視よ、天の国は汝らの中に在るなり
一般の人は、天の国というのは、
着たいものは着ほうだい、食べたいものはどこにもあり、
自分の想うことはなんでも叶う、という、
自由自在な生活が出来るところであり、争いもなく、病気もない、
平和そのものの国というように思っておられることでしょうが、
実際に天国というところを、霊覚でみますと、そういうところなのでありますが、
この天国というのもまだ三界（肉体界、幽界、霊界の下層）でありまして、
天人の五衰というように、精進しないでいると下に転落してしまう世界なのです
真の天の国というのは、一般の人が想っているのと大分違いまして、
そういう自分勝手な自由を望んでいて得られるようなものではありませんで、
調和した平和な国には相違ありませんが、遊び呆けているようなところではなく、
生命いきいきと活動している光明燦然たる世界なのであります
聖書講義 より
三界という所は、人間の欲や願いが生み出した世界であり、
この肉体界と、魂だけで生活していく幽界、ちょっと心境が高まってきた霊界の下層を、
おおむねそう呼んでいるのでありまして、
これは人の生きる界層からしたら、下界の世界で、
その中を生まれ変わり死に変わりしていくことを、輪廻転生というのです
そーしてこの世界のあらゆる経験を積み終え、
卒業すれば、更に高層の霊界、あるいは神界に上がり、
その生命を輝かせて生きていくのです
スピリチュアリティの意味を調べますと、〝 霊性 〟でありまして、
人間が本来歩むべき、霊身としての自己を探求していく道であるのですが、
今のスピリチュアルと言われるものはどーでしょうか
一昔前にはやった（？）引き寄せの法則、
あれは、すべての人生に起る出来事は、自分自身が創造したものであるという、
人間の〝 尊厳と真性 〟を知らせるために広まった教えであるのに、
いつのまにか人間の方で、お金の引き寄せ方だとか、
運命のパートナーを引き寄せるだとか、
願望成就の道具に成り下がってしまっています
そういう願望成就、人間の小さな欲望を満たしたところで、
それは人間が真の〝 自己 〟を開発した姿でもなく、
世界の法則の上にも乗っていないのですから、
いずれは消えゆく泡を追いかけているようなもの
真のスピリチュアリティとは、
人間の霊性・神性を発見すること、発現していく道のりのことを、
示しているのです
実際に、人間の肉体的な欲望に把われないと、
本心がいきいきと輝きますし、生命が自由にいきいきとしてきますから、
やはり日頃から、〝 祈り心 〟をもって、天の響きの中に入っていることが大事なのです
鎮魂や、座禅、神観など、
人間のあらゆる想念波動を離して、越えて、
〝 本心の響き 〟のままにこの世界での人生を生きようとする方法を、
昔の求道者たちは歩んでいたのですが・・・
なんでこんな面白みがない話を、
説教くさくせにゃならんのかと言いますとッ
そんな小さな幸せ感だとか、枝葉末節的な生き方、
いわゆる三界の中だけの安定など、一瞬にして崩れ去るものであることは、
段々段々とわかってくる時代に入ってきているから
さっきバス停で待ってるおばあちゃんたちが話していましたよ
いつ地震で死んでもおかしくないからねェと
世も末ですな～
世界各地で異常な猛暑＝米で気温５２度、北極圏でも３０度超え－国連機関
日本で起っていることは世界でも起こっている
しかし日本では国外のことになると関心がないのか、
あまり報道されませんし、更にひどいことに、
異常気象、自然災害が加速度的に増えれば増えるほど、
報道の数は減ってきているということも、データとして明らかにされています
こちらは2009年から2016年までの報道の数です。
2016年は最も異常気象の数が多かったにも関わらず
一気に報道数が減っています。
米国各州では
「気象の変動」「海面上昇」などの用語は公的な場で使用禁止にする動きが拡がっています。
huffingtonpost.com
フロリダ州では、
「気象の変動」「温暖化」という単語の使用について、
公的文書だけでなく、
電子メールでさえ使用禁止になっています。
miamiherald.com
多額の資金を使ってでも
異常気象を知らせたくない組織があるようです。
異常気象、
特に地球温暖化を否定すると多額のお金がもらえることが発覚しています。
theguardian.com
現実に気候の変動が激化しているにも関わらず
それを隠すようになっています。
やはり
不都合な真実なのでしょう。
鍋の水の中に入ったカエルを
ゆっくりと
火にかけると
カエルは水温の上昇に気が付かず
気がついた時には
脱出不可能となって
死んでしまいます。
justmeint.wordpress.com
それと似たようなことを
私たちは
私たち自身に行っているのでしょうか。
ひかたま（光の魂たち）より抜粋致しました ： 増える異常気象と減る報道
スピリチュアリティと世界の異常気象、自然災害、
なんでこんな一見すると関係性のないように見える二つの話を持ってきたかといいますと、
前にお釈迦様のことばでも伝えたのですが、
人間の想念意識、その乱れが、地球のエネルギーバランスを壊し、
その波動調整で自然災害や、個人の不幸災難が起こってくるのですから、
自身の心の波長を、世界の法則に乗せていくことが、
個人も世界も平和にすることに繋がっていくのです
だから昔の聖者・賢者たちはみな口を酸っぱくして、
人間の真性を顕現させる教えを伝えていったのです
今の世界を見て下さい
スピリチュアリティ（人間の真性）なんて話をしなくても、
このまま今の世界の生き方を続けていけばどーなるのか、
人間の目で見ても明らかです
そのうちどーにかなるさが、もはやどーにもならないとなる前に、
いやもはやどーしようもならなくなってきていることも多い中で、
人間の無知蒙昧な生き方が引き起こす、
これ以上の波動調整の難を、大難から小難に、小難からなしにしようとして、
本心である〝 平和な心 〟に波長を合わせていかなければなりません
そのために〝 平和の祈り 〟があるのです
人間の想念や意識が世界に及ぼす影響は、
今の科学でも様々な角度から実証されてきています
ましてや、世界の人びとの生活の安寧を祈る響きなのですから、
三界の想いの世界から抜け出ています
一人でも多くの人が、〝 平和の祈り 〟に意識を向けた時、
個人と人類の波動調整は難なく完成するのです
個人と人類が同時に完成していく道
それが平和の祈りの道なのです
世界が平和でありますように
