● お母様の月経時、お風呂はどうしていましたか?
こんにちは 三浦真弓です。
思い出してみてください。
お子様が、まだ、乳幼児さんの頃…
月経が来ました。
家には、大人は自分だけ。
幸い、生理痛はひどくない気がします。
夜になりました。
さて、お子様のお風呂、どうしますか?
これまで、性の講演をさせていただくときに
ときどき、会場の方に質問をさせていただきました。
すると
月経でもいつも通り、子どもと入る
タンポンを使って、いつも通り、子どもと入る
パパに早く帰ってきてもらったり、実家から親(や姉妹)を呼んで、自分は入らない。
という感じでした。
まだ、子どもが、自分一人では入れない、
子どもだけで入るには、ちょっと心配…な年齢の頃です。
一緒に入らない方に、理由を聞いてみると
「もし、月経血が出てきたときに、子どもに指摘をされたら
どのように話をしたらよいか、わからない…」
という答えが、一番多かったです。
ま、確かにそうよねー。
自分では、出ていないつもりでいても、
急に、子どもから
「まま、ちがでてる・・・?」
見たいに言われたら、
ドキッとするし、なんとお返事をしようか、困りますよね。
でも、できれば!
月経痛の痛みや、他の体調不良などがなければ
ママの月経をよい機会として、話をして欲しいです。
「ママのお腹には、赤ちゃんが育つお部屋があるんだよ」
「あなたも、ここにいたよ」
*ステップファミリーの場合は、言い方を工夫してくださいね。
「今回、赤ちゃんのために使わなかったね~というものが、でてきたんだよ」
「出てきた道をとおって、あなたは生まれてきたのよ」
お子様の年齢や、理解に合わせて、
言葉を選んでいただきたいと思います。
ママの月経の話題から、
ママのカラダには、赤ちゃんが育つお部屋がある
赤ちゃんが、ママのカラダから出てくる通り道がある
この2つのお話をすることができます。
精子と卵子がどのように出会うのかを、絵本などで伝える前に、
この2つを伝えておいてほしいと思います。
熱心に話しすぎて、
お風呂でのぼせないように、気をつけてくださいませ♪
「精子と卵子の出会い」を教えないと性教育ではない!
みたいに思っていらっしゃる方も
世間にはいらっしゃるようですが、
「教える」ことよりも、
「子どもが理解する」ことのほうが、大切だと思っています。
実際に、周りの人たちが、お子様とのやりとりをした事例や
子どもが理解できるように伝える方法など
いくつも用意しています。