あは!昨夜アップしたつもりが過去の日付で更新しておりました
気を取り直しまして。
イタリア人にとっていくつになっても大事なもの、
それは誕生日。
40歳、50歳などキリが良い年は盛大にパーティーをする人も。
先日、義姉の誕生日がありました。
最後に、やっぱり義姉だわと思うことが起こりました。
日本で誕生日というと子供の頃は家族と一緒に、
大人になると彼氏彼女やお友達とというイメージが、わたくしはあるのですが
イタリアは誕生日こそ、家族と過ごします。
義姉の誕生日会ですが、
平日なので、週末に開催するだろうと思いきや、その日じゃないとダメらしい。
ということで、家族集まる。
遅れたら大変なことになるから
わたくし、電車が遅延しないことを祈りながらフィレンツェを発つ
のっぽ(夫)に駅に迎えに来てもらい、義姉宅へ。
のっぽが事前に、20時半到着と伝え「いいよー」と言っていたそうなのですが、
20時15分にはのっぽ母から電話がかかってくる。
年を取ると、どこの国の人もせっかちになるのよねぇ。
コロナの頃から昨年まで義姉と同居したり(現在は別に住んでいます)、
義姉の仕事場と義母の家がすぐそこなので毎日話すのもあって、
義母が、ここ数年、義姉みたいになってきちゃってねぇ。
影響受けすぎ。
もともと親に毎日電話しないレアなイタリア人なのに
のっぽは、義母の言動にうんざりして、
最近、我々、一定の距離を置いて接するようにしております
あ、でね、
電話があった時、義姉の近くの駐車場に着いたところだったので、セーフ。
到着後、アペリティーボ(食前酒)を飲みつつ、
料理が不得意な義理の姉なので、
Uberみたいなのでオーダーしたグリルチキンを待つ。
少しスパイシーで、カリカリの皮がおいしかったです
ケーキは、我々のお気に入りのお菓子屋さんを教えてくれとの事で義姉がオーダー。
イタリアは、お店にあるケーキの名前で注文するのではなく、
細部まで(中はチョコムースと〇〇のクリームにしてくれ、
台はクリスピーで、見た目はこうして等)全て注文者が決めます。
自分の好きなようにしたい義姉は自分で電話する!と。
店員さんの個人的なことやお店のパティシエが1人変わったとか
そういうのも話す間柄なので、
のっぽがケーキを取りに行ったとき
義姉のことをお手数かけて申し訳なかったねという感じで
仲良しの店員さんに、ちらっと探りを入れたら
どうやら10分くらいかけて、あーだこーだ指示をしたらしい。
ああー、電話とった人、かわいそうに。
そして、箱を開けてみると、書いてあったのは、
「おめでとう、私!」
え
普通は名前を書くんだけどねぇ、イタリアも。
こんなケーキ初めて見たと、これは変だろと家族もざわついていました。
義姉は、娘の同級生の母親の誕生日会に行った時に
見たことがあったからそうしたとの事。
のっぽは、このケーキをプレゼントにしようかと思って話したら
「ケーキをプレゼントにするなんて。ケーキ代は私が払うわよ。」と
暗にプレゼントを用意せいと言われたそうで
我々二人からのプレゼントを用意。
喜んでくれたし、よかった
なにより、
アクセサリーをプレゼントしたことのない義姉のパートナーが
今回、ブレスレットをプレゼントしてくれて義姉大喜び。
義姉、ケーキの火を吹き消したり、プレゼントを開けるのに
何十分もかける人で、2-3個のプレゼント開封がやっとこさ終わり。
シャンパンも飲んで、
やったー!今回は穏やかに無事に終わるぞーと、
「じゃあ帰るね。」と言って、
「立ち上がってから20分」のイタリアの儀式中に
のっぽの言葉尻を拾って、義姉がのっぽに言い合いを吹っ掛ける。
のっぽー!こら、のっぽー!
姉のトラップにまんまとはまるな、こらー!
もー、そっから長かったー!
50分。立ち話。
途中で、義母の話にまで飛んでたよ。
義姉のパートナーやわたくしも時々入りながら、延々と。
嫁になってから死ぬほどこういうの見てきたので、
途中で2回くらい話をぶった切って、帰るきっかけを作ったのに
おわらなーい。
しまいに、もういいかげんにせいって感じで、のっぽに時間を促し帰りました。
おかげで、
帰宅してから、サーフィンの波くらい大きな疲労の波が
ドッと襲ってきました。
はぁー、もう義姉のトラップにハマるなよ、のっぽ。
のっぽが後から、謝りつつ
「つい、姉ちゃんだとムカついて、わかってるのに反応しちゃうんだよ。」
と言っておりました。
ただの兄弟げんかやんけ。
その後、日が過ぎてから、
あれ?彼女当日払ってなかったよね?と聞いたら
「誕生日ケーキ、義姉がまだ払わない。」とのっぽが。
おい、義姉
良い関係の人なら、我々も何も言わずにいるのですが
ブログに書けないようなこともする義姉でございますからねぇ。
実は、あのケーキ、義姉の希望あれこれを詰め込んであったから
結構重くって。
あ、イタリアって、重さでケーキのお値段が決まる んです。
なので、あれ、普通のケーキの5割り増しくらい高かったの。
我々の行きつけのお店を聞いてきた時点で、イヤな予感はしたのよねぇ。
彼女の家の近くにもあるのに頼まなかったのは、
自分で取りに行くの面倒で、行きたくなかったから
弟の家の近くのケーキ屋に頼んで、弟に持ってきてと。
そして、受け取る時にのっぽがお金払って、
これ踏み倒すんちゃう?ってわたくしは思っていた。
案の定。
自分でケーキ代は払うって言ったのにねぇ。
のっぽがあれこれ言うと、また言い合いになって結局踏み倒すだろうから
のっぽに、
無言でレシート渡せ。
「私に払えっていうわけ?」と言われたら
無言で3秒見つめるように
と、教えておきました。
心理学を使ってね。うふふ。
おそらく日曜日に海で会うから様子を見てくるわ
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