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かづ屋(五反田)

ココは、目黒区にあるかづ屋が出店した五反田店です。
目黒区にあるかづ屋にはじめて行ったのは、1997年のこと。
まだ店の面積が今の半分くらいしかなかった頃のことです。


麺やチャーシューが中華料理風に作られているのが印象的で、とてもさっぱりした味が印象的なラーメンでした。


その後店を倍の広さに拡大し、数年後には五反田にも店を出すようになりました。


当時、五反田で働いていた私は、目黒まで出向いてココのラーメンを食べていたので、五反田店ができたと聞いたときは、歩いて行けるところに出来たと喜んだものです。


しかし、結局、目黒本店とは味が異なったため、歩いて行ける五反田店からは足が遠のき、わざわざ目黒まで行くようになりました。


ある日、五反田店の前を通りかかった時、五反田店の厨房に目黒本店の店主が入っているのが見えました。


いつもは、五反田店の前を通り過ぎて目黒まで行くのですが、目黒本店の店主が厨房に入っていることが気になり、久しぶりに五反田店に入りました。


通常、五反田店は、目黒と異なり、似ているようだけれども物足りなさを感じる味だったのですが、この日の五反田店の味は、正に目黒本店で食べていたあの味でした。


客数も少なかったため、厨房にいた店主に率直に
五反田店の味と目黒本店の味が違う事。
事務所からは五反田店の方が遥かに近いのに、五反田店の前を通り過ぎて目黒店までラーメンを食べに行っていた事。
この日食べた五反田店のラーメンは、目黒本店の味と同じだということ。
を伝えました。


その時の店主の答えは、
「しっかり教育して厨房に立たせているつもりなのですが、このようなことをお伺いすることになって申し訳ありません。正直、このような話を聞くと、申し訳なさ反面嬉しさ反面というのが正直なところです。同じ味というのはなかなか難しいかもしれませんが長い目で見てやってください」
といったものでした。


管理職としては、悲しいが、ラーメンを作る職人としては嬉しかった。


という率直なお答えをしていただいた人柄に感動し、何回かに1回は五反田店にも顔を出してみようという気になりました。