〇ホイットニー・ヒューストン逝去から10周年~新たな伝記登場 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇ホイットニー・ヒューストン逝去から10周年~新たな伝記登場

 

【For 10th Anniversary Whitney Houston : New Bio “Didn’t We Almost Have It All: In Defense of Whitney Houston,” Released】

 

(本作・本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

 

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〇ホイットニー・ヒューストン逝去から10周年~新たな伝記登場

 

【For 10th Anniversary Whitney Houston : New Bio “Didn’t We Almost Have It All: In Defense of Whitney Houston,” Released】

 

10周年。

 

ホイットニー・ヒューストンが今日(2022年2月11日)で逝去10周年を迎える。グラミー賞が行われる週末、そのグラミー・ウィークエンド恒例のクライヴ・デイヴィスのパーティーに登場する前に、彼女は同じホテルの自室のバスタブで死去しているのが発見された。一応溺死とされたが、ドラッグを使用してなんらかのトラブルが生じたものとみられている。そのニュースは瞬時に世界を駆け巡り、そのグラミーはホイットニー追悼一色になってしまった。

 

この年のグラミーは、アデルが6部門でグラミーを獲得、まさにアデルが主役になるはずだったが、主役は予期せぬ形でホイットニーになってしまった。

 

その最後のグラミー・ウィークエンドの詳細を関係者、バンド・マスターのリッキー・マイナー、ホイットニーがその前日に顔を出していたケリー・プライスのパーティーなどの出席者などの証言を詳細に集めて一冊にまとめた。

 

ジェリック・ケネディー著“Didn’t We Almost Have It All: In Defense of Whitney Houston,” 発売。

 

彼女の最後の週末が赤裸々に描かれる。本からの抜粋記事→https://bit.ly/33bSSLH

 

キンドル版→

https://bit.ly/3BdBByn

 

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日本では、このニューズは2012年2月12日の日曜午前に飛び込んできた。その日は、毎週レギュラーでやっていた『ソウル・ブレンズ』の生放送が13時から15時まであることになっていた。午前中にオッシーから電話がかかってきて、急遽、特番を作ることになったという。局につくと、普段の2時間枠が特別に3時間枠になっていた。確か、ちょっと風邪気味で喉がガラガラだったことを覚えている。

 

■ホイットニー逝去関連記事(ブログアップ順)

 

(速報)ホイットニー・ヒューストン急死、48歳

2012年02月12日(日) 12時12分02秒

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11162512212.html

 

 

ホイットニー・ヒューストン、48歳で急死

2012年02月13日(月)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11163182982.html

 

ホイットニー・ヒューストン続報

2012年02月15日(水)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11164900664.html

 

ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に

2012年02月16日(木)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11165914414.html

 

ホイットニー葬儀にスティーヴィー、アリーサ、ケヴィン・コスナーら

2012年02月18日(土)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11167435427.html

 

ホイットニー葬儀2時から~処方薬と死の関連

2012年02月19日(日)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11168543076.html

 

ホイットニー葬儀 ~ 歴史的な全世界生中継

2012年02月20日(月)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11169934142.html

 

ホイットニー葬儀を見て思うこと

2012年02月21日(火)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11170376461.html

 

(一部抜粋)

 

歌への愛と観客の喜び、それ以外は、すべてハイプ(虚像)だ。そう割り切るしかない。それを肝に銘じるしかない。しかし、そんな簡単に物事はいかない。それもまた人生だ。

 

「ナンバーワンになるのは簡単だ。難しいのはナンバーワンを続けること」とはエンタテインメントの世界ではよく言われる。誰もがそれを目指す。しかし、今この言葉にはもうひとつつけ加えなければならない。

 

「ナンバーワンになるのは簡単だ。難しいのはナンバーワンを続けること。さらに、もっと難しいことは、生き続けること」

 

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■最後の来日となったショーについて。最後の来日の初日2月11日は2年後彼女の命日に

 

前回来日時ライヴ評

2010年02月12日(金)

ホイットニーは、日本のサポーターに感謝

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10456768165.html

(今回初日2月11日分・ライヴ評=パート1)

 

2010年02月15日(月)

ホイットニー・ヒューストン・ライヴ@さいたまスーパーアリーナ (パート2)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10459305657.html

 

2010年02月16日(火)

ホイットニー・ヒューストン・ライヴ:  (パート3)~理想のセットリスト

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10460147600.html#main

 

■過去ホイットニーの記事~最新作関連の記事。(ホイットニーがオプラに過去を語ったもの)

 

2009年09月15日(火)

ホイットニー・ヒューストン、オプラで赤裸々告白~7年ぶり新作、アルバム1位初登場

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10342830088.html

 

2009年09月19日(土)

ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート1)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html

 

ドラッグを断ち切るために、最初30日間施設に入った。だが、それでも切れなかった。業を煮やした母親がある日、シェリフ(保安官)を伴ってやってきた。「命令書があります。私の言う通りにするか、さもなければ、これがテレビ沙汰になってあなたは引退。でもそんなことにはなりたくないでしょう」 こうして、母親は娘を連れ出し再度ドラッグを断ち切らせようとした。

 

「そのときお母さんは、リハビリに行きなさいと言ったのか、それとも、この結婚をやめなさい、と言ったのか、どちら?」とオプラ。ホイットニーは、「まずリハビリに行って、心をクリアにしてから決断しなさい、と言ったわ」

 

母は強し。母の愛は何よりも勝る…。

 

2009年09月20日(日)

ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート2)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345956495.html#main

 

ホイットニーは家を出るときのことをこう語った。「もはや私は(結婚について)決断しなければならないということはわかっていた。こんなお祈りをしたのを覚えている。『神様、1日だけ私に強さをください(give me one day of strength)、そうすれば私はそこのドアから出て行き、もう振り返りませんから』そして、その『1日』がやってきた。私はこう(ボビーに)言って家を後にしたの。『ちょっとお砂糖とミルクを買いに行ってくる、すぐに戻るわ』」

 

オプラ。「あなたはその時、もう去る日(彼と別れる日)だという決意を固めていた?」

 

「わかっていた。もう絶対に戻らない、と。そして、ロスアンジェルスに行ったの。それから家具を処分し始めて、家や車を売りに出し、すべてを消し去りたいと思った」

 

最後、オプラがホイットニーに尋ねた。「あなたは、これをカンバック(comeback)だと思いますか? あるいは、抜け出た、生き抜いた、やり遂げた(come-through)、ということでしょうか?」

 

ホイットニーは答えた。「生き抜いてやり遂げた、ということだと思うわ。生きぬいた瞬間だと思う(moment of come-through)。Rケリーが書いた曲があるの。『これをカンバックと呼ばないで。私はずっとここにいたのだから(Don't call it a comeback. I've been here for years)』という歌詞よ。(アルバムに収録されている「サルート」という曲)」

 

生き抜いた瞬間、それがあったからこそ、今度の新作は全米アルバム・チャート1位初登場、しかも、17年ぶりのアルバム1位という結果になったのだろう。ジャケット写真を見て、「おお、苦労してるんだねえ」と一言言った人がいた。人生は顔に現われる。しかし、苦悩と苦労が顔に出ても、それを乗り越えた今、ファンとしては言いたい。ホイットニー、復活おめでとう。

 

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■ホイットニー・ヒューストン物語(吉岡正晴訳)

 

ディーヴァ―ホイットニー・ヒューストン物語

12.02.12

ジェフリー ボウマン

TOKYO FM出版

https://amzn.to/3JfOGKf

 

 

 

 

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