アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~ -9ページ目

本音カイギ。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




本日、朝8時からミーティング。

題して、「本音カイギ」。

第三工場のオペレーターOさん、キャリアの長い物流担当のKさん、そしてリーダーのHさん、

当社代表、専務、そして僕。

6人で朝礼後、約1時間の話し合いをしました。

僕らの今後(といってもそう遠い未来でなく、10月後半~12月までの繁忙期)を左右する、

本当に大切なプロジェクト進捗の確認会議。

当社は、毎年毎年新しいチャレンジをしているので、

各人が「今まで遭遇したことのない仕事(プロジェクト)」を追いかけています。

工場全体のオペレーションをスムースに進行させる為に必要な

複数ポジションのスイッチングスキル(人材のスキルアップ)プロジェクトについて、

その発起人である当社代表と現場数名のすり合わせを行ったのでした。

その会議中のこと。

Kさん(技術継承側)とHさん(プロジェクトリーダー)の報告に懸念をもった社長。

その社長へOさん(技術伝承側)から出たコトバ。

Oさん:「Kさんは謙虚だから上手く社長に伝わらなかったのだと思いますが、
     プロジェクトは順調に進んでいます。
     ただ、もし僕のオペレーション(リカバリー)スキルが100だとすれば、
     10月1日の納期に100を習得してもらうことは難しいかも知れません。
     でも、60~70は到達できると思います。
     僕が第三工場のライン立ち上げに苦労した部分はお陰さまでほぼ修繕されていますし、
     来るべき繁忙期にメインオペレーションを一通りこなすことはKさんは可能だと思います。
     社長、僕はKさんを信頼しています。
     なぜなら、Kさんは第二工場の旧型マシンで立ち上げの苦しみを経験されているからです。
     今の新型マシンのオペレーション程度なら、大きなトラブルがなければKさんは十分可能です。」


そのコトバを聞いた瞬間、それまでこわばっていた社長も表情が緩んだ。


社長:「そうか、安心した。僕だけが焦っていて、現場に危機感がないのじゃないかと不安になり、
    こんな朝の大切な時間に呼びつけた。その大切な時間を削ってでも真相を確かめないと駄目だと思った。
    製造する苦しみを一番解っているのは僕だから、このままじゃ乗り切れないと焦燥感に駆られていた。
    でもO君がそういうなら、それは僕の期待水準通り。是非ともやり遂げて欲しい。」



やり取りを見ていて、何よりも、僕自身涙が出そうなくらい嬉しかった。

製造(モノヅクリ)とは、積み重ね。

そして製造(モノヅクリ)とは、連携。

一枚岩にならないと良いプロダクトは出来ない。

不安だと感じたなら、その不安を横同士でも上下関係があってもぶつけなければいけないし、

製造予測を立てた時に来る大きな波を全員で乗り切っていかなくてはならない。

現場の情報をクリアに伝えること、

その為に仕事の依頼主(当社代表)の期待水準を客観的に表現するコミュニケーションの技術、

そういった定性的なことが、プロダクトに携わるメンバー一人ひとりに浸透してきているんだと思った。

当社では社歴が長いメンバーは現場でのスピード・対応力は圧倒的、

社歴が浅いメンバーはコミュニケーション力と親和力が圧倒的、

その双方が日々の業務で協力をしながら「強み」で結束していく瞬間。

プロダクトを通じてメンバーが変化していく瞬間。

そういう瞬間を絶え間なく感じることが出来るから、

僕はモノヅクリに携わり、この会社にいるのかも知れないと思った。



今日はあと一つだけお仕事をして早めに帰ろう。



Oさん、Kさん、Hさん、いつも問題に向き合いながら現場を支えてくれてありがとう。

特にOさん、本音をクリアに、(かつ伝わるように)伝えることで

現場の不安感や焦燥感を払拭してくれてありがとう。

その場の険悪なムードを変える一言を放ってくださったこと、本当にウレシカッタですよ。



姫路へ

アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~


お客様の元へ急遽走ってます~
イイ天気(ドライブ日和)ですね~今日の関西、気持ちイイ!
帰り姫路城でも寄り道しよかな…
つれづれ


Mobileから

s.fujita

明日はいよいよ、

毎月恒例の営業経営会議(幹部会議)デス。


しかも、当社の最終期末での幹部会。


いつもの如く準備が間に合わず徹夜。


なんでいつもギリギリにならないと終わらないんだろう。


給食を5時限目に居残って食べている小学生の気分。


もっと上手く時間を使えるようにならないとなぁ。

(あ、もう今日か、、、)




ふと思い出した。




今日は沢山、思い出しました。

「大切なもの」

この歌、大好きだった。

今日出会った凄い人たち、色々「本来の自分が大切にしていること」を思い出させてくれた。

そして、ふと戦友だった元先輩のブログを見るとここに貼り付けられていた。

「大切なもの」

思い出させてくれた様々な出会いに感謝。



自己実現の欲求に沿った仕事。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




ここ数日、社内外の方々と膨大なやり取りをする中で

僕がメンバーに対して「自己実現」に向かった仕事をやってもらえているか?

という疑問を感じています。

人間は、「なりたい自分になろうとする」欲にスイッチが入った時、

第一歩を踏み出す可能性が圧倒的にあがると思っています。

車の発進と一緒で、ローギア(1速)は一番チカラがいる。
(そういや最近オートマばかりですけど…)

一番チカラがいるステージは、「(かっこいい・カワイイ)自分に変わろうとする」想いを抱くことが

無理なく行動を変えれる(起こせる)モチベーションになりうる。

一度発進さえ出来れば、次はセカンド(2速)・サード(3速)という風にギアを上げていく。

そのステージでは、自分以外の誰かに喜ばれるとか、

継続的に人から評価を受け続ける仕組みが必要になってきます。

まるでガソリンのように。。。



チーム全体がローギアで発進出来るように「最初の一歩を踏み出そう」と号令を出すのも仕事。

そして走り始めたチームにガソリンを注ぎ込み続けることも仕事。



当社のメンバーはみんなカッコいい。

カッコワルイ自分は許せないというプライドを貫いてそれぞれのセクションで仕事をしてくれています。

彼ら彼女らが「自己実現」に向かい続けることができるよう、僕も変わり続けよう。

そう思いながら各メンバーと一緒に目標を創っている今日この頃。


あ、ちなみに僕が乗っている配送車はイマドキ珍しいマニュアル車(トラック)car*デス。


本音でぶつかることの出来る人財たろう。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




本日、とあるメンバーに対して本音(本気)のメールを流しました。


だいたい、半年(いや、3ヶ月かな?)に一度くらい、


当社のメンバーやクライアントと本音(本気)のコトバのやり取りをすることがあります。



偶然、サイバーエージェントの藤田晋社長も本日のブログで記載されていたこと。


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”最高のチームの形成には本音が重要であって、短絡的な仲良しは必要ない”

                  Byエド キャットマル氏『ピクサー流マネジメント術』


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僕は23歳でビジネスパーソンの人生を歩んでから、


ずっとこの「本音」を大切にして来ました。


そして本音が見えない時には、意図的に「短絡的な仲良し」を破壊することもあります。


断ることも、NO(ダメ)ということも、時にはぶつかり合う(喧嘩する)ことも、


ビジネスパーソンとして本当に大切な能力です。


本音と建前を一致させないと、プロジェクト(案件)はいずれ失敗をすると思います。


問題に対しては、先送りすべきじゃない。


感じている本音は、隠すべきじゃない。


そう思い続けています。




正直言うと、いつも「今回は言い過ぎたかな?」と反省はしています。


それでも僕は本音でぶつかることのできる人間であり続けようと思います。



P.S.

あまり極端に隔たらないように自省はシテイキマス。。。






新車がキタ~(3回目)

たった今、納車完了↓。。。


アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~

以前から使用していた軽自動車が物損(自損事故)をしてしまったことを機会に、


営業車を一新。


当社営業は走行距離がハンパなく多いこともあり、


彼らの移動間ストレスを軽減する為にも選んだ車種。

(当然、間接費軽減や地球環境のことも選定基準デシタ)


最新型プリウスです。


約8ヶ月以上納車待ちであるこの車種を9月頭に納車出来たのは、


当社代表と販売代理店さんの努力の賜物デス…




しかし、トヨタの真髄が詰まったハイブリッド車。


説明を聞きながらテストランして来ましたが、、、


アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~

技術力・開発力ともハンパないですね。。。



担当のUさん、大切に乗って下さいね~パー




Build on your own strength at 広島。

金曜日、とあるビジネスオーナー(I社長)との面談に広島まで走ってきた。


当社の製造能力拡大(工場新設)プロジェクトに向けての指南を仰ぐためだ。


そのI社長とは約2年ほど前、当社がとある設備を譲り受けた時からのお付き合いになるのだが、


今回の面談でも本当に学ぶところが多い。


片道4時間、高速道路を飛ばして、かけがえのないものを得た。


彼の保有する様々な製造設備、その調達ルートを惜しげもなく教えて頂き、


今後のプロジェクト推進に伴う沢山の成果を持ち帰ることが出来た。




①製造技術(モノナガレナレッジ)≒産業横断をすべき社会全体の智恵

②オーナーのなすべき役割

③オーナーでしかできない仕事を営業活動(付加価値獲得活動)に変換するビジネスモデル



の3点に凝縮された今回の工場見学。


本当に圧倒的。。。




そして、これら全ての礎を創っている「オーナー自らの強み(技術力)の上に全てを築く」スタンス。


またここでも「人の強みにフォーカスする」大切さを教わった。



I社長は元々と自動車産業の敏腕エンジニア。


別業界に参入しながら、そのエンジニアとしての腕(能力)を見事に事業の強みに転化し、


プラントもさることながら、事業全体としても、見事な仕組みを創り上げておられた。


それら全てに、オーナーの思想が反映されていた。




「アンテナさえ立ってりゃ、なんぼでもイイ情報は入ってくるけん。

 もっともっと頑張りんしゃい。いつでも見に来りゃえーから。」




と笑顔で送り出して頂いたI社長さま。。。



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「個人は自己の強みに集中すべきだ。

 自分の弱みを人並みにするには、自分の強みを超一流にするよりも

 大きな努力が必要だ。それよりも、自己の強みに集中すべきことにより、

 卓越した成果を上げるべきだ」

                  ByP・F・ドラッカー氏


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帰りの高速道路で、このドラッカー氏のコトバばリフレインしていた。


今回、お忙しい中で時間を取ってくださったI社長には感謝しかない。


I社長、本当におおきにで御座いました。


まだまだ未熟な僕ですが、これからも宜しくお願いします!!!




「人の強み」かぁ。。。




広島へ。

今から突っ走ってきます。


アポイントは12時。


南アメリカで陸路移動の免疫がついたお陰で


片道400kmくらいならなんともない(笑)




ってことで、今日の朝礼の運営、製造リーダーHさん、頼んだで。




デュアル・ストラテジー。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




昨日から国内業務に復帰。


朝からいくつかの打ち合わせと、資料作成、不動産会社・建設会社との折衝、社内面談その他で一日が過ぎた。


ジュディ・オング号(3トントラック)のミラーの調子がおかしいとか、


新人メンバーの勤怠規定の再確認とか、


数日間に頂いた●百枚の名刺整理とか、


もぐらたたきのように突発発生する要処理事項と格闘する月曜日。


20時、社内面談を終えた直後から何度か意識が途切れて(眠って)しまい


福岡のとある企業のマネージャーからの携帯着信で目が覚めた。


来週に大阪に来るらしい。


嬉しいアポイントを貰う。


その着信のお陰で目が冴えて、その後もバタバタと事務作業にふける。


ふとメールソフトを立ち上げてみた。


深夜23時過ぎ、ブラジルのL社エクスポートマネージャー・オリビエイラからのメール返信が着ていた。

(時差は-12時間なので現地ではお昼休み前、11時過ぎです。)


そこには、ブラジルに多大なコストをかけて僕らが来伯したことに対して御礼が書かれてあった。



日々、目の前のことに臨機応変に対応していく瞬間も大切。


そして、変化し続ける未来の為に経営環境を整備することも大切。


経営の二面性をあらわす、僕の大好きなコトバがある。


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Dream as if you'll live forever,
Live as if you'll die today.

‘永遠の命があるがごとく夢を持とう
今日限りの命と思って生きよう’

                Byデレック・F.エイベル「デュアル・ストラテジー」


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未来を志向し続ける(夢見続ける)ことが、


今目の前で起こっているこの一瞬・一瞬を更に価値あるものに昇華してくれる。


沢山の「お陰さま」で成り立った今回のビジネストリップ。


この出張での出会いや情報が、必ずチームバリスタの未来を創るだろうと思う。


多少無理をしてでも、意識して未来のためのまとまった時間・空間を取って行こう。


そう誓った9月1日です。