思春期の反抗期は、幼児期の反抗期とはちがうよ! | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 思春期の反抗期は幼児期の反抗期とどう違うの?


こんにちは 三浦真弓です。

子どもが成長するにつれ、
まぶしいくらいに素敵な場面もあれば、


口答えしたり、生意気なことを言うようにもなっていきます。

 

「あぁ、小さいときは、すごくかわいかったのになー」


なんて思ったり、

 

「わんぱくでもいい!たくましく育ってほしい!と思ったけど、

学年に合った勉強もできてほしい…」

 

なんて思ったりもします。

親って、勝手だなー!と思われるかもしれませんが、

子どもの成長に伴って

親の願い、期待もかわるということですね。

 



幼児期の反抗期は、

基本的に「子ども発」で「ヒトになるために!」です。

これまで、親が色々なお世話をしてくれてきたことを

「自分から」してみたいという気持ちが生まれます。

それで、自分から

「やりたい!」「やらせてー」

というサインを送ってくるけど、

いざ、やらせてみると、時間がかかるわ、ちゃんとできないわで、

親子共々イライラしちゃう。

今より、一歩できるヒトになるために、

大きな岩をよじ登るような、そんなイメージでしょうか。

IMG_0726.JPG

思春期の反抗期は、「自分発」ではあるけど、

何かを越える、登ると言うよりは 

「破壊して進む」という感じです。

これまで、素直に育ってきた自分をいったん壊して、

本当の自分を作り上げたい!
 

立派だと思っていた親や先生の「立派な大人」という思いを壊して、

対等な位置で大人を見ていきたい!

安心して生活してきた社会に対する「安心」というイメージを壊して、

本当はどのようなところなのか見ていきたい。

こういう想いを持つ思春期のお子さまで、パワーのあるお子さまですと、

みんなから注目を集める服装をしてみたり、

態度や言葉づかいを荒々しくしてみたりして、

世間の反応を楽しんだりします。



その一方で、「このままでは違うな…」と思いながらも、

外向けのパワーを発するのではなくて、

自分一人で悶々と悩むパターンのお子さまもあります。



こんな点が幼児期の反抗期と、思春期の反抗期の大きな違いかな。

「自分でクツをはきたいと言ったのに、今日もまた、はけなかった…。

これで、3日もつづけてできなかった。

自分でクツ、はきたいのに…

なんて、自分はできない子どもなんだろう…」

って、

幼児期の子どもは悩んだり、落ち込んだりしないですよね。

思春期の反抗期は、がーっとパワーを出して反抗してみたり、

がくっと落ちてみたり…ということも繰り返します。

対応する親は、子どもがパワー全開のときには、

対応に疲れる場面もあるでしょうし、

何日も落ち込んでいると気がかりでしょう。

でも、

「必ず、わが子はちゃんとわが子らしいところへ向かっている!」

と信じて、見守っていて欲しいなと思います。

そして、ここぞという時には、手を差し伸べたり

「心配しているよ、見守っているよ」

という声をかけたりしてくださいね。

 

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