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昨日の記事を読み返したら、ずるずると他のことも思い出した。

息子に「青信号」って教えても、奴が「緑信号」って言うんは、多分英語で「Green Light」って言うからちゃうかな。フランス語でも夫は信号の色を「Vert(みどり)」って教えとるし。

さらに、青リンゴ。
これも「Green Apple」って英語で言う。フランス語でもそのまんま「Pomme Vert」やねん。←前後逆やから「リンゴ青」やけど

誰も、っちゅーても英語とフランス語を話す人らやけど、Blueとは言わんのよ。
そらそやな…。

で、さらに息子の混乱言語は続く。

「ママ、百の次(の単位)は何?」
「千や」
「千の次は?」
「万や」

って教えても、息子は「じゅう・千」って言い方で「万」を表現する。
数字 ↓ にしたらようわかるで。
 10,000
な。千が10個あるやろ。せやから英語で「ten thousand」、つまり「10・千」ってなるわけ。
これ、フランス語でも同じ数え方。
この辺の単位の混乱にのたうち回るうちの苦悩は、だいぶん前に記事に書いたわ。
息子も苦悩スタートか?

ほんでもって、さらに息子が言う。

「バスタブ取りたい」
「なんや、バスタブ取るって? あんなもん取ってどこ持ってくんや? やめてや」

実はうち、この言うとる意味を知っててあえてとぼけてますねん。
息子が言うんは

「I want to take a bath」

ってことで、風呂に入りたいって意味。細かいこと言うと、浴槽に浸かりたいっちゅーてますねん。
「take」を息子はそのまんま「取る」って直訳しとるねん。
シャワーしたい時もまったく同じ間違いな日本語を言うてきよる。

こういうことからなんとなく思うんやけどな…息子、頭の中で時々訳してるんかも?
日本語とフランス語と英語の脳みそ収容場所はちゃうらしいけど、簡単な言い方を覚えて、それを他の言語で言う時に訳してまうんかなぁ。
そんなややこしいことを。
青リンゴや青信号みたいに、これはこれ!と、脳みそに焼き付けてくれたらええねんけどな。

『腹ぺこあおむし』については、これ、英語が「Catapillar」やから、青も緑もへったくれもあらへんから、混乱せんで済んでるみたい。

ま、虫は置いといて。
英語とフランス語は似てる部分も共有する単語もあるから、息子は使いやすそう。
けど、日本語は根本からしてまったくちゃう言語やから、英仏連合に対し互換性に乏しい。
とりあえず、日本語を話したく無いと言うようになるまで(なっても)、しつこくしつこく日本語をインプットし続けるしかあらへんわ。←インプットっちゅー英単語を使ってまんがな

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