● 子どもたち、汚れた桐のタンスを見て、大事なものかどうかわかるかな…
こんにちは 三浦真弓です。
昨日、防災ネットワーク守山の活動の1つとして
名古屋市全体の企画の
「災害ボランティアセンター三者合同研修」
に参加しました。
去年、初めて参加しました。
ITによる効率化も必要だけれど、魂が見える活動になるように…
IT化すればするほど、マニュアル化する。効率も良いけど、魂が見える活動を…
今年は、元旦に、能登半島地震が起きました。
レスキューストックヤードの代表理事の栗田さんが
現地で活動されてきて、の
現状のお話と、
今、南海トラフ地震が起きたら、これまでの経験の
何を活かすことができるのか…
お話がありました。
多くの家が倒壊したようですが
それでも、倒れていない家もあり
そこは
世代交代が進んでいて
新築された家などは、
新しい基準で建てられるので
倒れていないようです。
(ただし、家の中の家具の倒壊はあります)
耐震性の高い家に住むこと、大切ですね。
倒壊した建物の、公費解体が始まっても
それがなかなか進まない理由もありました。
亡くなったじいちゃんの名義がそのままで
権利者がたくさんいらっしゃるとか…
(法令が変わったそうですが、それでもね)
自治体ごとにHPに書かれていることが
微妙に違うとか…
避難所では、避難者も一緒に
その避難所を運営していこうという流れがあるか、
避難者は大変だから、誰かが助けてあげないと!
という流れで運営が進むのかで
後々が大きく変わると言う話もありました。
避難者さんは、色々な面で大変には違いないけど
出来ることがあれば、
運営に関わっていく方が
後々、みなさんの心の健康にも良いように感じました。
今回は、色々な立場の人との交流会もあり
区を越えて、違う立場の人のお話を聴くこともでき
視野が広がりました。
個人的なボランティアではなくて
業界の立場で、現地に向かわれた方もいらして
「仕事」とはいえ
そういう仕組みもありがたいものだなと思いました。
ボランティアで作業する中で、桐のタンスを価値あるものとわからずに
持ち主に確認することなく、処分してしまった場面があったとか。
早く作業しないと!
と思うと、モノの価値を考えない場合もありますよね。
そもそも、タンスとかの価値、今の子たちはわかるのかな?
うちの子たちは、夫の実家から仏壇を持ってくる時に、洗ってもらってきれいになったのを知っているので
木製品にはそういう可能性があるくらいは、知ってるかもですが、タンスはどうだろ?
などなど、改めて色々と考えることのできた研修会でした!
ありがとうございました。
帰り道に買った、LAWSONのカフェオレと、関牛乳のパイコルネ。
学んだことを、地域の防災の活動に活かしていきます!