- 名門魔術師の家に生まれた主人公・崩月槐が、生徒会長・夜乃桜暗殺のため学園に潜入するという導入の、CRYSTALiAのアダルトゲーム。1か月前に発売されたばかりだけど、発売直後から各所で高評価を得ていたのもあり、話題になっているうちにやっておこうかなと思って手をだした。体験版の範囲で十分すぎるほど面白かったので1万円払って買った。
- 評判のいい純愛系のギャルゲーの例にたがわずこのゲームもキャラクターが総じて魅力的だ。
- 攻略ヒロイン4人はみんな好きなんだけど個人的には特に華淡が好き。終盤の熟年バカップル感がたまらない。
- 崩月家4人の関係が好きだった。悪人なりの家族愛というか。
- グランドルート以外の4つのルートは独立しているけど、他のルートの展開の匂わせ見たいのがちらほらあってわくわくした。桜→水仙→ソフィア→華淡の順番にやったけど、特にミオの正体が前半2ルートで明確に明らかにされないのでそう思った。
- 凝ったストーリーがあるというわけではないのだけど、1年後には内容を忘れていそうだけど、ストレスに感じるようなところはないし、テンポも速め。読んでいる間は楽しい、正しくライトノベルという感じの話だった。
- ひとつひとつのシチュエーションや会話が面白いゲームだったので後からそういうシーンだけ見返したいなって思ったけど、回想シーンで見れるのはエロシーンだけだし、選択肢が少ないゲームだからスキップもしづらく、そこは惜しいなって思った。
- AIの暴走により月面基地に取り残された警備員ヒューが、アンドロイドの少女ディアナとともに地球を目指す、カプコンのTPS。1か月前に出たばかりのゲームだけど、話題性のあるうちにやっておきたいなと思って買った。プレイ時間は30時間で、1周目で真エンディングを見た。
よかったところ
- 「ディアナがかわいい」ということがとにかくプッシュされるゲームだけど確かにかわいい。新しい機能をインストールするのにチップを噛むのが特に好き。ことあるごとにハイタッチしたり、話しかけるとぴょんぴょん跳ねるのもいい。
- 探索が思っていたよりも遥かに楽しかった。メトロイドヴァニア的な楽しさ。
- スキャンでどこにアイテムがあるかおおむねわかるので調べる箇所にあたりをつけやすい。
- ヒューのショートダッシュが中盤以降連発できるようになるのも軽快で、ただ歩いているだけでもそこそこ楽しい。
- 一筆書きパズルとシューターを組み合わせたパズルは、話だけ聞くと何だそれ?って感じだけど、実際やってみると全く違和感がない。
- パズルに集中すると周りが見えなくなってしまうけど、敵に攻撃されそうなときはディアナが注意してくれるのでストレスはほとんどない。
- 武器の使い分けは最初は難しいけど、ある程度慣れてくると4種類の武器を細かく使い分けて立ち回れるようになる。
- 1対多を強いられる局面が多いので、ステイシスネットやデコイジェネレーターといったクラウドコントロールができる武器が楽しい。
気になったところ
- 1周目から最高難易度(Lunatic)が選べないのがこのゲーム最大の不満点。
- 探索自体は楽しいけど、このゲームのStandardは易しめなので強化のし甲斐がなかった。
- それでも2周目をやる気はあったんだけど、どうも2周目は探索やトレーニング、アンノウンシグナルが一からやり直しらしく、完全にやる気がなくなってしまった。こういうの初回は面白いけど、二度目はやりたくないよ。
- オートセーブの頻度が低く、途中で中断したくなった時に困ることが多かった。
- トレーニングが多すぎてテンポが悪く感じた。
- 脇道要素でしかないのは確かだけど、報酬が多いのでやらないとロスな感じがしてしまって。
- ショートダッシュで軽快に動けるのが面白い要素なのに、トレーニングだと強化段階が反映されず動きが鈍いのもちょっとストレス。
- ディアナはかわいいんだけど、ゲーム冒頭で仲間がいきなり全滅してしまうハードな展開なので、ディアナを可愛がってるような場合なのか?という違和感を覚えてしまったのも事実だ。
- 体力が0になっても拠点に戻されるだけだけど、明確に死んだ扱いにしてゲームオーバーになってほしかったなあ。ラスボスに何度も挑戦できてしまうの、ストーリー的に台無しじゃないの。
その他
- ハッキングは結構楽しいけど、ノードの使い分けは最後までできなかった。どのアイコンが何のハッキングなのかいまいちわからなくて。
- 操作はキーボード+マウス(エイムアシストはなし)でやったけど、ちょっと簡単になりすぎたかもしれない。特にハッキングが、パッドだとボタンを連打しないといけないところ、マウスだと一瞬で端から端まで行けてしまう。ラスボスのカウンターハックが全然苦にならなかった。
まとめ
- 総じて面白かったけど、それだけに高難度モードで死にまくりながらの探索をやりたかったという残念な気持ちが残るのも正直なところだ。
- 会社が倒産し職を失ったジャーナリストのアンドレアが、新人時代に所属していたファッション雑誌ランウェイの編集部に戻るという導入の映画。
- 実家からアパートに戻るついでに何か映画みたいなと思って、見てみたらこれが公開中だったので見てみることにした。
- アンディは前作から20年間ジャーナリストとして世界中を飛び回り、一流として認められているという描写が冒頭にある。にもかかわらず、ランウェイに戻ってきてからはミランダに対してへこへこしすぎじゃないか?という印象を感じた。へこへこしているのは冒頭だけで、割と早い段階でミランダに認められるのは成長の証ではあるし、ミランダのパワハラムーブがないと「プラダを着た悪魔」の続編っぽくないのもわかるんだけど。
- ミランダにはあんまり弱音を吐いたりとか、人間っぽいところを見せてほしくなかったなという気持ちがある。仕事のためにはすべてを犠牲にするモンスターみたいな人間だからこそパワハラムーブも笑って許せるところがあったのに、これだと中途半端にリアルっていうか。
- ランウェイを買収しようとしたエミリーに対して、「所詮小売り」みたいなバカにする態度があった。こういうのもミランダがモンスターだったら許せたけど、そうじゃないと普通に気分悪いんだよな。
- 前作で何度も聞いたThat's itは今回1回しか言わなかった。
- 「まじめな記事は読まれずゴシップとか炎上とかそういう話ばかりが注目される」という話をちょうどこの間本で読んだばかりだったので、ある意味タイミングのいい話ではあった。
- 「ランウェイの文化やファッションに対する思いを残してほしい」というミランダに対し、エディは「時代の流れに取り残されたミラノには遺物しかない」というたとえ話で反論する。でも逆に言うと遺物は残っていて、それこそが当時の人たちの文化や思いを後世に残すということなんじゃないなあと思った。
- ほかの人の感想を読むと「ファッションが微妙」という意見が結構あったけど、僕はファッションのことなんか全然わからないので普通にみんなカッコよく見えた。特にアンディの服装は総じて好きだ。
- 恋愛描写は取ってつけたような内容のように思えてしまった。今作の建築家の男はいてもいなくても話の大筋には影響なさそう。
- レディーガガの歌は歌詞が表示されず何を歌っているのかわからなかったのが残念。多分物語に何かしら関係のある歌だったと思うので見たかった。
- 前作を見たときは以前は社会人になって日が浅かったのもあり、バリバリ働いたその先の話というのを興味深く楽しめていたけど、今はその前提条件である「バリバリ働く」ということ自体にうっすらと嫌悪感を覚えてしまっている。だからこの映画のすべての登場人物に共感しにくく、その結果が不満ばっかり並べたこの感想文なのかもしれない。2時間見て、別にそこまで退屈したわけではなかったはずなんだけど……。
- イギリスのさびれた炭鉱街を舞台に、昔からの住民とシリアからの移民の対立を中心を描いた映画。イギリスでは2023年に公開されているけど、日本ではこの間公開されたばかり。もう90歳になるケン・ローチの遺作になる可能性が高いということで話題になった。
- できればこの映画を見る前に三部作の二作目とされる「家族を想うとき」も見ておきたかったけど、時間がなかった。「わたしはダニエルブレイク」は見た。
- 現地民と移民の対立みたいな話って古今東西ジャンル問わずよく見かける話で、全体としてあんまり新鮮味のない話だなあって思ってしまった。2026年の現在もまだこういった対立の話は深刻なものであり続けていて、問題提起を続けることは確かに大切だと思うけど、僕が映画に求めているのってそういう問題的よりはエンターテイメントなのだ。
- 「わたしは、ダニエル・ブレイク」だって問題提起を主とした映画だろうけど、社会保障に取り残される老人というテーマは少なくとも僕にとって移民の話よりは物珍しく、エンターテイメントとして楽しめたのだった。
- さびれた村に取り残され沈んでいくばかり、余裕が全然ないのが見て取れる現地民の暗い気持ちにも確かに共感できてしまうのだけど、シリアはそんなどころじゃないもっともっと絶望的な環境である、ということが何度も描写される。
- 特に、「世界有数の先進国であるイギリスが、シリアからの難民に親切にすることすらできない」と嘆くTJのシーンが印象に残った。
- TJ自身も、人に親切にしていたら、家族には逃げられ店も失ってしまった。
- 学校でいじめられている?ヤラの弟。確かにしんどいんだけど、現地から送られてくる学校の動画を見るといじめとか以前に普通に生きるか死ぬかみたいな状態で比較にもならないのを意識させちゃうのがまたかわいそうだ。
- 特に、「世界有数の先進国であるイギリスが、シリアからの難民に親切にすることすらできない」と嘆くTJのシーンが印象に残った。
- 現地民たちの「移民たちは悪くないが・・・」みたいのは100%単なるおためごかしというわけではなく、実際そういうところもあるのだろう。お金持ちの街に移民はいないというのが本当かどうかは知らないけれど。
- When you eat together, you stick togetherというセリフ。作中では食事に限らず、とにかく一緒に何かをするのが大事という話だった。移民とか関係なくあらゆることに言えることだと思った。
- 過去に見たケン・ローチの映画がどれもバッドエンドっぽい終わり方だったのでこれも夢も希望もない終わり方なんだろうなあと思ってみていたんだけど、比較的希望を持てる終わり方でよかった。
- この映画は映画館で観た。わざわざ帰省途中に有楽町に寄って。ミニシアター的なところで映画を見るのって実は初めて。
- 客席はいっぱいだったけど、客層のほぼ10割がお年寄りで、僕が一番若いくらいだった。
- 予告映画のラインナップも、シネコンでやってる予告映画より興味を惹かれた。
- ギルドに所属していたパーティの名簿を、過去のインタビューやニュース記事から推理して復旧させる、オブラディン系のアドベンチャーゲーム。
- この間やった鏡のマジョリティアと同じ作者のゲーム。続けてやるつもりはなかったけど、GW中は帰省してゲームできないけどそれでもゲームやりたいので手軽なものを……と考えてやることにした。
- プレイ時間は15時間くらい。実績はコンプリートまで。勘や総当たりにも結構頼ってしまった。数時間で終わると思っていたら結構手間取ってしまった。
- 記事番号の法則を探したり、一見バラバラな情報を集めて推理していく流れは、まさにThe case of the golden idolやType Helpといった類似のゲームと全く同じ。
- 例によってGoogleスライドにメモを取りながらやったけど、各パーティの情報を時系列順に整理していくのが楽しかったな。
- 「このゲーム役職の総当たり要素が多くないか?」とプレイ中ずっと思っていたんだけど、魔道士と聖職者の区別の仕方に最後まで気づいていないだけだった。あとで制作者がSteamのガイドに書いている答えを見て初めて気づいた。この見落としが理由で、僕はこのゲームを100%楽しめなかったな、という気持ちがなくもない。それを差し引いてもなお面白いゲームではあったけど。
- 最初のインタビューからは想像もできないような真相が徐々に明らかになっていく。謎解きだけでなくストーリーも気になるゲームだった。
- デュアル・ラブのインタビューを読んで、意外とブラックな話なのかな?と思ったら、どんどんひどい情報が出てきてしまった。仲がよさそうだった誇り高き女傑団や、最強パーティだったパキラ団や孤高のユウシャ、孤高の騎士団の末路、いくらなんでもあんまりな目にあいすぎなランサスなど……。それでいて、ろくでもないようだけど実は何か事情があるんだろうなと思いながら進めていたスイセン英雄団やマチス盗賊団には特に何もなくただクズ野郎だっただけという救いのなさ。
- エピローグの各パーティの小話も好き。
- ギルド名簿を好きなタイミングで開けるようにしてくれたらよかったかも。いちいちメンバーが確定していないパーティのところまでスクロールしないと開けない。
- 鏡のマジョリティアよりも個人的には好き。とても面白かった。
その他メモ、感想
- オネット英雄団の屍兵はギルドのルール上死亡扱いだけど実際は死んでなくてダンジョン内で楽しくやってるんだと思ってた(アキラの言う「死者を一人も出しておらず期待の女性」はオネットのことだとも思っていた)。
- 屍兵を作るために戦士を誘い込むのはスイセンやマチスに負けず劣らずのゲスだなあと思ってしまった。スイセンらと違って作中で何か痛い目見てるわけでもないし、インタビューの嫌味な態度もあって好きじゃないキャラ。
- ランサスの「ゾンビ戦法」はカードゲームの話だと思っていたら、このパーティの戦い方がそれなんだな。これも制作者の答えを見るまで勘違いしていた。
- 孤高のバーサーカーがインタビューのわずか3日後に仲間を連れてダンジョンに潜っているのが予想外だった。レガノは孤高の騎士団の調理師だとずっと思いこんでいたけどそうじゃなかった。
- ホオズキ未来団の「予言者」にはすっかり騙されてしまった。
- マジョリティアいうカードゲームのルールを知らない主人公タイガが、素人であることを周囲に隠しながら専門用語の意味を推理し、ゲームに勝利し続けるという内容の、2024年に公開されたフリーゲーム。
- 少し前に話題になったオブラディン系のゲーム。同じ作者が最近出した『ギルド探求団へようこそ』が面白そうだったので、まずこっちからやってみようかなと思った。
- セーブデータに記録されているプレイ時間は10時間半くらい。実際のプレイ時間はもう少し長いと思う。最後までクリアしノートも一通り埋めた。
- 最初のステージで不明な単語が畳みかけるように出てきて圧倒されてしまい、やる気がなくなって数日放置したんだけど、また初めからやり直して全部メモを取る勢いでやったら楽しくなった。こうやってメモを細かく取りやすくなったのはデュアルディスプレイが普及した現代ならではだと思う。昔はメモをノートに手書きしないといけないから面倒くさくてできなかった。
- ゲーム内にもメモを取る機能はあるけど、1単語につき15文字しか入力できないので使わなかった。
- 最初は何が何だかわからなかった専門用語がゲームを進めていくと素直に理解できるようになっていく。
- 後から読み返すとそういうことだったのかってなるのも多い。最初のステージも当初は意味がわからなかったけど今ならわかる。あとスペクタ戦で「僕のプランで買って見せる」みたいなセリフがあったけどこれもミスリードだったんだな。
- ラストの優勝者コメントはこのゲームならではの演出だ。怪文書みたいな内容なのに全部内容がわかってしまい謎の感動がある。
- 中盤以降デッキの積み込みができるようなる。積み込みとタイガが持っている死に戻り能力を合わせて、相手の戦略(ゲーム内用語でタクティクスペラという)に対する徹底したカウンター戦略を立てていく流れになっていく。
- 対戦相手は「チーツク」をはじめとする強力なカードを連発してくるけど、それに対してタイガの持つカードはあまりぱっとしない。どのターンにどんな行動をしてくるのか、ミラーフェイズにどんなカードを使ってくるのかといったところを把握した上で針の穴を通すような積み込みをしていかないといけないけどそれがまた楽しい。
- 設定上仕方ないのかもしれないけど、積み込みでカードを引く順番がわかりにくく変なミスをすることがしばしばあった。
- 積み込みってイカサマ以外の何物でもないのにこんな堂々と、何の葛藤もなくやってしまっていいのか?というツッコミも。(本物の)タイガが人の心を読めてしまうのを後ろめたいと思っている描写があるけど積み込みのほうがやばくないか。僕ですらゴリダたちに対してちょっと申し訳ない気持ちがあったよ。
- カードゲームだとライフゲインのカードはあまり強くないという印象があるけど、このゲームのライフゲイン(ゲーム内で言うアドマナ)は結構重要。敵のマナをオーバーフローさせると一撃で勝てるという仕様や、デッキ総数が20枚しかなくライブラリーアウトが近いというのもあって、タイガの持つ「不公平な女神様」が勝負を決めることは多かった。
- ストーリーが面白かった。正統派のホビーアニメという感じがする。
- タイガが偽物なのがばれたときのゴリダたちの反応や、フロンとチータの関係、ツンデレキャラ全開のホーグルなど。
- ゴリダはあんなジャイアン系のキャラなのに使っているのがカウンターデッキというギャップが好き。軽量のソウルに対抗できず負けてしまうのもそれっぽい。
- 強キャラ感を出しているチータが正統派に強いデッキを使っているのはかなり好印象だった。マナのオーバーフローがなかったら勝てそうにない(一応勝ち筋はあるらしい)。
- タイガのかあさんがタイガが死んだ後のことばっかり考えているというのはどういうことなのかわからなかったけどこれは未回収の謎ということでいいのだろうか。
- 総じてとても面白かった。ギルド探求団へようこそもすぐにでは無いにしろ近いうちにやりたいな。
- 「メンタル」と呼ばれるエイリアンの侵略を防ぐべく戦うサム・ストーンら地球防衛軍の活躍を描いたFPS。
- 去年のサマーセールで900円で買った。このシリーズをやるのは初めて。名前しか知らなかったゲームだけど、Xで見ている人がプレイしていて面白そうだったのでやってみることに。難易度は最初から最後まで「シリアス」で、エンディングまで見た。プレイ時間は32時間くらい。
よかったところ
- とにかく無茶苦茶な数の敵が出てきて、それを大火力の武器で薙ぎ払うというゲーム内容が楽しい。
- 序盤から敵の数は多いんだけど、中盤以降は輪をかけて敵の数が増えてとんでもないことになっていく。一方でこちらの武器もインフレしていって、すさまじい数の敵をちゃんと迎撃できるようなバランスになっている。
- 一部のイベントでしか使えないけど、メックの超火力も楽しい。
- 敵の群れにつかまってしまうとほぼ間違いなくゲームオーバーになるので緊張感がある。
- カミカゼの奇声やクレア・スケルトンの足音が聞こえてくるとドキドキしてくる。
- 普通に立ち回っているとどうしても敵に捕まってしまうので、退路を確保しながら引き撃ちするのが基本になる。時には敵を一度にスポーンさせずに少しずつ倒したり、敵がスポーンした瞬間に有利ポジションまで逃げて籠城するといったチキンプレイも有効なのが好みだった。逃げまくっていると敵が障害物にハマって攻撃できなくなったりするけど、そんなところもいい意味で昔のゲームっぽくて楽しい。
- 武器はほぼすべて均等に使う必要がある。ピストルは弾数無限だから最後までお世話になる。アサルトライフルやダブルショットガンなどは中盤以降ミニガンやオートショットガンの下位武器になってしまうけど、それでも弾数の都合からこれらの武器も最後まで使う。大量の種類の武器を素早く切り替えて戦う必要があって、パターンの作り甲斐がある。
- 印象に残る敵。上述のカミカゼは特にそうで、叫び声の「ああああああああ!!!!」がずっと耳に残ってしまう。いきなり目の前に現れるオーリガン・ヘモボア(吸血鬼みたいなやつ)は慣れないと厄介だけど慣れるとダブルショットガン×2で速攻撃破できるので楽しいし、誘導弾でこちらを苦しめてくるレプティロイドも好き。
- 序盤から敵の数は多いんだけど、中盤以降は輪をかけて敵の数が増えてとんでもないことになっていく。一方でこちらの武器もインフレしていって、すさまじい数の敵をちゃんと迎撃できるようなバランスになっている。
- ストーリーが意外によかった。いや、ものすごく感動的だとか驚かされるとかってわけでは全然ない、B級映画丸出しのお話なんだけど、アクリマンはぶっ殺さないとなって気持ちにはちゃんとなれる。ゲームのストーリーってこういうのでいいよねっていうか。
気になったところ
- ロードが長い。間違って別のデータロードしちゃうとつらい。
- 不満というほど不満ではないんだけど、NETRISCAの敵図鑑には、クレアなどの突っ込んでくる敵の対処法として横にかわして後ろから攻撃しようみたいなことが書かれている。でも実際は後ろの敵に攻撃なんかしてたら正面からやってくる敵の大群に飲み込まれて死んでしまうので、実態に即していないアドバイスだなあと思ってしまった。
- 一部の武器は使いどころがない。
- 特に普通のショットガンは、直後にダブルショットガンが手に入ってしまうのもあって最初から最後までずっと使いどころがなかった。セカンダリのグレネードも弱いし。
- グレネードランチャーやC4もいまいち有効に使えなかった。
- ガジェットがもったいなくて使えなかった。
- ミッションクリアごとに補給されたりすればよかったのに。
- 使いまくってもきちんとシークレットを回収していけば事足りるようなバランスになっているんだろうけど、シークレットを隅から隅まで探すのはつらすぎる。
- それでいて終盤はガジェットが全没収されてしまうのも不満。
- クレア・スケルトンの視認性が悪くて慣れるまでは戸惑った。
- ウグ=ザン6世を倒して、さあメンタルに逆襲するぞ!って思ったところでエンディングになってしまい、えー?ってなってしまった。メンタルの本拠地に乗り込んで皆殺しにしてやるぜみたいな感じじゃないのか。
- このメンタルという敵勢力とはシリーズ1作目からずっと戦っているらしい。じゃあそう簡単に終わらせられないか……。
- チキンプレイが有効な局面は初回プレイだと楽しいけど、ノーミスクリアを目指そうみたいなことになると面倒くさいのかもなって思った。そこまでやりこむつもりはもともとないけれど。
まとめ
- とにかく撃って撃って撃ちまくるトリガーハッピーなゲームであることは間違いないけど、それはそれとしてパターンをきちんと組んで上手に立ち回らないとクリアできない戦略性も感じられて楽しかった。
- カプコンのスタイリッシュアクションゲームシリーズ第5弾。デビルハンターのネロとダンテ、そして依頼人Vの3人を操作して強大な悪魔ユリゼンを退治するというストーリー。
- デビルメイクライシリーズは初代をやったことがあるけど、本当に少しだけ(2時間くらい)プレイして投げてしまった。戯画のバルドフォースが面白くてコンボゲームに興味を持ったんだけど、バルドフォースがお手軽にコンボできるのに対してデビルメイクライは操作が複雑でとても頑張ろうという気力が起きなかった。以来この手のコンボアクションゲーム(特に3D)には強い苦手意識があったまま今日まで来たんだけど、本作は2024年のカプコン総選挙で1位になるくらい人気があるみたいで、しかもSteamでも1000円もしないで買えるということで、チャレンジしてみることにした。
- プレイ時間は100時間くらい。難易度デビルハンターとダンテマストダイをプレイし(サンオブスパーダはプロローグのユリゼンを倒して飛ばした)、ダンテマストダイで全ミッションSを取ったところまでやった。
よかったところ
- 想像通りキャラクターの操作は総じて複雑なんだけど、プレイを重ねていくたびに少しずつできるようになっていく達成感があった。
- ネロは最初に使えるキャラだから比較的シンプルな操作系になっていて、ワイヤースナッチで敵を引き寄せて一人ずつ敵を倒すという立ち回りがやりやすい。お手軽にこのゲームの魅力を楽しめるキャラ。ゲームを進めていくとデビルブレイカーが解禁されていき、クリア後にはデビルトリガーも使えるようになるけどそれでもまだ易しい。本当に使いこなそうとすると攻撃のたびにイクシードやブリンガーナックルを使わないといけなくなるので一番難しいキャラといわれているけど、そこまで頑張らなくてもランクSを取るくらいはできる。
Vは自身とグリフォン、シャドウの3人を同時に扱わなければならず、ネロのお手軽さに比べるとはるかに難しく感じられたけど、慣れてくるとグリフォンとシャドウをある程度同時に扱えるようになってきて楽しくなってくる。正直できることはネロやダンテに比べると少なくて、底が浅いといえば浅いのかもしれないけど、底が見えるほどのやり込みはまだできていないし、個人的には楽しいキャラだ。
- ダンテはネロやVに比べると圧倒的に操作が難しいキャラ。ダンテマストダイのランクSに挑戦するようになってから初めてこのキャラクターと真剣に向き合ったけど、ある程度使いこなせるようになるまで数十時間かかった。ネロやVと違って安全に立ち回る手段が少なくて、ちゃんと敵の行動を見切って交わすなりパリィするなりロイヤルガードするなりしないといけない。ただその段階まで来ると、バトル中にいろんな武器を使い分けることの楽しさ、そしてスタイリッシュランクを上げてからのクアッドルーブルSで大ダメージを与える気持ちよさにやみつきになる。
- 主要人物が全員かっこいい。特に3人のプレイアブルキャラクターはそれぞれ違ったかっこよさがある。口は悪いけど熱血系のネロ、洋画の主人公みたいなイケオジのダンテ、そしてクールでちょっと厨二感のあるV。
- 特にネロが好きだ。パートナーのニコとの口が悪すぎるやり取りが面白いし、それでいて仲間想い、家族想いの性格に好感が持てる。僕は前作4をやってないからバックボーンをよく知らないけど、前作で家族を失った彼が今作では絶対にそうはさせまいと立ち回る終盤の展開と、その後のバージルとのバトルは熱い。
- 演出もいちいちおしゃれで好きだ。公衆電話でニコのトラックを呼ぶ演出とか、オープニングの主要スタッフの紹介ムービーとか。
- BGMは全体的にはそこまで印象に残らなかったけど、ネロの戦闘曲「Devil Trigger」だけはその中でも図抜けて印象に残るかっこいい曲だった。
- 初代を投げた理由の一つに謎解きが面倒くさかったからというのがあったんだけど本作は謎解きがない。どこに進めばいいか教えてくれる機能があるから道に迷うこともなくストレスは少なかった。
気になったところ
- 複雑な操作形態は、練習による上達を感じられるという意味ではこのゲーム最大の魅力であるけど、ロックオンのミスで狙った敵を攻撃できなかったり、スタイルチェンジを忘れてガードしようと思ったら武器を振ってしまったりとか、いらっとするミスの要因でもある。
- ラストでバージルがなんか許されてる感出してるけど、本作だけでも何十人も人を殺しているし、そんな簡単に許されてしまっていいのか?という気持ちにはなった。ダンテとバージルのライバル関係とか、ネロがダンテとバージルの殺し合いを止める展開はとても好きなんだけど。
- ブルーオーブやパープルオーブを集めるのが面倒くさかった。一度クリアしたマップは未取得のオーブがいくつあるか教えてくれるとかそのくらいの機能は欲しかった。
その他、まとめ
- 特にミッション10のランクS取得にものすごく手間取ってしまった。ダンテの操作に慣れていなかったというのもあるけど、30時間くらいかかった。その他の都合でプレイ時間を確保できなかったのもあって3週間くらいやってた。そもそもこのゲームを始めたのが11月末で、それからもう2か月半くらいたっている。苦手ジャンルとはいえここまで時間がかかるとは思っていなかった。ゲーム下手になったなとは思うけど、でもひとつのミッションを30時間遊んで心が折れないくらいの気持ちが僕の中にまだあると確認できたのはうれしい。
- 苦手意識のあるシリーズ、ジャンルであったけど、ここまでやれればもうリベンジはできたと考えていいだろう。我ながら結構頑張ったと思う。
- 現段階でかなりの満足感があるけど、さらに上の難易度でヘルアンドヘルという、サンオブスパーダ相当の難易度ながらオワタ式のモードがある。最高難度の実績「文句なしの偉業」はこれを含むすべての難易度でSを取ることなので、もうちょっと頑張ってみようかなという気持ちと、デビルメイクライ5を含めまだ去年のサマーセールで買った積みゲーが全然崩せていないのでそろそろ次に行きたいという気持ちがせめぎあっている。でもまあ、せっかく練習してキャラクター動かせるようになってきたし、たぶんヘルアンドヘルもやろうだろうな。
(20260322追記)
- ヘルアンドヘルどころか実績全取得までやってしまった。プレイ時間は165時間になった。これまでゲームをやるにあたって実績にはあまりこだわってこなかったんだけど、2年くらい前からSteamでフレンドができたのもあって、見栄を張りたいという気持ちが出てきた。それにしても、あと少しで実績が取れるゲームを頑張るってのはあったけど、低難度埋めだのDLC追加キャラの攻略だのをやろうってのはこれが初めてかもしれないな。
- ヘルアンドヘルはダンテでロイヤルガードに頼れなかったり、Vの使い魔も即死してしまったりするのでこれまでとは違う立ち回りが必要になった。敵が硬くないので真魔人化でごり押しできたりして、一概にダンテマストダイより難しいというわけではなかったけれど。
- ちなみに、これまでもずっとそうだったけどDr. ファウストは使わなかった。最後に実績取得の時に使っただけ。強すぎてゲームバランスを崩してしまうらしいので。
- ブラッディパレスは一度も死なずに101連戦するというモード。スーパーキャラでやってもいいらしいけど普通にプレイした。Vでやった時に2時間かけて到達した101階のラスボスに返り討ちにあってしまったりしたけど、それ以外はスムーズに終わった。
- あとはバージル編。バージルは攻撃範囲の広い技が多いので雑魚戦はやりやすいけど、のけぞらない大型の敵やボスに対しては空中での緊急回避ができないので難しい。連続トリックドッジと閻魔刀で集中ゲージとデビルトリガーゲージを稼いで、無敵時間の長い必殺技でダメージを稼ぐというチキンプレイが強かった。
- 低難度埋めは面倒くさいかなあって思ったけど、低難度だと敵がすぐ死んでしまってスタイリッシュランクを上げにくく、Sを取るのに何度かやり直すミッションもあった。挑発エネミーステップが高難度モードよりも重要なのは新鮮といえば新鮮だった。
- プロローグミッションクリアの実績取得日が去年の11/19なので、4か月もこのゲームをやっていたことになる。あまりゲームをやる時間が取れずこうなってしまったのだけど、とはいえ満足度はかなり高い。この手のアクションゲームに対する苦手意識もすっかりなくなった。面白かった。
- リブート版のHITMAN1~3がひとまとめになったゲーム。主人公の47がターゲットの暗殺を行うステルスアクション。
- HITMAN3だけ未プレイだったけど、現在は単品で販売されていないのでこれを買うしかなかった。50%引きで4905円とかなり高い。
- プレイ時間は34時間くらい。HITMAN3の分だけ遊んで、スーツオンリーサイレントアサシンを一通りとった。
- 基本的に内容はHITMAN1や2とほぼ変わらないので面白いところも同じ。
- 一通りやって、この3部作が何より面白いのはスーツオンリーサイレントアサシンだなって感じた。敵を誘導する手段が豊富だし、通常プレイでは使わないような変な侵入ルートが有効だったりするのも楽しい。変装を特徴とするステルスアクションで変装しないってのもなんか変な気がするけど。
- 行動の自由度の高さは縛りプレイにも向いていそう。
- スナイパーアサシンもやろうと思ったけど、結局ターゲットのすぐそばまで行って、素手で首を絞める代わりに銃で撃つだけのプレイングになってしまったのでやめた。
- ストーリーを完全に忘れ去っていて、なんでICAと敵対することになったんだっけ?みたいなところがいまだによくわかっていない。このあたりは分割作品の悪いところだよなって思う。思えばリブート版は1の時点でミッションごとの分割作品だったよな……。
- リブート版1~3はシリーズ最高傑作と言って差し支えないレベルの面白さだった。でも以前なら縛りプレイとかも含めてもっとがっつりやっただろうなあ。今の時代は面白いゲームが多すぎて、一つのゲームをじっくりやりこむモチベーションがあまりわかない。このゲームの高いポテンシャルに僕のライフスタイルとモチベーションがついていけない。
- 仕事を首になったアンサがアル中のホラッパと出会いお互い惹かれあうもすれ違いを繰り返す、アキ・カウリスマキのロマンスコメディ。
- 引退を撤回したカウリスマキがそのあとに出した映画だけど、彼の作品で一番ヒットしたらしい。日本でもミニシアターが連日満員だったとか。
- 2023年の映画だけど、出てくる人物がみんな貧しいので20世紀が舞台といわれても全く違和感がない。作中の歌は古めだし、画面もなんか暗い。
- ウクライナ戦争のラジオが頻繁に流れて気がめいってくる。
- 女性デュオのシンガーの歌だけ妙に耳に残るんだけど、やっぱりほかの人もみんなそうだったらしく話題になっていた。Maustetytötというデュオらしい。
- 微妙に間を外した笑いは健在で、会話が少なく気まずい雰囲気のデート(でも当人同士は満足していたらしい)とか、ホラッパの友人の歌がうまいはうまいんだけどめちゃくちゃうまいって程じゃない微妙さとか、そういう雰囲気に心地よさがあった。
- 電話番号のメモをなくした後に再開した後、絶対食事にはいけないんだろうなって思いながら見ていたので、普通に食事で出会えてよかった。もっとも、アル中であることがばれてアンサに追い出されちゃうんだけど。
- ラストシーンはなんだかほほえましいな。いろいろあったけどうまくいってよかった。