 
誰か幼児教育の漫画描いて下さい。私は読みますよ!!!(それが発売される頃には私の幼児教育はもう卒業してるかもしれんけどw)
 
この話って、どなたか塾講師の方が監修されてるか、もしくは作者さんが塾講師の経験がおありだとか、そういう感じだと思ってたんですけど、巻末の参考文献の多さを見て仰け反りました。
 
うぇぇぇぇええええ???
 
なりました。
 
こんなに参考文献を読んで、その中から必要な部分を使って物語を作ってこんなに面白く仕上げるって、凄いなって感動してしまいましたよ。
 
漫画家ってすげぇわ。。。
 
私が普段読んでる少女漫画やBL、ラノベもそうだけど、ここまでの参考文献を使って物語を書くって相当な手間とセンスじゃないですか?
 
脱帽です。
 
この漫画家さんもきっと地頭のよい方……なんでしょうね。私にはとてもできない技です。(まず絵が描けないんだけど)
 
 
で、地頭の話に戻るけど、
 
もともと地頭の良い子にはどうやっても勝てない……っていうのがこの断絶した崖道ですよね。
 
悲しいかな、これはやっぱ仕方ない。
 
でもその地頭を幼少期の過ごし方で少しでも上げてあげられるなら……と思ってしまうのが親心。
 
 
子どもにいつお金をかければ効率が良いのか、それは年齢が低ければ低い方が良いとか。この漫画の参考文献にも上がってますよねこれ。私も子どもができたときにパラっと触りだけ読みました。
 
 
 
そこでよく幼児教室で使われるフラッシュカードについて、面白いページがあったので、私の個人的な育児体験と共に載せておきます。こちら 
 
 
うちの子も1歳から幼児教室に通わせているのです。
ただ歩きまわって、まぁフラッシュカードを見ていない。最初の1年間はこの教室に慣れることが大事だと思ったので、まずは好きに遊ばせていました。先生にも「好きに動いて大丈夫ですからね~」と言われていたので、一切「座りなさい」と言いませんでした。そしたら、今はお教室に行ったら、勝手に自分で椅子に座るようになっています。
 
お教室を始めた当初は、全然座ってないし、部屋から出ていくし、フラッシュカードなんか見てるわけない。だって教室の外に出て絵本とか触ってるし。すごい不安でした。(先生の声は聞いてる、作業も部屋の外まで持って行って私がやってるところを見せてやるという感じで)
 
これじゃ意味がないと思って、フラッシュカードを買って家でやりました。私としては、練習してかなり早くできるようになったのですが、息子は全然フラッシュカードを見ずに、「ちょうだい!」と言って、自分でめくりたがる(フラッシュカードは、めちゃくちゃ速くやらないと意味が無い)


もう映像記憶は諦めて、フラッシュカードは子どもに渡してしまって、子どもに自分で一枚ずつめくらせて、絵本のように見せていました。
しかも当然ながらほったらかしに出来ず、「ママ!!(読んで!!)」としきりに呼ぶので、「しょうぼうしゃ」「キャリアカー」「バキュームカー」、「カナブン」「タマムシ」「カブトムシ」、「セキレイ」「オナガ」「ヒバリ」……と、名前を読んでやりました。
 


フラッシュカードの正しい使い方を諦めたわけです。
 


そしたら、早い段階から「ぽんぷしゃ」とか「きゅうきゅうしゃ」とか、好きなものは名前を言うようになりました。鳥のカードや虫のカードよりも、好きな「自動車」のカードを何度も読んでくれと言ってきたりして、自分で好きなものを選択できるって大事なことですよね。

 
でも、何度も言い聞かせてたものの名前を子どもが覚えるのは当り前……
 
なんですけど!!

 
このフラッシュカードの記事とか、これに限らずフラッシュカードの難点を上げた記事を読んで、これで良かったのだな、と思うようになりました。

 
フラッシュカードやりすぎると、瞬間的に覚える能力は上がったとしても、脳が他の機能(シナプス)を切ってしまうので、受け身になりがちな可能性とか、対人関係が苦手になる可能性とか、あるそうで。

躍起になって毎日何時間もやったりしなくてよかったな、と(´・_・`)


 
フラッシュカードは記憶する脳みそを作るのには適しているけど、自分で考える脳を作るのには適していないというのが私の感想です。
 

だったら、フラッシュカード失敗して良かったのかもしれないなって思いました。

もちろん喋れるようになる前から、瞬間的に見たものをそっくり記憶して、パッと見ただけの図形や数字を記憶してる子どもを見たりすると、良いな〜その能力〜って思うんですけどね。



そりゃ1番良いのは、記憶力も抜群で、考える力もあって、コミュ力もあって……というのが望ましいのですが(T▽T)それはうちの子には高望みしすぎか?いや、大きくなってからじゃないとまだ分からないから……。


 
お教室に1年以上通っている今、楽しく通ってるのを見ると、まぁこれが将来に生きてくるのかは分からないけど、楽しそうだから良いかっていう風には思えます。
 
お教室の良さはまたどこかで「地頭」について思いついたときに触れたいと思います。
 
 

 

ちなみに、お家でフラッシュカードをやってみたい方は、こういう正規の商品を買った方が捲りやすいので後々の事を考えるとコスパ良しだと思う。

 

 厚紙とかを買ってきて自分で作ると、捲りにくくて苦労しました。あくまで私の個人的な感想ですが。
フラッシュカード自体は本屋さんに置いてますよ。






 
 
そして、最後に……
 
 
▼クロッキー!!!笑
 
これね~
 
私、学生時代に教育実習に行かせてもらったことがあるのですが、同じ学校で実習を受けていた同級生(今はもう学校教師になっています)が、授業のときに、めっちゃ黒板をバンバン叩いてたんですよね。笑
 
「さあ、それでここが重要ポイント!」バーン!!
 
みたいな。
 
懐かしいなと思いました。あれ、バンバンやりすぎて、子どもが大事な語句よりもバーンの方が気になっちゃって、授業が頭に入らんやろって、もう一人の同級生(この子も教師になってます)が心配してたけど、
 
こうしてちゃんとした大事な場面で使うと効果があるんだなと思いました。
 
 
クロッキー!!!
かっこいい!!!
 
 
 

腐女子ママが「二月の勝者」読むとこうなる②前半

~『二月の勝者』3巻感想~
 
「腐女子ママ」もとい、「婦女子でFラン大学出身ママが『二月の勝者』読むとこうなる
 
っていうことなんですけど、長いので省略したタイトルです。
この記事は殆ど子どもの教育やお受験について触れていません。
後半の記事の最後には、フラッシュカードについて触れています。
 
 
 
 
 
▼クロッキー、さすが、カリスマ塾講師!!
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
 
 
「自分の実力で点数と偏差値を上げることができた
この体験は、どんな喜びにも代えがたい。」
 
 
この勇人くんの嬉しそうな顔……これを見れたらもう、そりゃ教師妙師に尽きるだろうな。この顔を見れるのが教師のだいご味の一つだろうと思います。
 
良かったねぇ勇人くん!!!
この次の満面の笑顔のコマには感動してうるっときちゃう程です。
 
クロッキーは冷徹なようでいて、ただ仕事をしているだけです。塾がサービス業なんて、冷静に考えれば当たり前です。ただ、人を、子どもを相手にする仕事なので、他の仕事よりも心が伴うような気がするけれど(実際に心を砕いているとは思うけれど)……常に人を相手にする営業さんだって同じこと。
 
塾の成績をどのように伸ばすか、子どもの意欲をどのように高めるか、シンプルに考えて、雑念を取り払って実行しているだけなのです。まぁそれが、雑念かどうか……意見が分かれるところなんですけどね。子どものことだから、冷徹に接するだけがテクニック(正解)じゃないときも、もちろんあるような気がするけれど。
 
でも確かに、某カリスマ塾講師の先生がこちらの漫画を読んだらどんな感想を持たれるのか、かなり気になりますね。
 
 
▼私もどっちかっていうと、このお騒がせ3人組寄りの考え方だったかな
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
 
 
 
今なら私も、どっちかっていうと「バナナ食ってる系女子」だと思うんですけど
 
(そりゃもちろん、バナナよりもフレンチやイタリアンの方が有難いけど)
 
昔は、ちょっと背伸びして、友達に合わせて「制服の可愛い高校がいいな~」なんて思ってる時期もありましたね。私も人並みに小学生、中学生してたんだな……としみじみ思ってしまったコマであります。
 
今思い返すと、それ以前に、マジで中学や高校に興味が無さ過ぎて、
 
制服が可愛いから何だ
また高校行っても勉強しなきゃなんないのに、
はぁ~~興味ねぇ……
 
くらいの感覚だったかもしれないな。
 
マジで高校進学について、何も考えていませんでしたね。でも一応、考えるフリしてたっていうか。
 
「制服が可愛いところがいい」っていう一見、浅はかそうに思える考えすら持ってなかったという。その考えに到達できてなかった。
 
この子達、バカなこと言ってるようでいて、一応ちゃんと中学に行く気ではいるんですよ。真剣に(?)考えて、自分は制服が可愛いところが良いって期待してるの。かわいいですよね。大人の意図と違うのは置いといて。制服がかわいいところだろうが、海外研修があるところだろうが、学食が美味しいところだろうが、そんなの全く興味なくて、漫画しか読んでなかった私とは偉い違いです。
 
 
 
以前の記事で、私の親が勉強熱心なら、私が中学受験が当たり前の都会に住んでいたら、私も勉強したかも……もう少しくらい良い大学行ってたかも……なんていう思いを綴った記憶がありますが。
 
いや、そんなことになってたら、大荒れに荒れたかもしれない。
 
とにかく勉強が嫌だったものね、あの頃は。
 
本も一冊ちゃんと読むことができなかった。ラノベすらキツかった。
 
今は恋愛小説ならちゃんと最後まで読めるようになりました(濡れ場アリのやつね)
 
大人になって良かったです。
 
 
 
 
 
 
▼このパロディ面白すぎて草
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
 
 
「道なんか俺に聞くな」→職務放棄している警官
「麻雀1人足りねーんだよ」→当然のように勤務時間内
しかも、おそらく勤務時間中に堂々とプラモ造り
 
 
めっちゃアルアルじゃん!!!(え)
これは、お巡りさんアルアルでしょうね(えぇ??)
 
 
つーか、この主人公(リョーツ)、橘先生に見える!!
もう橘先生でしょ!?
 
 
そういうネタ、これから出てこないのかな?こないか……シュン……
 
このメガネの坊ちゃんは社会科講師の木村先生(27)の子ども時代なんですけど、木村先生が、ふとした時に橘先生の顔が幼い頃から読んでる漫画のキャラ(リョーツ)にそっくりなことに気付き、橘先生がリョーツに見えちゃって仕事が手につかん!!!誰かにこのことを言いたい!!!言いたくて仕方ない!!!ウズウズウズ……っていう展開、これから来るかな???
 
夫「似てないでしょ全然……」
 
ええ????
 
夫「全然似てないよ」
 
だ、そうです。ちーん
 
 
↓↓『七つ屋志のぶの宝石匣』にも、名作『のだめカンタービレ』のパロ『なごめメンソ~レ』が出てくるんですけど、めっちゃ大笑いしましたよね~!!!これはチェックしてない人はぜひ!!

 

 

確か6巻だったはず。

 

 

 

あとね、橘先生32歳はおかしいwwww

 

 
 
木村先生27歳は妥当だろう。
 
でも橘先生はどう見ても43歳でしょ……塾講師だから43くらいに見えるけど実年齢は47とかだと思ったよ。おかしいwww
 
 
 
 
▼良いね~
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
 
 
私も子どもの頃はそんなこと考えもしなかったけど、社長になりたい!!今ならね!!!
 
何の社長かな……
 
とにかく濡れ場に関連する事業が良いわね。
 
高校生や中学生が買いやすいコンドームの開発、販売とかね。(未成年の避妊率を100パーセントにするため)
 
商業BLをもっと世に広め隊、とかね。(もう趣味じゃん)
 
 
 
 
 
▼第二のイケメン現る!!
【『二月の勝者』2巻 高瀬志帆 2018 小学館】
 
 
クロッキーのことイケメン、イケメン言うても限界があるわーと思ってた2巻でしたが。
 
この人がいましたね!!!
 
しかも、行きつけのファミレスでよく見かけるとか!!
 
フラグ!!!
 
恋の予感!!
 
ドリンクバーを取りにいったときに「あ、どうも……」とかなんないの?って思ってたら、まさかの地元で再開するとは。思わぬところをついてきた。
 
(頭の中では、クロッキーと付き合いながら、ミスターフェニックスにも言い寄られ、私はどっちと付き合えば良いの??どっちの方が私のことを真剣に考えてくれてるの??という揺れる乙女心、妄想進んでおります)
 
 
 
 
あれ、今回、お受験や子育てに関するネタが何もなかったよ??
それ目当てに読んで下さった方、マジですみません。閲覧ありがとうございましたm(__)m
 
 
 
 
 
ラブが足りない方にはこちら↓↓
『カーストヘヴン』6巻感想
優しくなったのは梓だけか?
緒川千世/リブレ 2020
 
▼久世くん、良い仕事しよる
『カストヘヴン』緒川千世/リブレ 2020
 
 
 
良い仕事してるねぇ、久世くん!!
 
後ろからニヤリっていうか、この顔たまらんでしょう。
目がもう、イケメンなんだけど、同じ顔を別の人がしたらもう、いっきに変態オジサンに早変わりしちゃうんじゃない??久世くんだからこそ美しいこの束縛と楽しいことを期待するような顔。
 
じゃあこのとき、本当にイチャイチャしちゃいけないよっていう気持ちは何パーセントなのでしょうか。
だって、100パーセントだったら、せっかく用意したおもちゃ(しっぽ)の使いどころがなくなっちゃう!!もったいないよ!!!笑
 
あーあの尻尾、どこでどう調達したんだろう……どんな顔で久世くん……ああ、尻尾を買うときだって久世君はイケメンだったと思うけどさ~~~。
 
素直で可愛いあつむを、こんなにもエロ可愛くしちゃうなんて……久世くん天才だ。
 
あつむが、あざとくないところが可愛い。これであつむが、久世君を掌の上で転がしてやろうなんて思惑のある奴だったら大変なことになっちゃう(私の中で)けど、どこまでも純粋で、可愛いあつむに癒される。
 
メインカプも、もちろん大好きだけどこの二人にはもうずっと癒されっぱなしだな。
 
「俺以外の男とイチャイチャしたらお仕置きだから」
 
なんて……こんな台詞言っても許される男は漫画の中にしか存在しないね!!!
 
お仕置きって、こんなにも甘い響きでしたっけ?いやもともと嫌いではないけど、改めて「お仕置き」っていう言葉の響きにしびれましたよ。久世君の威力、半端ない。
 
最初は何っだこの、気持ちの暗くなる漫画は……
 
って鳥肌たってたけど、さすがの作者様です。いつの間にか、ラブがキュンで、恋が、愛しちゃってんですよね(?)。
 
あつむ、良い人(?)に見初められて良かったね~!!!
 
 
 
 
▼こちらも良い人に見初められた主人公(受け)
『カストヘヴン』緒川千世/リブレ 2020
 
 
 
文化祭ではクイーンがイケメンは店員として強制参加させてたのに、梓もイケメンだろって思うけど、そこはターゲットだから。ブレませんねこの漫画。さすがです。
 
警官コスさせられた狩野に、婦警さんコスさせられた梓。(もう”婦警さん”は死後かな?)
 
まぁこのコス衣装もさることながら、この赤面した顔が可愛すぎて、説明不要ですよね。
 
梓、めっちゃおいしい!!!
 
可愛すぎる……。
 
何だかんだ、この人もすっごい素直な人なんですよね。
 
むしろ狩野の方が屈折してるイメージです。こういう衣装着せられても狩野は赤面なんかしなさそうでしょ。
 
もうこんな顔、真っ赤にしちゃうからイジられちゃうんだよっていうかね。可愛すぎるもん。この顔見て狩野はもう、してやったりですよね。ま~ん、ま~ん、満足!一本、満足!そりゃクラスになんか連れてくわけないって。イジリ甲斐がありすぎる主人公ですよね。
 
 
 
 
いや、そのまま皆がいるところまで梓が逃げずについて来てたらどうするつもりだったんだろう。やはり狩野の方から、トイレや倉庫に連れ込んだんでしょうかね。すっかりオンナの顔の梓ちゃんを他の人に見せるなんて、そんなこと、とても、とても……。
 
 
嫌がらせっていうよりは、もう完全に久世×あつむの所と同じような、恋人たちのプレイの一貫……っていうノリなんですけど、本人たちはまだ無自覚なの……ですよね?
 
 
無自覚イチャイチャです。
無自覚コスプレイです。
 
ごちそうさまですm(__)m
 
 
 
 
▼あと何巻あるんだろう
『カストヘヴン』緒川千世/リブレ 2020
 
 
 
狩野を信じて助けを求めたのに、完全に裏切られる形となってしまった梓。絶望の場面です。読者的にも心が痛い。狩野は本当は梓を助けに行く気満々だったのに、ハメられた形ですからね。
 
 
前回、5巻でもう半分はきってるっていう話でしたっけね。
 
あと1~2冊で終わるんでしょうか。
 
5巻では狩野がチューしてきたり、梓のことを守ってくれたり。もうすっかり安心し切って、おおおお!!!ってなりましたけども。
 
梓の「普通のカップルみたいだろ」って言葉ありましたよね
 
お互いに意識していくのは、どちらが先なんでしょうか。
 
今回、狩野に頼ろうと、狩野に弱みを見せようと自分から一歩踏み出した梓。
 
次巻は、梓からの信頼を失った狩野が、梓という存在の意味に気づくんだろうな。
 
 
5巻で、
京子ちゃんが、
 
『カストヘヴン』緒川千世/リブレ 2019
 
 
「優しくなったよ 梓は」
 
と言っていましたよね。
 
その分、狩野も一巻よりは優しくなりました。
 
梓が自分に心を許してきたのを感じて、落ち着いてきたのかな。いやその辺の心の機微に関しては、読み返さないとハッキリしたことは言えないですが。
 
 
キングやってた頃の梓なら、絶対に誰も助けなかったはずです。
 
優しくなったがゆえに、エノにすっかりハメられてしまったけれど、それでも、狩野というかけがえのない人への気持ちにお互いが気づく為には必要なことなんでしょうね。
 
最終的には、エノ君、二人をぶっ壊そうと思って画策してくれてありがとう、ってなるんでしょうね。(たぶん)
 
 
 
 
 
▼優しくなったのは梓だけか?
『カストヘヴン』緒川千世/リブレ 2020
 
 
 
この梓の目。
こっわいよ~~
すげー怒ってるよ
 
信じていたからこそ、裏切られたときの恨みは深い。辛いですね。
エノ、せっかく二人の距離が縮まっていたのに、余計なことを……と思うけど、きっとこれがこれからの二人に必要なことだった、もしくは気持ちに気付く為の速度を速めてくれた、という結果になるだろうと予想。
 
 
あいつは来てくれるって、信じていたからこそ、来てくれなかったことが腹立たしいのですよね。信じて助けを求めた自分が悔しいのですよね。
 
 
もう二度と信じるか!俺を放って他のやつとやりやがって、このク●ヤロー!!!
 
 
ですよね。
 
 
さすがの狩野君も、今回はせっかく自分は梓を助けに来たのに、エノにすっかりやられちゃいましたね。
 
でも、今までは梓のことを求めているようで素直じゃなかった狩野君ですが、きっと今回、心が解れつつあった梓の心が明らかに離れたことで、
 
なんとなくあった梓への好意に確信したり、欲しいものを欲しい!と切望してみたりするんじゃないかな。
 
助けられなくて、悪かった……という台詞は出てくるのでしょうか?
狩野の口からそんなん聞いたら、泣いちゃうよね~!!
 
一巻の狩野はもう、ド悪党でしたよ。
 
 
 
で、「君の周りには誰もいないんだね」と言われたエノ君の寂しさは、誰が埋めてくれるのかな。
 
そこらへんも楽しみに次の巻を待っています。
 
 
 
 
あつむのお仕置き、可愛かったなぁ……良かったね、その玩具をちゃんと仕えるチャンスがきて……感無量です。
 
 
もう梓と狩野の間には信頼や好意がハッキリ現れています。あとはお互いが気付いて、(修学旅行から結構気付いてるし)認めて、伝えるだけですね。楽しみです。終盤だな~
 
 
閲覧ありがとうございました。