車イスバスケというスポーツ | ONもOFFもあらゆるものに興味を持つ欲張りな人のブログ

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人材紹介会社の事業企画・マーケティング担当。しごと・キャリア・マーケティング・雑誌・ネット・スポーツ・デザインなど関心分野は際限ありませんが「これは」と思った情報を自由奔放に発信してゆきます!新たな気づきや共感・笑いを感じていただければと思います。

元同僚の誘いで、とても貴重な体験をしてきました。
車イスバスケットボール。最近でこそ、井上雄彦「リアル」で多くの人々に知られるものになりましたが、その歴史は古く、なんと1940年代にアメリカで考案されて普及し、1960年のローマ大会からパラリンピックの種目となっているのだそうです。

大手コンサルティングファーム、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の主催で同社に勤務している選手、そして社外からもゲスト選手を迎え、計4名のプレイヤーとその他の一般の体験希望者で、実際に車椅子の乗り方から始まり、ジグザグのターンやレイアップ、ゴール下シュートなど一通りの基礎練習をして、ゲームへ。

途中から参加した僕は、冒頭で済んでいた選手の自己紹介を聞かずに、「さすがに選手の方々ものすごく上手い!速い!」と感動しながら、慣れない車イスを必死に操作しつつ、一緒にコートでプレイする楽しさにただただ興奮するばかりだったのですが、それもそのはず、揃いもそろって日本代表クラスの第1線で活躍する選手の方々だったのです。

速攻やルーズボールには本当に足で走るよりも速いのではないかと思うくらいのスピード。座った状態から鮮やかに決まるスリーポイントシュート。攻守でも車イスが転倒してしまうのでは、と思うくらいの激しい接触。そのプレイ1つ1つに拍手が鳴り止みませんでした。

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車イスバスケでは、ピック・アンド・ロールといって、相手選手にスクリーンをかけて味方選手をフリーにし、数的有利に立つという、いわゆる「スクリーンプレイ」が基本になるそうで、セット(フォーメーション)プレイも多彩。また、障がいの程度によってプレイヤーに「クラス」が決まっていて、誰をマークするか、誰をフリーの状態にするか、ダブルチームの必要があるのか、といったこの競技ならではの緻密な戦術も勝利のためには極めて重要な要素なのだそうです。

翌朝、尋常ではない腕の筋肉痛に苦しめられたことは言うまでもありませんが、来年のロンドンパラリンピックのアジア・オセアニア地区予選が11月に韓国で開催されるそうです。なんとしてもパラリンピック出場権を獲得していただきたいです!

◆選手の方々の活躍・競技へかける思いが紹介された記事を見つけました◆
"バスケバカ"の人生
車椅子バスケットボールと共に