アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~ -5ページ目

最高出荷量ありがとうございます2!!!

いつも応援して下さっておおきにでございます。




今日も、昨日を上回る最高出荷量を頂いております。
(一日出荷数では過去最高デス・・・)

21時を過ぎた今、ひと段落ついて来ましたが、

メンバー全員一丸となって↓お客さまのご要望に応えるべく製造・出荷に励んでおります。
アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~

アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~
これも全て、支えてくださる市場の皆さまのお陰です。

本当にありがとうございます!!!

明日、明後日、明々後日とオシゴトは山のようにありますが、

チーム・バリスタは2009年最後まで、全力で駆け抜けたいと思います~走る人



最高出荷量ありがとうございます!!!

いつも応援して下さっておおきにでございます。




今日も最高出荷量を頂いております。

本当にありがとうございます!!!

現場メンバーは早朝6時から今(21時過ぎ)まで

お客さまのご要望に応えるべく必死に造らせて頂いております。


たった今、ひと段落。。。
アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~
↑残務を終えて年末までの段取りを打ち合わせている現場ダイレクターのYさん・当社代表


Yさん、いつも全員が上手く回るように檄を飛ばしてくれてありがとう!

この出荷量を支えてくださったお客さまにも当社メンバー一人ひとりにも、

本当に感謝してます。



よくあるご質問について

Q:「手造りコーヒー」って、どういうこと?
A:その昔、コーヒーが喫茶店と共に日本で普及し始めた戦後まもなくの頃、
 「自家焙煎」業者として当社はスタートしました。
 その頃の自家焙煎業者はコーヒーひと粒ひと粒と会話をするような「手造り」の焙煎を生業としていました。

 それから数十年、当社も多くのお客様へコーヒーを提供できるようになりました。

 当社では、トハドール(焙煎士)はヒトの感性を大切にしつつ、
 「お客様へ安定した品質での供給」を第一に日々焙煎しております。


 その為に、以下3つの方針を掲げています。

 ①規定した香味(品質)を正確に創り上げること。
 ②毎年作柄の異なる農産物(生豆)の個体差を見極め、それぞれの良さを引き出し統合すること。
 ③自家焙煎の持つ「手造り感覚」を大切に、各工程の判断を機械化・基準値だけに頼らず、
  人間の官能で整えること。


 この3つの方針を遵守し、原産地区分だけでなく独自チェック項目・注意事項などで
 コーヒー生豆の持っている可能性を見極めてゆきます。
 どの風味をどの程度殺し、どの程度引き出すか、規定の商品別香味をイメージすることから
 「コーヒー屋さんの焙煎」は始まります。

 コーヒーの味・香りを決定する際、特に大切な

 「生豆の色」
 「焙煎時の黒じわの出具合」
 「焙煎時の豆のふくらみ具合」
 「焙煎時の色の変わり具合」

 の4つ。

 これらは焙煎度合いと創られる味覚がタイプ別けできるため、
 トハドール(焙煎士)はタイプ別の見解を各自が持ち寄り、焙煎方針を毎朝決定しています。

 常に生豆の個体差を認識し、それぞれの特性を考慮する。
 ヒトによる官能検査を随時重ねつつ、コトコトと焙煎に勤しむ。

 そんな古き良き時代のコーヒーへの「想い」を大切にしたい。
 「コーヒー屋さんの手造りコーヒー」というネーミングにその「想い」を込めてみました。


Q:『○○煎り』『○○挽き』ってどういうこと?
A:煎りとは焙煎(ロースト)といい、コーヒーの味や香りを引き出すために
 生豆に熱を加えて炒ることです。
 挽きとは焙煎したコーヒー豆をミル(粉砕機)で粉砕することで、グラインドとも言います。


Q:焙煎(ロースト)度合いとは?
A:生豆の持ち味を引き出しながら味や香りを仕上げることです。
 大きく分けて次の3つの度合いが代表的です。
  ・ 浅煎り=酸味を感じやすいアメリカンタイプ。
         香りやコク、苦味はやわらかく若々しい印象。
  ・ 中煎り=酸味、苦味とも強くなく、バランスのとれた味わい。
  ・ 深煎り=酸味はほとんどなく、苦味が前面に出て芳ばしい香りあり。


Q:コーヒー豆の挽き方(グラインド)ってどう違うの?
A:一般的には『極細挽き』『細挽き』『中細挽き』『中挽き』『粗挽き』と分けられます。
 コーヒー豆は細かく挽けば挽くほど、抽出する面積が広くなり、色も味もよく出ます。
 しかし細かくしすぎると美味しい成分さだけでなく苦く、渋い、えぐいコーヒーになります。
 粉が細かいとお湯の通りが悪くなり、抽出に余分な時間がかかり悪い成分が出てしまうからです。
 反対に粉が粗すぎると、お湯が早く通り過ぎ風味が薄くなり、
 良い味を引き出すことが出来なくなってしまうので注意して下さい。
 ※一般的にはたてる道具やたて方により、適した粗さがあります。
  粗挽き=パーコレーター
  中挽き=ドリップ
  細挽き=サイフォン
  極細挽き=エスプレッソ


Q:開封後はどれくらいで使い切ればいいの?
A:コーヒーは酸素に触れるとどんどん劣化が進みます。
 豆で約1~2ヶ月、粉で約3週間が美味しく飲める期間です。
 (未開封時には袋内の空気を窒素に置き換えて、劣化を防ぐようにパッケージングしています。)

Q:保存法は?
A:開封前の商品は高温・多湿を避けて常温で保存します。
 開封後は中身を密封容器に移し、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。
 冷蔵庫や冷凍庫で保存するとより風味が長持ちします。
 (冷蔵庫=約1ヶ月、冷凍庫=約2ヶ月)
 但し、コーヒーは周囲の匂いを吸収しやすく、湿気やすいので必ず完全密封できる容器に入れて、
 他の食品の匂いが移らないよう注意して下さい。


Q:開封前に賞味期限が切れてしまったら飲めますか?
A:賞味期限が切れたコーヒーを飲んでしまっても体に害があることはありませんが
 長期間経過したものは、香りがなくなっていたり、コーヒー豆に含まれる油分が変化して
 不快な味になります。
 弊社としましては、飲めると申し上げられません。


Q:お湯を注いだ時に膨らむのはなぜ?
A:焙煎直後の新鮮なコーヒーはお湯を最初に注いだ瞬間、粉面が膨らんできます。
 と言うのも、焙煎直後のコーヒー豆は炭酸ガスを放出しますので、
 焙煎直後に窒素パックしてもガスが出ています。
 お湯によって粉から出ているガスが粒子一粒一粒の表面から出るので、
 粉同士(粉面全体)を盛り上がります。
 ガスの放出が落ち着くのはおよそ3日後です。
 (※逆に焙煎直後よりも3日ほど経ったコーヒーの方が味も落ち着き、膨らみがなくなってきます。)


Q:袋の正面に貼ってあるプラスチックのシールはなに?
A:特殊バルブといい挽きたてのコーヒーから発生する炭酸ガスを外に逃がす働きをします。
 また、外の空気を弁の働きにより遮断し、酸素の侵入を防ぐので、
 いつでも新鮮なコーヒーがお楽しみいただけます。
 但し、一度開封するとこの機能の効果はありませんので密封容器に移し替えて
 保存するようにしてください。
 コーヒーを劣化させないように、気温の低い場所(冷蔵・冷凍庫など)での保存をお勧めします。


Q:レギュラーコーヒーの袋がパンパンに膨れてきたのはなぜ?
A:焙煎直後の新鮮なコーヒーは、炭酸ガスが発生するため袋が膨張する場合があります。
 また、気温の変化などで袋が膨張、収縮することがありますが、品質には問題ありません。


Q:コーヒー粉の中に白い皮のようなものが見えるがそれはなに?
A:コーヒー生豆の表面にある薄皮(シルバースキン)の一部です。
 コーヒー生豆を焙煎すると、シルバースキンのほとんどは剝離しますが
 割れ目部分についているものが残ることもあります。すべてを取り除くことは困難です。
 製品内に残ったシルバースキンは、もとはコーヒー豆の一部なので異物ではありません。
 ご安心ください。


Q:インスタントコーヒーと間違えて飲んだけど大丈夫?
A:大量に飲まなければ影響はありません。


Q:他社と容量(かさ)が違うけど?
A:コーヒー豆の焙煎度合いや挽き方で同じ重量でも容積(かさ)は変わります。

絶景…

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慣れない道と距離で膝がボロボロですが、ケモノのように走って来て良かった(笑)


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s.fujita

獣のキモチ…

アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~-Image0581.jpg

ハーフマラソン出場が迫って来たので、奈良・生駒の山で走り込み。お誘い頂いたKさんと朝から約30kmの獣道を走ってます(笑)

Mobileから

s.fujita

「若さ」って?

いつも応援して下さっておおきにでございます。




昨日は某ホテルにて、業界団体の懇親会に参加させて頂きました。

参加者の皆さまを見渡すと、どうやら僕が最年少。。。

ってことでマイクを渡され、諸先輩方へ思いの丈を伝えつつ、

改めて挨拶をさせて頂きました。
(生意気な発言も多かったかと思います。気を悪くされた方がおられたとしたら、申し訳ございません。)



そんなやりとりの中、ふと思うのですが、ビジネスにおいて俗に言う「若さ」は重要じゃないです。



「(年齢が)若いから●●(プラス評価)だね」とか、「(年齢が)若いんだから●●して」とか、

「まずは(年齢が)若い人間が●●しとくべきだろう」とか、、、

今までの職業人人生でそういった言葉を意図的に避けてきたように思います。

「若く」てもここ一番って局面でチャレンジスピリットを発揮できなければ、

世の中を「より良い仕組み」に創り変えていくことはできません。

逆に肉体的には年齢を重ねていても前を向いているハートがあれば

様々な課題を乗り越えたり「よりよい仕組み」を構築できたりします。



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青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう。
人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる
                      サムエル・ウルマン『青春の詩』

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敬愛する企業家の先輩から教わり続けてたこの詩、ふと思い出しました。



年齢が若いかどうかより、

いつまでも「青春」の真っ只中でいよう。

そう思った大阪の夜でした。



プロセスが重要なんです。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




この数日、様々なジャンルの諸問題に対処をしておりますが、

ビジネスにおいて「プロセス」が重要だと何度も痛感しております。

特に、モノヅクリにおいては「プロセス」こそ全てだと思います。

それは、当社の珈琲という商品が、

原産国から消費国まで長い時間と多くのヒトの作業・想いの積み重ねを経るものだからです。

誰か一人のカリスマ的な発想・手法によってお届けできるものではないからです。

当社内だけでも、製造してから販売に至るまで、

またお客さまのテーブルに届くまで、

本当に多くのプロセス・関係各位の方々・沢山の想いが積み重なっていきます。



よく、ビジネスの現場では「結果が全て」とか、「結果を出してから」とか言われます。

何よりも僕自身、20代の駆け出しの頃に、「結果」にこだわりすぎて、

様々なヒトを傷つけたこともありました。

そういった幾度となくぶつかって来た壁や諸経験から自然と考えが至ったのですが、

問題や課題にタッチせず(あるいは認識すら出来ず)に結果を出してしまうと、

より大きな問題や課題が後ほど噴出することが多くなります。

当然、より大きな問題や課題は解決が難しいステージへと上がっています。



プロセスを踏むには根回しや関係各位との調整、段取りを考慮する必要が出てきます。

只でさえ時間に追われるビジネスの現場では、

プロセスを踏むことは遠回りのように感じることもあります。

けど、プロセスを踏む能力が仕事の本質です。

様々な根回しや膨大なコミュニケーションの積み重ねを経て、

初めて働くヒトの「仕事するチカラ」も上がっていく、市場における人財価値も上がっていくのだろう

そう思っています。

プロセスを踏めないヒトはいくら結果を残しても信用が積み重ならず、

その組織で活き活きと仕事をすることが出来なくなりかねません。



チーム・バリスタは「プロセスを踏む玄人」たろう。

そう思います。



紅葉の中

アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~




マラソン。いつも誘って頂く料亭のオーナーと偶然すれ違い、お互いにびっくり!!!
2ヶ月後に迫った大会に向けて慌てて汗かいてます…

Mobileから

s.fujita

珈琲豆との会話。

難しいです。


煎り止め時点の目視確認・香味デザイニングの一こま。


この2つの微妙な色使いの差で↓驚くほど味が変わる。
アトトリムスコの「現場の社窓から」~ココチよさ創造日記~
朝一番から当社トハドールのYさんと色サンプルを見つめながら、


どの風味をどの程度殺し、どの程度引き出すか、規定の商品別香味をイメージする作業。


格闘しておりますメラメラ




積み重ねてきたことは「花開いて」いる。

いつも応援して下さっておおきにでございます。




昨晩、当社を訪問頂いた某大手輸入会社のYさん。

彼から「一昔前に比べて、だいぶ早く帰られるようになりましたね。」とお言葉を頂戴しました。

ハッとさせられたのですが、確かに仰る通りです。

思い返すのは2年前の12月。

チーム・バリスタは社長を筆頭にメンバー全員、一人残らず23時過ぎまで残業体制。

それでも翌日の出荷に間に合わない。

「師走ってこういう意味なんだ。」と冗談交じりに磨耗する体力と闘う日々。

会社から遠い場所に住むメンバーの送迎や泊り込みようのパイプベッド搬入など、

本当に満身創痍・ゲリラ体制で年を越した記憶があります。

当然、その年の反省を元に各工程の安全体制見直し・自動化を進め、

毎年増え続ける出荷量を「定時就業」だけで出荷できるようハード・ソフトに渡り構築して参りました。

日々の一歩・一歩は小さく、僕らにとっては「連続した日常」なので気付きませんでしたが、

外部の企業さまからご指摘を頂いて改めて積み重ねてきた日々の重さを実感しました。



1年、3年積み重ね続けて花開くこともある。

そして、あまりに当たり前に咲いている「花」に囲まれている日常を素通りしてしまうこともある。



改めて、支えてくださっている皆様へ感謝したいと思います。

本当にありがとう御座います。