● シェリーさんの「子どもに、やめてを2度は言わせない」は、目からうろこだったよね~幼児期編
こんにちは 三浦真弓です。
2020年のあさイチ「性教育」特集で、
シェリーさんが
「あなたのNOには力がある」
ということを教えるために
「1度目のやめて、で、やめる」
と言う話をされました。
大反響でしたよね。
これまで、当時は性的同意年齢が13歳で
「何も教えていないのに、13歳はありえない」
ということで
性教育をもっと、学校でも出来るようにしていこう!
性的同意年齢の13歳を、もっと上の年齢にしよう!
という流れはありました。
そんな中で、親が出来ることとして
「こどもに、NOという力があることを教える」
と言う視点、すてきです。
だからでしょうね。
この後、性教育をされている助産師さんとか
カウンセラーさんとかが、みんな一斉に
「子どもがNOと言ったら、やめましょうね」
って言い出しまして、
(まるで、自分が発案かのように…)(苦笑)
こどものNOを大切にしないといけないな…
という空気感になってきたのは
良いことだと思います。
ただ、その一方で
「子どものイヤ!を100%聴いて、わがままな子に育ったらどうしよう…」
「もっと、スキンシップを取りたいと思っていた親の気持ちは…」
という声も、聞こえてくることがあります。
そうだよね。
そのあたり、気になりますよね。
性的同意を考えたら、NOが言える子でいて欲しいけど
そのために、
こどもがNOと言うことを全て聴いていて、本当に大丈夫なの?
ということですよね。
それは、お子様の成長に合わせて、
今、何が必要?何を育ててる?と言う視点で解決します!
お子様の年齢が、乳幼児さんとか小学校低学年なら
これから、元気に成長していくために
体が健康であることと
心の面では「意志」を育てること
が大切。
「意志を育てる」時期なので
きちんと、子どもの言うことを聴いてあげたいですね
意志を育てる時期だけど、
どちらかというと、日々の生活では、
「あれだめ!」「これだめ」「それしちゃだめ~!」
と、こどもの意志を削るようなこと、していませんか…?
この時期は、
将来の性的同意が~という「性教育」のジャンルだからではなく
子育ての生活全般として
NOを言わせてあげたいですし、
そうして、NOを言えたことを受け入れてあげたいです。
で!
それがわがままにつながらないかどうか?ですが…
シェリーさんの話にあった、
「たとえば、くすぐりっこ、こちょこちょの場面」
では、
相手の体に触れているわけですから、
イヤだと言われたことについては、
「はい、やめます」
とやめます。
では、
「もっと、おやつをたべたい~」
「まだ、げーむをしていたい~」
「ノースリーブで、園に行きたい~上着着たくない~」
みたいなNOは?!
体を育てている時期ですから
親から見て
「もう、食べ過ぎだ…」
「連日、ゲームのしすぎ…」
「こんな肌寒いお天気だから、温かくした方がいいな」
と思われるときには
親が主導権を握りましょうね。
「子どもの気持ちを尊重してあげたら
風邪ひいたのよねぇ。こんなお天気なのにノースリーブだから!」
じゃないんですよ…
そのあたり、
毎日の子育ての中で、見極めて行けたら…
と思っています。
今回は、子どもの言うことを聴いてみたけど
あ~やっぱり、よくなかったな…みたいな
そういう繰り返しを積み重ねることで
お子さまとのよりよき関係も
築いていくことも出来ます。
そのあたりは、めんどくさがらないで下さいね。
そして、カラダとココロを健康に育てながら
こどものNOという気持ちも大切にし、
自分のNOに力があると言う気持ちも
育てて行きましょう。
年齢に合わせて、適切に心と体を育てて行くことが大切!
という想いで
どの講座も作っております。
家庭でできる性の講座5~8歳編
家庭でできる性の講座9~12歳編
家庭でできる性の講座12~15歳編
家庭でできる性の講座15~18歳以上編