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ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-29歳からの人生戦略ノート

タイトルとブックカバーを見て、既に読んだり、「書店で目にした!」という方も多いのではないでしょうか。

SAPジャパンに入社以来数々の高い業績を収め、同社史上最年少の30歳での部長昇進、35歳で営業企画本部本部長に就任する等、輝かしい活躍をされている金田博之氏の著作です。今では多くの雑誌、WEBを中心に採りあげられていますが、僕が知ったのは実は結構前で、アメブロを始めた3年ほど前に、著者のブログ「30代の人生戦略ノートと成長日記」 を偶然見つけて、定期的に目を通すようにしていたのがきっかけです。人生を充実させるために、仕事から得られた実体験にもとづいた気づきやヒント、仕事術などが、テーマ別に整理されてほぼ毎日のように投稿されているのがとても印象的でした。

目標や人生のビジョン実現のための著者のアプローチは、「今をやりきることの蓄積」。「例えば、●年後までに売上●億円の会社の経営者になる、そのためにやることは・・・」という逆算式のアプローチでは、何から手をつけて良いのかわからず、途方に暮れてしまうことも。この「蓄積型」の手法は、とにかく現状把握と「今」の積み重ね。そのために欠かせないのが「記録を残すこと」。これが「人生戦略ノート」です。

著者の「人生戦略ノート」は目的・内容別に細かく分かれています。

・成長日記
・虎の巻
・ストレスノート ~ 十戒
・人生計画ノート ~ 憧れリスト、願望リスト、チャンスリスト、恐怖リスト 自己SWOT分析ノート
・実行約束ノート
・ビジョン決定ノート

といった具合です。面白いネーミングですね。

これだけ見ると、こんなに沢山ノートを書かなければいけないのか、とうんざりしてしまいそうですが実際には詳細まで書き留める必要はなくて大事なことをたった「1行」だけ、というのでもOKなのだそうです。逆に整理せずにダラダラ書いてしまっては、本当の「日記」になってしまいますし、後から読み直した時に要点が分からずに「何だったっけ?」と、せっかく時間を使って書いた意味がなくなってしまいます。

僕はビジネスのノウハウ系の書籍を選ぶ時には、経営者かそうでないかや、世代にかかわらず、なるべく「ビジネス(実業)で成功してきた」人の著書を手にとるようにしています。説得力があるだけでなく、何よりも自分が仕事で活かせるヒントが多かったり、真似しやすいからです。その点、この書籍は対象世代(30歳前後)に重なるというところと、著者の成功の原動力になった手法が、読みやすく書かれていたので手にとって良かったと思います。

ということで、今後のブログも全て「1行だけ」と言いたいところですが、さすがに内容が伝わらないので、相変わらずダラダラと小難しいことを書きたいと思います。また後輩に「先輩のブログは長すぎて最後まで読む気がしないからもっと要点をまとめてください」と言われてしまいそうです。
元同僚の誘いで、とても貴重な体験をしてきました。
車イスバスケットボール。最近でこそ、井上雄彦「リアル」で多くの人々に知られるものになりましたが、その歴史は古く、なんと1940年代にアメリカで考案されて普及し、1960年のローマ大会からパラリンピックの種目となっているのだそうです。

大手コンサルティングファーム、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の主催で同社に勤務している選手、そして社外からもゲスト選手を迎え、計4名のプレイヤーとその他の一般の体験希望者で、実際に車椅子の乗り方から始まり、ジグザグのターンやレイアップ、ゴール下シュートなど一通りの基礎練習をして、ゲームへ。

途中から参加した僕は、冒頭で済んでいた選手の自己紹介を聞かずに、「さすがに選手の方々ものすごく上手い!速い!」と感動しながら、慣れない車イスを必死に操作しつつ、一緒にコートでプレイする楽しさにただただ興奮するばかりだったのですが、それもそのはず、揃いもそろって日本代表クラスの第1線で活躍する選手の方々だったのです。

速攻やルーズボールには本当に足で走るよりも速いのではないかと思うくらいのスピード。座った状態から鮮やかに決まるスリーポイントシュート。攻守でも車イスが転倒してしまうのでは、と思うくらいの激しい接触。そのプレイ1つ1つに拍手が鳴り止みませんでした。

ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-車イスバスケ1


ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-車イスバスケ2

車イスバスケでは、ピック・アンド・ロールといって、相手選手にスクリーンをかけて味方選手をフリーにし、数的有利に立つという、いわゆる「スクリーンプレイ」が基本になるそうで、セット(フォーメーション)プレイも多彩。また、障がいの程度によってプレイヤーに「クラス」が決まっていて、誰をマークするか、誰をフリーの状態にするか、ダブルチームの必要があるのか、といったこの競技ならではの緻密な戦術も勝利のためには極めて重要な要素なのだそうです。

翌朝、尋常ではない腕の筋肉痛に苦しめられたことは言うまでもありませんが、来年のロンドンパラリンピックのアジア・オセアニア地区予選が11月に韓国で開催されるそうです。なんとしてもパラリンピック出場権を獲得していただきたいです!

◆選手の方々の活躍・競技へかける思いが紹介された記事を見つけました◆
"バスケバカ"の人生
車椅子バスケットボールと共に

ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ-大人げない大人

これまで手にした本のなかでも5本の指に入るくらい刺激的で、影響を受け、たまに読み返している本がこれ。元マイクロソフト社長の成毛眞氏が「大人げなく」生きることの大切さを自身の過去の体験や出会った「頭のネジがはずれてしまった」のではないかと思わせるような「大人げない」人たちのエピソードを紹介してゆく構成です。

これからの時代、人から抜きんでたり、成功したり、充実した人生を送るには、自らが変化を創り出すことが必要。そのためには、我慢しながら嫌々取り組んだり、周りの空気をうかがい、他人に合わせながら窮屈にしている暇はなくて、平均からいかに逸脱したことをやってのけるかといった能力が求められるんだ、そしてその能力は生まれつきのものではなく、誰でも意識次第でその能力を身につけられるんだ、というお話。

筆者も含めて本著に登場してくる「大人げない」人たちの行動は本当に奇想天外で、筆者に面接で落とされたのが悔しくて復讐をするためだけのために翌年も応募、入社してきたある学生の話や、社外から読み取られないはずの難解なプログラム言語を興味だけで個人で解読して面白がっていた若者、サーバルームに炊飯器を持ち込んで寝泊りして仕事していたエンジニア、そして誰もが知る、ビル・ゲイツや孫正義やホリエモンの伝説etc.

彼らに共通しているのは、
・好きなことに異常なほどに夢中になる
・すぐムキになる
・負けず嫌い
・人を驚かせたり、出し抜いて悔しがらせることに快感を覚える
・閃いた、と思ったら次の瞬間もう動き始めている

どうですか、皆さんの周りにはいませんか?
僕は身の周りですごいなと思う人のほとんどが、程度の差こそあれ、どれかしらに当てはまっている気がします。

こういった「大人げなさ」は生まれながらのものではなくて、誰もが内に秘めている資質。違いはそれを押し殺して我慢をするか、好きなものを貫き、自分の思う通り突き進むかだけなのだ、と筆者は言います。みんなで遠慮しながら、気を使いながら、Win-Winの関係になるようにとやっていたら、なんの面白みも刺激もない毎日になってしまいます。本当に自分が掲げている目標に真剣なら、少しくらい利己的だったりムキになったり反発してもいいと思うし、そうであってほしいと思うし、自分もそうありたいと思います。そして真剣な怒鳴り合いだって見てみたい気も。(喧嘩は嫌いなのでできれば当事者は避けたいですが…)

そんな時「やれやれ、あの人達は大人げないな(でも真剣なんだな)」ときっと周りは感心することでしょう。