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大阪では、交差点で隣の信号が赤になったらじわじわスタートするねん。
せやから目の前の信号が青になった時点で動いてへん車は、後ろから

ぷっぷ~

って鳴らされる。
みんな信号の変わり目は、クラクションの上に手を置いてるねん。

と、夫に言うたら、うちがかついでるって思ったみたいやな。
ちゃうでー、ほんまやでー。

で、息子はもちろん青信号が好き。止まらずにどんどん進めるからな。
「ママ、緑信号~」って言う。
これが、困るねん。

確かに信号の色は、緑。日本のは青にかなり近いけど、やはり緑やったと思うねんけど、どやろ? 歩行者信号は緑色ちゃう?
で、息子にはこう言わないかん。

「あんな、信号の色は緑でも、日本語では青信号っちゅーねん」

だいたいうちのこの訂正も無駄に終わること数百万回。

でもな、似たような言葉がたくさんあるんよ、奥さん。

・青リンゴ
・青葉
・青虫
・青じそ

どれも、、でんがな~!!!!!!!!!!!

「青々とした芝生」とも言うしな。
緑色を青と表現するとこに、なんとなく歴史やら古代の雰囲気やらを感じて、日本語って奥深いのぉ~と悦に入るねん。

でも、やはり息子に説明する時が面倒くさい。

「ええか、これ、緑色やけど、気にしたらあかん」
「緑でも青って表現するんが、日本語にはあるねん」
「それはそのまんま覚えるんやで」
「(あまのじゃくな)あんたにはちょろいやろ」

が。

スーパーで息子は叫ぶ。

「ママー、みどりリンゴ、買ってぇぇぇ」
「何言うとる。これはあおリンゴや言うたやろ!」
「あおリンゴ買ってぇぇぇ」
「買ってもあんた酸っぱい言うて食べへんやん! (うちの好きな)ふじリンゴにする!」
「デリシャスリンゴにしてぇぇぇ」
「…そっちのが安いな。よっしゃ、えやろ」

同じ会話を一体何回したんやろ。
あ。
絵本の『腹ペコ青虫』は緑色やけど、素直に「あおむし」で受け入れてるわ。なんでやろ?

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