聴くことから能力の開花は始まる。
いつも応援して下さっておおきにでございます。
先週水曜日、とある消費者さま(高槻市)のお宅へ訪問させて頂きました。
先週金曜日、とあるメンバー(トハドール)と面談させて頂きました。
それぞれ貴重な意見で、今後のチーム・バリスタに必要な「能力」を示唆しているように思えました。
「聴く」ことは人間にとって本当に大切で、かつ難しい行為です。
日常生活においてコミュニケーション(意思疎通)が取れているような気になることは多いですが、
多くの場合「聴く」ことは出来ていないと思います。
僕も市場の声(消費者さま)の声を再度伺う度に
「またこんなことも気づかなかったのかぁ・・・」と思います。
あるいは当社メンバー同士のコミュニケーションひとつ見ても
「もう少し後工程のことを考えて確認していたら更に良い結果が出たのに・・・」と思います。
「聴く」ことには、ざっと振り返るだけでも
●中立的立場をぶらせない精神性
●相手の言葉をそのまま受け止める愛情や信頼
●言葉の整合性を見極める論理的思考
●その言葉を紡ぎだした相手に感情移入・共感する対人感受性
●相手の論理と感情を受け入れフィードバックする勇気
●新たな結論(進化)に向けて共に踏み出す一歩を提案する矜持
●その共通する第一歩(進化の第一段階)の為に自らも変わることを辞さない謙虚さ
etc...
その他いろいろあると思いますが、
大変多くの能力・人格を必要とする行為です。
故に、聴くことの出来る人間は、チームからも顧客からも信用され
結果としてスムースに様々な連携が取れるようになる気がしています。
聴くことから「問題解決に必要とされる要素」が浮き彫りになり、
その要素を自分の中に掘り当てていく(削っていく)ことが能力開花に繋がる。
たいていの場合、「問題解決に必要とされる要素」はヒトに元来備わっているので、
正確に聴いて認識が出来た段階でその問題の半分は解決できているのだと思います。
生きている以上、一人でも多くのヒトの話を「聴く」ことのできる人生を歩みたい。
そう感じた週末の夕方でした。
悟
ヒトは変わるか否か?
いつも応援して下さっておおきにでございます。
先週金曜日、繁忙期に入り始めた製造本部。
「ご指導ありがとうございました!」と第三工場のOさん。
その声は凄く気合いの入った、
しかも自然に「感謝のキモチ」が出ている声で、
「いい会社に一歩近づいた瞬間」を改めて感じたのでした。
近頃よく、ヒトは変わると思いますか?変わらないと思いますか?と
様々な組織のマネージャーさま、あるいは金融機関など外部の方から質問を受けますので、
いつもお応えすることを記載させて頂きます。
僕は、「変わる」と思っています。
「ヒトはいくつになっても、いくつからでも変わり続ける」という思いは、
日々さまざまな経験を積むごとに信念のように強くなってきています。
正確には、「変わるかも知れない瞬間がそれぞれの人生で幾度となくある」
と言うのが適切かも知れません。
「変わるかも知れない」だけなので、最初から「変わる」ことを期待して接しないようにしています。
ただ、役割として「変わるかも知れない瞬間の提供」には徹して来たつもりです。
また、これからも徹するつもりです。
今となってはイイ思い出の数年前を回想しています。
TOPから檄が飛んでも、「ありがとう御座いました!」とメンバーから大声で感謝するなんて
想像することは出来なかったチーム・バリスタ。
営業本部メンバーもてんでバラバラ。
リーダーから檄が飛んでも「うつむいて嵐が通り過ぎるのを待つ」チームの典型だった。
お恥ずかしい話ですが、事実です。
が、今日このチーム・バリスタを目の当たりにすると、
ヒトも組織も「生まれ変わる」と信じきることが出来ます。
その変化(せいちょう)は一歩一歩かもしれないけれど、
本当に些細でなかなか気づいてもらえないほどかも知れないけれど、
着実に違うチームに生まれ変わりつつある。
その日々の変化(せいちょう)が「ヒトは変わる」という希望を示してくれています。
本当に、支えてくださっているメンバーにも、TOPにも感謝。
改めて、こういう気持ちを思い返させて下さった社内・外の皆さまへ、
本当にありがとう御座います。
悟
プロフェッショナルと袖振り合うも…
いつも応援して下さっておおきにでございます。
昨日はとある総合商社の原料チームリーダー、京都の某大手建設会社の専務など、
当社の基盤となる機能を補強するプロジェクトの会議に終日関わっておりました。
そのお二人のような「プロフェッショナル」な方々と出会うと、モチベーションが上がります。
新しいことを知ると、新しい世界が広がるような感覚に襲われませんか?
(僕自身がコーヒーのプロとして、まだまだ未熟な領域の多いことに気づくのですが…)
たぶん、「知るヨロコビ」が人間の根源的な欲求にあるのだと思います。
実は僕には、昔からロールモデル(生き方のお手本)となる先輩が沢山います。
年齢と共に、その数は増加の一方をたどり(笑)
「こういう生き方をしてみたい!」と思えるヒトは今日現在、両手に余るほど出てきます。
その多くが「プロフェッショナル」という領域のヒトたちです。
まだ20代前半だった頃には、ロールモデルもスポットライトを浴びているような有名な方々ばかりでしたが、
今は「リアルに出会える」、日常のビジネスの現場で出会える「プロフェッショナル」も数多くいます。
昨日のように、仕事の中に哲学を感じる「玄人(プロフェッショナル)」とご縁を紡ぐことが出来る。
きっと、こういう感覚がやみつきになってオシゴトって楽しくなるのだろうと感じます。
袖振り合うも多生の縁。
道で人と袖を触れあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるもの。
尊敬する沢山のプロたちと前世から何か繋がりがあったのかも知れないと思うと、
日々の巡り合せや支えてくださっている環境に感謝しかないです。
本当に、皆さまありがとう御座います。
今日も感謝のキモチを抱き、ご縁を楽しみながら、
一歩前へ。。。
悟
自主基準。
いつも応援して下さっておおきにでございます。
とある金融機関からご評価を頂いたのですが、
「この経営計画の目指す、自主基準が高いですね。」というお言葉。
以前、某調査員の方々からも頂いたご評価ですが、
近頃こういったお言葉を頂戴することが多いです。
当社としては比較対象がないので、そのお言葉を受けた際、
「ありがとう御座います。」という感謝のキモチと、
「まだまだ未熟なので宜しくお願いします。」という照れくさいキモチが双方沸いてきます。
ただ、そのコトバの意味することと、各メンバーの幸福の度合い(多幸感)は一致してくるだろうと、
いつも「自分に期待する達成水準を落とさないように」意識はしております。
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じしゅ 1 【自主】
(名)スル
〔freedom〕他人の保護や干渉を受けず、自分の判断で行動すること。
(名)スル
〔freedom〕他人の保護や干渉を受けず、自分の判断で行動すること。
「―独立」
「二国の政府は、教会より脱して各―することとなりたり/新聞雑誌 60」
「二国の政府は、教会より脱して各―することとなりたり/新聞雑誌 60」
By Goo辞書より
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そのコトバの意味の通り、誰かに強いられることでなく
自らを律して基準を定め、その目標を達成するから
人生は彩り多くなり、深みを増すものだと信じています。
日本語の「自主」が、英語の「Freedom」に相当しているのも大変興味深いと思います。
当社は全員が「自主的」にオシゴトを進めること、つまり
「自ら」「主体的」に人生を歩むことを推奨しています。
人生の一部として、当社を「舞台」として各人が活躍して欲しいと伝え続けています。
チーム・バリスタのメンバー全員が自主的な人生を謳歌できるよう、
そしてこれからも外部の方々にそういった「自主基準が高い」という評価をいただき続けれるよう、
明日も一歩一歩進んで行きたい。
そう思います。
悟
人生というのは『いい思い出』と『これからの夢』で成り立っている。
いつも応援して下さっておおきにでございます。
一昨日は当社顧問CFPと会議で終日。
昨日から本日にかけて、現場を見ながらインプットバケット(情報収集のための時間)を多く取っています。
今後のチーム・バリスタの目指す方向性。
変動していく現場(販売という川下から、生産国という川上まで)を沢山見せてもらったお陰で、
その方向性は以前にも増して輪郭が浮き彫りになって来た気がします。
こういった右脳が爆発しそうな「デザインの瞬間」が昔から好きでたまりません。
以前にもデザインというコトバの意味について記事を書いたことがありましたが↓
改めて、デザインとは「自分を取り巻く環境をより良くすること」だと痛感しています。
様々な現場と、その現場に携わる人々のハートを見つめて、
起こっている事象(事件?)から浮かび上がってきたインスピレーションを元に
未来予想図と未来設計図を組み立てる。
そういう意味では、あらゆるヒトはデザイナー。
アタマの中で未来を描く本当に楽しい瞬間です。
そして、それがチーム・バリスタ全員の幸せにしっかりと繋がっているかどうかを
もっともっと全員とコミュニケーションを取って行こうと決意しました。
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「私は、人生というのは『いい思い出』と『これからの夢』で成り立っていると考えています。
「いま」というのは存在しません。
(中略)
私たちは、過去の思い出と、これから起こるであろう期待の二つの狭間で動いているのです。
そうであるとすると、過去にいい思い出があり、そして未来にいい期待がある人生ほど、
すばらしい人生、充実した人生ということになります。ですから夢が大事なのです。」
By塚越寛会長(伊那食品工業株式会社)
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本当にその通りだと思います。
過去を「いい思い出」に変換する思考と、未来を「これからの夢」にリンクさせる意志。
その二つがあれば、よりハッピーな人生を謳歌できるのはヒトも組織も一緒。
まだまだハードルは沢山あるけれど、
きっと実現できると信じきれる、ワクワクする未来設計図も手元の沢山ある。
今日もまた、「いい思い出」と「これからの夢」で埋め尽くそうと思います。
最後まで読んで頂いてありがとう御座いました。
悟
創造力は想像力から。
いつも応援して下さっておおきにでございます。
この週末、関西~関東にかけて市場調査(売りの現場視察)をして参りました。
その他、プライベートでも沢山の知人・友人らと「一消費者」として過ごし、
購買の瞬間を体感して参りました。
●いろんなヒトが「お買い物」する瞬間(現場)を見て、ハートを感じること。
●そして自ら「お買い物」してしまった時のキモチを冷静に見つめてみること。
大切だなぁと思います。
こういった神秘的でワクワクする時間を、今までにも増して定期的に取って行こうと思います。
お客さまの、そして自らの「欲求不満足」を明らかにすることで、
今後の可能性の種はいくらでも見つけることが出来そうだなぁと感じます。
想像(イメージ)することから、全てのお役立ち(創造)は始まる。
商品を通じて目的に向かう進歩軸と、流行を見つめるトレンド軸。
以前訪問させて頂いた伊那食品工業㈱の塚越会長から教わった企業観です。
この双方のバランスを取りながら今日もコーヒーというココチヨサを創り続けていきます。
さ、今週も想像(妄想?)すること盛りだくさん(笑)
頑張ろう~
悟




