内科検診のいろいろなことが、学校や自治体によって異なることがあるのは… | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 内科検診のいろいろなことが、学校や自治体によって異なることがあるのは…

 

こんにちは 三浦真弓です。

 

学校における内科検診について、先日から、色々書いています。

右内科検診って何するの!?

右気になる内科検診「女子もハダカ!?」

右「前とは違う!」と、驚きますよね。特に、裸なんだし… ~内科検診

右内科検診で、いろいろトラブル?があるときって…

右内科検診は、学校や自治体によって、異なること部分も多いです ~漁村地区の学校編

右内科検診は、学校や自治体によって、異なること部分も多いです ~名古屋郊外の学校編

 

児童生徒が、1年間、健康に学校生活を送ることが出来るかどうか

健康状態をお医者様に、総合的に確認していただく。

 

それは、どの地域にある学校でも、同じです。

 

ですが、実際に、内科検診が行われると、

あんなふうだった(ので、イヤだった~!)

ということが、SNSにアップされたりするんですよね。

 

どのようなことが、問題になる原因なのだろう。

 

名古屋市郊外の中学校のとき

複数人の学校医の先生で診察してくださいましたが、

それぞれの先生が、何人の生徒を診察したのか

人数の報告を、保健衛生課にしました。

 

学校医の先生の報酬がどのようになっていたのか

当時のことはわかりませんが、

人数報告は大切だったので、基本給+人数とか、

なにか、ルールがあったのだろうと思います。

 

お一人の学校医の先生が、全校生徒を検診してくださった

漁村地区の中学校の自治体では、

受診者数の報告を必要としませんでした。

生徒数で、受診者数は、わかりますものね。

 

 

学校保健において、定期健康診断はするものになっています。

そこに、お医者様が関わってくださると言うことで

自治体の保健衛生課も関係しますし、

各学校の連携ということもあると、教育委員会も関わっています。

 

児童生徒一人一人のプライバシーを十分に配慮して行うように!

ということになったとき、

(生徒を、上半身裸にさせたまま、1列に並ばせておかないように、

ということです)

 

多くの学校で、パーティションをたくさん購入する必要がありました。

 

 

保健室の備品、または、通常の学校備品として

「新年度の検診に間に合うように、購入しましょう!」

となった自治体もあれば、

 

「できるかぎり、学校の色々な場所で、今あるモノで工夫をして

なんとかやってくれないかな」

と言われた養護教諭がいる、自治体もありました。

 

私が勤務していた中学校では、予算を校内で牛耳っていた(!?)

教頭先生と事務の方が、

 

「必要なら、買いなさいね。でも、出来れば、他のことにも使えると助かるね」

 

ということで、ザ・保健室感満載にならないような

パーティションを、数枚購入することができました照れ

 

もちろん、自治体の予算計画もありますから、

すぐに買ってもらえるところばかりではないと思います。

 

 

ただ、例えば、1枚買ってもらえて、翌年も、1枚~

みたいに、徐々に枚数を増やして行けた学校もあれば、

 

え、1枚増やしただけで、うまくやれた?

だったら、そのまま、この先も頑張ってやってみて。

 

ということになり、それから、購入してもらえなかった

(他のことに、予算は使われたのでしょうね)

と言う場合もあるんですよね。

 

学校や、自治体によるというのは、こういう部分です。

 

養護教諭や、学校医の先生は、生徒の診察を、

できるだけ正確に、丁寧にしようとしてくださっていました。

 

●月●日に、●年●組(または、●学年全体)がこんな検診をしますと

ほけんだよりにも、書かれていると思います。

 

1学期の、とくに4,5月は、何枚も発行されて

どれがどれだか!?になってしまったり、

お子様が、机の中に入れたままだったり、

 

伝えるべきことが、伝わりにくい現実もあるかもしれません。

 

 

内科検診は、お子様のプライベートな部分に関わるので

お子様から

「こんなことがあって、イヤだった」

ということを聴くと、

 

「どうしてどうして!?ショボーン

 

となるかと思います。

 

そのときに、あってはなりませんが、

学校側の何かのミスや、学校医の配慮のなさで

起きた出来事であるのなら

早めに、解決できるものが多いと思います。

 

予算関係で、自治体や保健衛生課が関係するようなことですと

すぐには変わらないかもしれません。

(パーティションをもっと増やすべきだ!みたいな…)

 

でも、どうしてそのようなことになったのか?を確認することで、

その日にちよりも、後に開催されることについては

少しずつ、よりよいものに変えていくような動きを

期待することが出来ると思います。

 

 

あれ?と思うことがあったとき、お子様のお気持ちを汲みながらも

慌てずに、対応してくださいね。

 

なにかの事情で学校に聴きにくいとか、

気になることがおありの場合は、

コメントに書いてくださってもよいですし、

 

個人的なことになる場合は、

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