理想の子どもに、育てたいVSその子らしく、育てたい! | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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保健室教諭21年とわが子の子育て経験を活かして、子どもの育て方見守り方をお伝えします。
学校生活の各ポイントでの、親の関わり方をサポート。思春期の子供の成長を学び、子育ての不安を解消!
コーチングの技術を使って、子どもの育て方、見守り方をお伝えしています。

● 理想の子どもに、育てたいVSその子らしく、育てたい!


 

こんにちは。三浦真弓です。

子どもが生まれると、いや、もしかしたら、

妊娠した!がわかった時から、

「こんな風に育つといいなぁ〜」

という、ワクワクした気持ちが、

親側に生まれることがありますよね。



それは、親の愛ということで、良いと思うんです。

ただ、その後、本当に、
自分の考えた「このような子どもに育てたい!」路線で育てるのか。
何かしら、子どもが興味を持つ方向性で育てていくのか。

今、どのようなお考えで、子育てされていますか。



子どもが小さいうちは、ある程度、

親が指し示す方向性というのは、大事になります。

野山を駆け巡らせましょう!なんて言っていますが、

何も導くもののない野山に、

乳幼児をポンと置いて、育てましょうではありません。
(当たり前)

ですので、ある程度の

「こんなことやってみようか〜」でしたり、

「今日は、家族でここへお出かけ〜」もありです。



そして、同じように、習い事も、

親が、最初は進めるものもあるのかもしれません。

ところが、小学校生活が始まり、学年が上がっていく中で、

「この習い事は、つまらない」
「部活動、これ、やってみたい」
「あんなところや、こんなところに行ってみたい」

という思いが生まれてくるわけです。

まぁ、日常生活でしたら、お出かけ先のことでしたら、

子どもの行きたいところを優先しようが、

それほど、問題はないかもしれません。

では、習い事については、どうですか?

「やりたいと言ったから、させているのに、やりたくなくなってきたなんて。
これですぐに辞めさせたら、根気のない子どもに育つかも!?」
「中学受験をさせようと思っているのに、遊びたがって困るわー」

ということはないでしょうか。



それでも、なんとか小学校時代は、親の方が立場も強いですし、

体も大きかったりして、

制圧(?)できちゃったりするんですよね。

ただ、中学生になって。

一番下の学年になることで、

学校生活では、ちょっと、甘えてみようかな〜と思ったり、
自由に生活しているお友達の姿を見て、

自分も自由に行動したいな〜と思ったり。

そういう生徒たちが、保健室によく来ていたような印象です。


もちろん、親にも親の考えがあって。

漁村地区の学校に勤めていた時は、

跡を継いで欲しいという親の想いを受けて、

高校に進学せず、自宅の仕事に就いた生徒もいました。

なので、

親の思いや、願いがあってはいけないということではありません。

ただ、子どもがどのような未来を見ているのか?というところを、

聞いたり話したりという、
親子のやりとりがあると良いなと思っています。

親の愛を心の底に忍ばせながら、

温かく子どものことを見守ることができたらいいですよね。

そういうポイントとなる年齢は、小学校の高学年だと見ています。

中学生になって、すっかり、

「なんだよー。このー!」

になってからではなく。
その前から、

「親の言う通りに育って来ているいい子、からの脱皮」

をしようとしているお子様との、

やりとりができていると良いなと思います。

そう言う話を、体の成長から心の成長までお届けしているのが、こちらになります。
 

 

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