イエローゾーンになったトスカーナ州。

店舗も営業になり、バールの中でも食べられるようになって

街には人の動きが増えたそうです。

 

そうですって、わたくし相変わらず外に出てないものでわかりませぬ。

のっぽ(夫)が仕事に行くんで、人通りを見ての印象です。

 

ピサの感染者も30人にまでなったし、

このまま減っていくようだったら、週末バールに食べに行こうかなぁ。

 

 

さて、

 

 

 

 

スーパーのオイルコーナー。

 

スーパーでも新オイルが売られています。

大体10月から11月初め頃に新オリーブオイルができるのですが、

今年はコロナの影響かスーパーに並ぶのは遅かったです。

 

手前から赤い線までがオリーブオイルです。

この列だけではなくて、

別の場所にもオリーブオイルのコーナーがあります。

 

ここで売られているオリーブオイルは、

ほとんどがエクストラバージンオリーブオイルです。

棚を全部調べてみたら、2つ以外ぜーんぶそうでした。

 

我が家も、生で使う用のオリーブオイルと料理用のオリーブオイルと

分けていますが、どちらもエクストラバージンオリーブオイルです。

え?って思いましたか?

 

実は、日本とイタリアでは(というかイタリアを含め世界では)

オリーブオイルの評価基準が違っていまして、

日本では農林水産省により2種類のみ。

エクストラバージンオリーブオイルと、ピュアオイルの区分分け。

そして、数値のみの判断。

 

これには、悪いこともありまして、

ピュアオイルにエクストラを混ぜてその数値さえ満たしていれば

エクストラバージンオリーブオイルと名乗ることができるのです。

香りも何もチェックされない。

そのため、基準が大変甘いと言わざるを得ません。

 

一方、

 

 

 

夕方の空が美しかったの。左上に月も出ていて(携帯のゴミじゃないよ爆  笑)

 

IOC(International Olive Council)と呼ばれる

国際オリーブオイル協会では9つに分類されていて、

専門の鑑定士によって数値以外に、20数種類の試飲基準により評価されます。

 

農林水産省のと全然違うよね。

ただ、日本には日本オリーブオイル協会というのがあって、

そこは、世界基準で評価しているそうです。

 

イタリア人の家庭をデータをとるほどたくさん見たわけではないので、

わたくしの周りに関してですが、

生用だけでなく、お料理にもエクストラバージンオリーブオイルです。

エクストラの中でもいくつかランクがあり、

ビンにエクストラと書いてあっても、これは料理用みたいな感じに

認識してオイルを買っています。

我が家もスーパーで買うのは、料理用のみ。

スーパーで新オイルと書いてあっても生用には買いません。

だって、うちは、レンツォさんのオイルがあるから~。

 

その辺のおっちゃんが作ってるんじゃないのよ爆  笑

とある品評会で優勝してるオイルというのもあるし、

作り方がどれだけ丁寧でこだわっているか知っているし、

何より味見をしてあれほど繊細で、感激したオイルはなかった。

 

わたくし、アルコールに弱いので、ソムリエの勉強はムリで

せっかくヨーロッパにいるので、

いずれヨーロッパらしいことを見につけるのもいいなぁと思っております。

チーズとか。

でもなー、わたくし子供の頃、牛乳アレルギーっぽかったので

(当時は調べることはなかったのでわからない)

これもムリかなぁなんて。

実際あまり食べられませんし。

 

今働いているレザーも有名なものではあるので、

これを極めるという手もあるし、オリーブオイルも奥が深くていいなぁ、と。

今は、レンツォさんから勉強させてもらっている程度だけど。

でもま、基本的に、食品は好みなので、

自分に向けた資格にこだわらず、

めちゃくちゃおいしいものを見つけて紹介するというのもいいなぁと思ったり。

今すぐはできないので、定年前後で自分の時間ができる頃かなぁ。

 

 

 

 

まだ具体的にこれ!って言うのではないけど、夢は広がる

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