頭ではなくて、ココロに入るように、伝えたい♪ | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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保健室教諭21年とわが子の子育て経験を活かして、子どもの育て方見守り方をお伝えします。
学校生活の各ポイントでの、親の関わり方をサポート。思春期の子供の成長を学び、子育ての不安を解消!
コーチングの技術を使って、子どもの育て方、見守り方をお伝えしています。

● 頭ではなくて、ココロに入るように、伝えたい♪

 

 

こんにちは 三浦真弓です。


子どもが、なにか、してはいけないことや、危ないことをしたときに、注意しますよね。
「こういうことしては、ダメなのよ」って…

すると、子どもは、どんな反応をするでしょうか?

「わかったー」とか「はい」と返事したり、逆に、もじもじしたりします。

 



親が期待する返事をしてくれた場合は、

一件落着!? それで、終わること、多いですよね。

一方、期待した返事が来なかったとき…

「わかってるの!?」

って、しつこく追求しちゃったりしてウインク
 

すると、

「わかった…」

というような、返事が来るかもしれません。

わかったって、言ったから、ちゃんと、わかったはずだな!

つい、そう思っちゃうのですが、

実は、この「わかった」は、

「わかったの?」と聞かれたから、「わかった」って、反応しただけ…ということが多いです。

子どもの年齢が、低ければ低いほど、そう言えます!



でも、聴かれたから、反応しただけなので、

何をダメと言われたのか、子どもの中に残っていません。

右の耳から入って、左の耳から、出て行ってしまったのかもしれませんびっくり

年齢が小さければ小さいほど、「言って聞かせる」というのは、難しいです。

言って聞かせるよりは、

心に染み入るような、伝え方をして、

 

その経験が、子どもにつみあがっていき、

よい行動をしようという意識になることを、期待したいです。

具体的には、読み聞かせがよいなと思います。

連日、色々お忙しいとは思いますが。。。

 

お時間あるときにおすすめなのが、

低学年なら、グリム童話やイソップ物語です。


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グリム童話は、そのまま読んでいただいて大丈夫です。


イソップ物語は、場合によっては、気を付けていただいたいところがあります。

お話の最後に

「ということで、このオオカミさんみたいに、○○すると、いけませんね」

というような、まとめの教訓が書かれている場合があります。

これは、できたら、言わない方がいいと思っています。

お話を聴いて、こどもが、ふ~ん…と、しみじみしているときに、

ココロにそのお話が入っていきます。


 

そのときに、親が、お話の教訓や要約を伝えると、

「わかった!?」と言っているのと、ほぼ、同じようなことになってしまいます。

ココロに染み入っていこうとしていた、内容が、消されてしまいます。

お話を読んであげながら、

あ~ここ、ちょっと、説教臭いかも…と思ったら、

そこは省いて!

 

大切な内容が、お子さまのココロに届くように、と、願ってくださいね。

 

そういう話も、こちらで、お伝えしています。

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