腐女子ママが「2月の勝者」読むとこうなる②後半
~地頭を良くすることについては触れてない~
「腐女子ママ」もとい、「婦女子でFラン大学出身ママが『二月の勝者』読むとこうなる
っていうことなんですけど、長いので省略したタイトルです。
前半の記事では全然、育児、お受験について触れられなかったので、この記事では最後に、フラッシュカードの効果について、息子の体験と共に触れますね。
▼これ、小笹の最中やんw
小笹は、吉祥寺にある羊羹がクッソ有名な老舗和菓子屋(?)さんです。
この最中は私も大好きでよく買うので思わずパシャリ。
白あんと黒あんとありますので、私は白あんがタイプです。
羊羹がクッソ有名なのよね。前の日の晩から並んでて、開店と同時に整理券配って終了しちゃうので普通に開店時間に行っても買えません。あ、最中はたぶんいつでも大体買えます。
吉祥寺、まぁまぁ近所なので、この漫画読んでると、あ、これあそこじゃん!!!っていうのめっちゃある。聖地巡りしたい方は連絡下さい。お教えしますよ。吉祥寺は結構いろんな作品の舞台になってるので、すぐ分かると思うけど。
↓↓ちなみにすぐ思いつく吉祥寺が舞台の作品はこちら
映画『ひるなかの流星』の撮影場所、吉祥寺ですね。井の公も出て来たっけな。
この映画で白浜さんのこと大好きになったけどな……顔が良いw
又吉大先生の『火花』も原作から吉祥寺が舞台です。
BL作品だと『スーパーラヴァーズ』が吉祥寺ですね
ミスターフェニックス灰谷さん。
「せめていろんな職業を選べる高い学歴を、子ども達に与えてあげるべきなんです…!」
マジで教科書通りっていうか。間違ってないとは思うけど。
真面目だよなぁ……
顔も良いし、曇りなき眼だし、きっと家柄もそこそこ良いし、あんまり苦労とかもしてない人だと予想。子どもの頃から勉強が好きというか、上位層にはいたんでしょうね……って感じ。
そもそも子どもの頃の「将来の夢」が宇宙飛行士とか、デキすぎやんって思う。(偏見)
むしろ先生は真面目でナンボなんだけど。
でも、真面目なだけじゃダメっていうか。
真面目な先生と、真面目じゃない先生がいたら、そりゃ真面目な先生の方が良いですよね?
でも、真面目な先生ばかり、真面目な先生だけ、では駄目なんですよね。
先生には、いろんな先生がいることが大事だと私は思う。一人の偏った考えではいろんな考え方の生徒一人一人に対応できないと思う。
橘先生の鈍感さを佐倉先生がフォローしたように
佐倉先生の未熟さをクロッキーがことごとくフォロー(利用)するように
その間をスイスイ泳ぐバリバリだけどクロッキーの意図も理解する桂先生もいるとか、
いろんな先生がいることが子どもには重要だと思うのです。
だから、よく学校評価のHPなんかに「先生はピンキリ」とか、「熱心な先生もいるけど…」とか書かれてますが、
当たり前。
むしろ、それで良いと思う。
先生が全員、熱血だったら、まるみちゃんのような生徒は学校がただ苦痛になると思います。
佐倉のような先生は必ず必要だし、クロッキーのような鬼のような先生もまた必要なのですね。
だって、灰谷先生はどうやってもできない子の気持ちは分からない気がする。現に双子の片割れの成績を上げてあげることができなかったんですもの(もちろん立場が違うので仕方ない部分もありますが)
自分ができない子だったから私はいつも、灰谷先生みたいな先生ばっかじゃダメなのよね、って佐倉のような先生を応援してしまうのです。
百マス計算、懐かしい!!!
私も高校受験前に親が付け焼刃で通わせてくれた塾でやったことがあります。その塾は、数学の授業の前に必ず百マス計算をやるという流れになっててね。
全然できなかったけど、良い思い出です。
(中3の途中で付け焼刃で入れられた塾で、計算とかちんぷんかんぷんなのに、できるわけがない。まぁいつも「できました!」って言うのが一番最後でした。でも、勉強できないことを何とも思ってなかったので、恥ずかしいとかもあまり無かった←オーラ君タイプですね。この漫画でも途中で塾に入ってくる子はいないですもんね。)
これあの頃、時代的にもすごい流行ってたのよね。テレビでも紹介されてるの何度か観たことあります。私は学校ではやった記憶がないけれど、夫は小学校でやってたとか。いろいろ時代の流行りはありますよね。今の流行りはアクティブラーニングとか、グローバル教育ですかね。
この話ってあれですよね。
中学受験のリアル(?)が描かれてるんだと思うんですが
いや、中学受験の内容を知らないもんだから、どこまでがリアルでどこまでが漫画特有の誇張なのか分からないんですけども。
でも、一番大事な
「地頭をどのようによくするか」
ってことには触れてないのよね
誰か幼児教育の漫画描いて下さい。私は読みますよ!!!(それが発売される頃には私の幼児教育はもう卒業してるかもしれんけどw)
この話って、どなたか塾講師の方が監修されてるか、もしくは作者さんが塾講師の経験がおありだとか、そういう感じだと思ってたんですけど、巻末の参考文献の多さを見て仰け反りました。
うぇぇぇぇええええ???
なりました。
こんなに参考文献を読んで、その中から必要な部分を使って物語を作ってこんなに面白く仕上げるって、凄いなって感動してしまいましたよ。
漫画家ってすげぇわ。。。
私が普段読んでる少女漫画やBL、ラノベもそうだけど、ここまでの参考文献を使って物語を書くって相当な手間とセンスじゃないですか?
脱帽です。
この漫画家さんもきっと地頭のよい方……なんでしょうね。私にはとてもできない技です。(まず絵が描けないんだけど)
で、地頭の話に戻るけど、
もともと地頭の良い子にはどうやっても勝てない……っていうのがこの断絶した崖道ですよね。
悲しいかな、これはやっぱ仕方ない。
でもその地頭を幼少期の過ごし方で少しでも上げてあげられるなら……と思ってしまうのが親心。
子どもにいつお金をかければ効率が良いのか、それは年齢が低ければ低い方が良いとか。この漫画の参考文献にも上がってますよねこれ。私も子どもができたときにパラっと触りだけ読みました。
そこでよく幼児教室で使われるフラッシュカードについて、面白いページがあったので、私の個人的な育児体験と共に載せておきます。こちら
うちの子も1歳から幼児教室に通わせているのです。
ただ歩きまわって、まぁフラッシュカードを見ていない。最初の1年間はこの教室に慣れることが大事だと思ったので、まずは好きに遊ばせていました。先生にも「好きに動いて大丈夫ですからね~」と言われていたので、一切「座りなさい」と言いませんでした。そしたら、今はお教室に行ったら、勝手に自分で椅子に座るようになっています。
お教室を始めた当初は、全然座ってないし、部屋から出ていくし、フラッシュカードなんか見てるわけない。だって教室の外に出て絵本とか触ってるし。すごい不安でした。(先生の声は聞いてる、作業も部屋の外まで持って行って私がやってるところを見せてやるという感じで)
これじゃ意味がないと思って、フラッシュカードを買って家でやりました。私としては、練習してかなり早くできるようになったのですが、息子は全然フラッシュカードを見ずに、「ちょうだい!」と言って、自分でめくりたがる(フラッシュカードは、めちゃくちゃ速くやらないと意味が無い)
もう映像記憶は諦めて、フラッシュカードは子どもに渡してしまって、子どもに自分で一枚ずつめくらせて、絵本のように見せていました。
しかも当然ながらほったらかしに出来ず、「ママ!!(読んで!!)」としきりに呼ぶので、「しょうぼうしゃ」「キャリアカー」「バキュームカー」、「カナブン」「タマムシ」「カブトムシ」、「セキレイ」「オナガ」「ヒバリ」……と、名前を読んでやりました。
フラッシュカードの正しい使い方を諦めたわけです。
そしたら、早い段階から「ぽんぷしゃ」とか「きゅうきゅうしゃ」とか、好きなものは名前を言うようになりました。鳥のカードや虫のカードよりも、好きな「自動車」のカードを何度も読んでくれと言ってきたりして、自分で好きなものを選択できるって大事なことですよね。
でも、何度も言い聞かせてたものの名前を子どもが覚えるのは当り前……
なんですけど!!
フラッシュカードやりすぎると、瞬間的に覚える能力は上がったとしても、脳が他の機能(シナプス)を切ってしまうので、受け身になりがちな可能性とか、対人関係が苦手になる可能性とか、あるそうで。
躍起になって毎日何時間もやったりしなくてよかったな、と(´・_・`)
フラッシュカードは記憶する脳みそを作るのには適しているけど、自分で考える脳を作るのには適していないというのが私の感想です。
だったら、フラッシュカード失敗して良かったのかもしれないなって思いました。
もちろん喋れるようになる前から、瞬間的に見たものをそっくり記憶して、パッと見ただけの図形や数字を記憶してる子どもを見たりすると、良いな〜その能力〜って思うんですけどね。
そりゃ1番良いのは、記憶力も抜群で、考える力もあって、コミュ力もあって……というのが望ましいのですが(T▽T)それはうちの子には高望みしすぎか?いや、大きくなってからじゃないとまだ分からないから……。
お教室に1年以上通っている今、楽しく通ってるのを見ると、まぁこれが将来に生きてくるのかは分からないけど、楽しそうだから良いかっていう風には思えます。
お教室の良さはまたどこかで「地頭」について思いついたときに触れたいと思います。
厚紙とかを買ってきて自分で作ると、捲りにくくて苦労しました。あくまで私の個人的な感想ですが。
フラッシュカード自体は本屋さんに置いてますよ。
そして、最後に……
▼クロッキー!!!笑
これね~
私、学生時代に教育実習に行かせてもらったことがあるのですが、同じ学校で実習を受けていた同級生(今はもう学校教師になっています)が、授業のときに、めっちゃ黒板をバンバン叩いてたんですよね。笑
「さあ、それでここが重要ポイント!」バーン!!
みたいな。
懐かしいなと思いました。あれ、バンバンやりすぎて、子どもが大事な語句よりもバーンの方が気になっちゃって、授業が頭に入らんやろって、もう一人の同級生(この子も教師になってます)が心配してたけど、
こうしてちゃんとした大事な場面で使うと効果があるんだなと思いました。
クロッキー!!!
かっこいい!!!