● 朝、起きてこない、は、思春期には、健康上の問題の場合も!
こんにちは 三浦真弓です。
先日から、子どもを起こす・起こさない問題について書いています。
「子どもを起こしたいけど、起こすのやめるわ」宣言するの、流行ってるの?
お子様の体調や、思春期の心と体の発達を理解した上で
「親として、もう、起こさないよ」
ということなら、
お子様を起こさないことは、大賛成です。
「子どもが起きてこないのは、こどもの課題だから」
という文字がSNSに上がってくるのを見て
「そうか〜。もう、大きくなったから、起こさなくていいのよね。
グズられると、こっちも辛いし。
こどもの課題よね〜」
なんて思って、お子様の状態を放置していると
実は、後々、困る可能性もございます。
昨日、ツイッターを見ていたら、
漫画ドラマの「コウノトリ」の監修もされた
新生児科医のふらいとさんが、
このように、ツイートされていました。
不登校の原因にもなる起立性調節障害は思春期で頻度の多い病気の一つ。
起立性調節障害の専門のお医者様のお話と、
対応のためのクラウドファンディングについて書かれています。
不登校までならなくても、
「朝、起きにくい」
「起きづらい」
と感じているお子様は、いるわけです。
だからね。
安易に
「こどもの課題よね」
って、思わないで欲しいです。
また、子育て系のインストラクターの人も
「それは、こどもの課題ですよね〜」
って、気軽に言わないで欲しいなと思います。
日々の生活の中でできることとしては、
朝、起きてきた時の顔色を見たり、
食欲を見たり、
「行ってきまーす」の声の張りを感じたりして、
ん?
最近、調子悪い?
何か、元気なさそう?
大丈夫かしら?
と、気づいて欲しいなと思います。
親の勘違いということもあります。
親には、伝えたくなくて、頑張っちゃうお子様も
いるかもしれません。
そうであっても、
「親は、ちょっと、気づいているよ」
「気になったら、相談していいんだよ」
を伝えることができますからね。
声をかけていきましょうね。
そして、本当に心配だわ、となったら
受診してくださいね!
健やかなお子様の成長を支えるためにも
心と体の成長や、それに合わせた関わり方・見守り方
知っておいていただきたいと思います。
思春期はもう始まっている!小学生のココロとカラダ・メール&ZOOMセミナー
我が子のために、大人が駆け込む保健室:思春期対策講座『もうすぐ思春期』
そして、個人的にお困りのことは
一人で悩み続けず、ぜひ、ご相談ください。
思春期子育ての不安を解消したいお母さんのための「元保健室教諭の個別相談」