◎マサ小浜スペシャル22~超満員で大雪のリヴェンジ
【Masa Kohama Special #22】
立ち見。
2010年7月から始まり、自身名義のアルバムなしのアーティストながら、毎回会場を満員にする目黒ブルースアレイのドル箱コンテンツ、「マサ小浜スペシャル22」が、2018年5月21日(月)に行われた。前回2018年1月の回はなんと都内が大雪に見舞われ、予約者が半分ほどキャンセルとなり、それでも決行したが、メンバーも自宅に帰りつくのが困難になったほどだった。そこで、今回はその大雪のリヴェンジ。
(写真: 梛野 浩昭)
選曲も、少し短くなった前回とはかなり変え、通常の「マサスペ」の様相を呈した。
今回は前回でも使われたジミ・ヘンドリックスのギター(推定価格1億円)や、アイク・ターナーの1969年のギターでのパフォーマンスを披露した。
ジミ・ヘンのギターについては、次の記事を参照されたい。
(このギターの歴史)
なぜディアンジェロの開演は43分遅れたのか (パート1 of 2)
2015年10月09日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12081901171.html
なぜディアンジェロの開演は43分遅れたのか (パート2 of 2)
2015年10月10日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12082126042.html
第一部最後でジミ・ヘンの曲「リトル・ウィング」を演奏する前には、同じジミ・ヘンの「ヴードゥー・チャイルド」「ウォッチ・タワー」のフレーズをやった。まさにここはジミ・ヘンの魂が宿った瞬間だ。
今回は、マサ小浜本人が見たブルーノ・マーズの楽曲などもとりまぜた。セカンドのマイケル曲「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」に始まるまえに、レイによって「オフ・ザ・ウォール」や「ビリー・ジーン~カリビアン・クイーン」、「ヒューマン・ネイチャー」などをちょっとだけ演奏し拍手喝さいを得た。これらはもちろんその場でちょっとやったもので、ちょっとリフをマサが弾いただけで、ドラムス、ベース、キーボードの3人がすぐについてくるところが楽しい。
マイケル・メドレーからブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」へのメドレーはこの日一番の盛り上がり。
途中では「マサ~~~っ」の掛け声も何度もかかり、アイドル状態。(笑)
会社が倒産しそうなギターのギブソンへのトリビュートでチャック・ベリーの「ジョニー・ビー・グッド」、途中にヴェンチャーズの「ワイプ・アウト」を挟み込んだ。
そしてアンコールは定番の「パープル・レイン」をジミヘンのギターで。
ライヴ後はメンバーらと記念撮影などに応じていた。
■過去関連記事
(前回21回ライヴ評)
マサ小浜スペシャル21~大雪の中ライヴ決行~伝説の夜に
2018年01月24日(水)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12346931564.html
(20回目のライヴ評)
マサ小浜20~実は19回目~ファンク、ソウル、R&B、ロック、ブルーズまで
2017年02月10日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12246176471.html
19回ライヴ評
「マサ小浜スペシャル Part19~秋を感じさせる...スペシャル~
2016年10月13日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12208818928.html
(ここに過去記事一覧)
第1回のライヴ評
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
2010年07月09日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html
グラミー賞受賞のイグゼイヴィアとマサ小浜の物語
マサ小浜とイグザヴィア~太平洋をまたぐ2人のソウル・メイトのクロスロード~(パート1)
2016年06月26日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12173783678.html
マサ小浜とイグザヴィア~太平洋をまたぐ2人のソウル・メイトのクロスロード~(パート2)
2016年06月27日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12174040575.html
■セットリスト マサ小浜スペシャル22、2018年5月21日(月)、目黒ブルースアレイ・ジャパン
[ ] denotes original artists All songs are instrumental performance except vocal credit indicated.
Show started 19:48
01. Sparkle (Intro) [Tasturo Yamashita] – Treasure [Bruno Mars] (Vocal=Kaleb)
02. Woman’s Worth [Alicia Keys]
03. Minute By Minute [Doobie Brothers]
04. For The Love Of You [Isley Brothers]
05. Champagne Life [Neyo]
06. Any Time, Any Place [Janet Jackson]
07. Footloose [Kenny Loggins] (Vocal)
08. A riff of “Voodoo Child”, A riff of “All Along The Watch Tower” - Little Wing [Jimi Hendrix] (using Hendrix guitar) (Vocal)
Show ended 20:58
Set 2
Show started 21:25
01. Let’s Go Crazy [Prince] (Vocal)
02. A riff of “Off The Wall”, a riff of “Billie Jean” – “Caribbean Queen”, a riff of “Let’s Groove”, a riff of “Human Nature” - The Way You Make Me Feel [Michael Jackson]
03. Parisian Walkway [Gary Moore]
04. Wild Thought [DJ Khaled] – Maria Maria [Santana] (Vocal)
05. A riff of “Proud Mary” - Georgia On My Mind [Ray Charles] (1969 Ike Turner’s Guitar)
06. Michael Jackson Medley: (Vocal)
a) Wanna Be Starting Something
b) Workin’ Day And Night
c) Uptown Funk [Bruno Mars]
07. Red Light Special [TLC]
08. Johnny B. Good [Chuck Berry] (Vocal) – A riff of “Wipe Out” (Ventures) : (Tribute To Gibson Guitar)
Encore. Purple Rain [Prince] (Vocal)
Show ended 22:37
■メンバー
Masa Kohama (Guitar)
Kaleb James (Keyboards, Vocal)
Jino Hino Kenji (Bass)
Jay Stixx (Drums)
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