● 堺市総合防災センター、すごく勉強になる施設です!
こんにちは 三浦真弓です。
防災ボラネット守山の皆さんと一緒に
地域防災についての研修旅行に来ています。
ついたのは、堺市総合防災センター
名古屋にも、港区に防災センターはあります。
過去に、行ったこともあります。
こちらでは、どんな見学や体験ができるのかな〜
楽しみ〜
という御気軽な感じでしたが、
ものすごく、リアルな体験がたくさんできる
総合防災センターでした。
まずは、ロビーにたくさんの資料があります。
実際に、避難所はこんな感じになるよ~という展示。
災害が起きたときに、このように、各所のやりとりがされますよ。
の展示。
備蓄として、これくらい用意しておいてね。の、展示。
見て理解するって、大事ですよね。
頭で、「ふんふん、7日分ね」
なんて思っていても、実際にどれくらいの量になるのかな~
なんていうのは
想像がつきませんからね。
動画を見て、お勉強してから、
こちらのお部屋にて。
AEDを使う、練習です。
これは、簡易版の練習セット。
今回、一緒に訪問した人の中には、
実際にAEDを使用されたことのある方が、いらっしゃいました!
日常生活の中で、
そう言う場面に、であう可能性はありますよね。
人のイラストの上に、ハート型の模型。
ここを、心臓だと考えて、胸骨圧迫の練習をしました。
かつては「心臓マッサージ」なんて言っていた時代も
あったように記憶していますが、
心臓の位置!と思うと
肋骨から圧迫したくなって
骨折させてしまいますからね。
大学時代にはもちろん、就職してからも
救急処置の練習は何度もありましたが
今回、久しぶりだったな…
正しい姿勢でハートの模型に体重をかけると
キュッキュッと音がして
いい感じに圧力をかけることが出来ているのが、わかります。
ハートの模型は、結構硬くて、
お隣にいらした方は
「音が鳴らないな~」
とおっしゃっていました。
それくらい、しっかり体重をかける必要があると言うことですね。
次は、消火器による消火の練習。
慌てず、火の近くに行ってから、ハンドルを握る!と。
一般的な消火器って、15秒しか保たないそうです。
なので、あわててハンドルを握っちゃって
ぷしゅーと出ちゃったりしたら
火を消す力が、うーんと減っちゃいますからね。
自分の身の安全にも注意を払いながら
火の近くで、ハンドルを握ろう。
次は、煙の体験!
実際に、煙がこんなふうに降りてきますよ~というのを
まずは見ます。
うわ~どんどん降りてきたぁ。
「ですから、下の方の空気がきれいなところを通って下さい」
ということですが、
一人通過したあとは、いくら姿勢を低くしていても
空気はまざるよねぇ…
真っ白になった部屋を通過し、
そのまま、隣のお部屋へ行き、
煙はないけど、停電したという設定での
真っ暗なお部屋も歩きました。
真っ暗なので、どこに言って良いのか、わからーん。
ま、自宅なら、なんとか、あの辺がとびら!とか
わかるのでしょうけどね。
この誘導灯、普段は、電気で明るくなっていて
停電の時は、中にはいっているバッテリーの力で
明るくなるんですって。
ということは、バッテリーが動かないと
非常時には、意味ないねぇ。
ということで、こんなポスターも近くに貼られていました。
体験学習をしたあとは、
ロビーにて、学んだことの復習です。
謎解き仕様になっておりましたー!
なので、左半分、隠してあるの。
今回は、初めてなので初級編でしたが
中級編、上級編もあるみたいです。
あ、なぞときが!ではなくて
防災センターの体験学習が、ですよ。
こんなかわいい制服や、乗り物もあったりして
園児さんくらいのお子様が、
制服を着ようとしていました。
外には、記念の顔ハメパネルも。
(してくればよかったか!笑)
しっかり学んだ私たち。
修了証書をいただきました。
今回訪問したのは、
防災ボランティアチームの皆さんで
しかも、メンバーの中には、
防災検定を受検されて
何級だか、合格されている方もいらっしゃいます。
防災センターの職員さん、
ときに、さっさと答えを言う参加者さんに
(しかも、大正解ばかり)
冷や汗ものだったでしょうか
この修了証書の裏は、はしご付き消防自動車。
4月に行くと、はしご付き消防自動車のカードなんですって。
来月は、また、違うカード。
乗り物好きの子どもは、欲しくなるよね~。
このカードほしさに!だとしても
何度も、ここへ来て、
防災についての、いろいろな体験をするのは
とても良いと思います。
あ!書き忘れましたが
地震の揺れの体験をする場所もあったのよ。
縦揺れとか、横揺れとか。
ときに、避難訓練で起震車が来ていることがありますが
あれの比ではありませんでした。
安全バーみたいなものをしっかり保っていないと
立っていられなかったな~
写真がないのは、
そんな撮影している場合じゃなかったからです
来るだけでもいいと思うのは、こちら。
少々、見づらいかもですが…
津波がここまで来ますよ、というのが
エレベーターの透明の壁に書かれています。
堺市の西区は4.8mですって。
近くで立ってみると、
どれだけの高さの津波が来ると予想されているのか
わかりますね。
いざというときのために
いろいろ、準備しておかないと…
改めて、そういうことを感じる
体験がいっぱい出来る施設でした!
ありがとうございました。
(名古屋市の防災センターも、リニューアルしておくれ~)
そんなことを思いながら、
一路、ホテルに向かいました。