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今回紹介するのは
Letsile Tebogo選手ですLetsile Tebogo Botsuwana
身長 176cm
体重 不明
スポンサー 今のところ無し
今年に入ってから既に19歳(現在)にして9秒台を公認で3回もマークしています。
そして今回ジュニア世界陸上ではU20の世界記録を打ち立てました。
元の世界記録を0.03秒も更新し、最後は流しながらフィニッシュという考えられないようなパフォーマンスを見せてくれました。
しかしこのフォーム、どこかで見たことはありませんか?
そうです、スティーブンガーディナー選手です
今シーズン向かい風3mの中、9秒台で走ったことで話題となったアカニシンビネ選手!!
今回はそんな彼の経歴や走り方を紹介していく!!
生年月日 | 1993年9月21日(28歳) |
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出身地 | ケンプトン・パーク |
身長 | 176cm |
体重74kg |
自己ベスト9.84 AR
人類最速の男と聞いて誰が思い浮かぶでしょうか...
そう、みなさんご存じウサイン・ボルトです。
陸上をやってない人だろうと人生で一度は耳にする名前です。
今回はそんな彼の走り方、特徴を紹介していく
生年月日 | 1986年8月21日(35歳) |
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生誕地 | ジャマイカ、トレローニー |
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身長 | 195cm |
体重 | 94kg |
自己ベスト 100m 9.58WR 200m 19.19WR 400m 45.28
世界一大きな短距離選手で、世界一足の速い選手かつ世界一金メダルを手にした短距離選手でもあります。
世界最速という称号に最もふさわしい人物です。
そんな彼ですが、そもそも彼の体は100mを走るのには大きすぎるという事実をご存じでしょうか、実は100mの最適身長は180cm前後だと言われています。(180㎝は素早く体を起こし、スムーズに加速に乗ることができる身長だと考えられていました。)
加えて、彼は背骨が曲がっており、とても100mなどを走るのに適していないと誰もが思っていました。
しかし、彼はそんなハンデをものともせず数々の偉業を成し遂げてきました。
オリンピック史上初となる三連続三冠にも輝いています。(現在はリレーメンバーがドーピング検査に陽性反応を示し、一つ、金メダルをは剝奪されています。)
100mでは彼の持つ、9.58(世界記録)に近づいた人類はただの一人もいません。
※200mでも2008年から無敗です
ウサイン・ボルト選手の走り方
↑左右に体を動かし、片足に大きな力をかけることで地面からの反発を効率よくもらっています。
かなり複雑な動きをしており、これは背骨の持病のためと言われています。
もちろん身長が高いことで大きなストライドを生み出していますが、ボルト選手の抜群にすごいところは
その大きなストライドを維持しつつ、その身長からは考えられないような高いピッチで走っていることにあります。
なので、全盛期(ベルリン世界陸上など)は前半から他の選手をリードしています。
実は50m世界記録保持者
ボルト選手はよく、後半型の選手だといわれていますが、実は50mの5.47という世界記録も保持しています。(タイムはベルリン世界陸上のもの)
なので、「ボルトになら50m勝てる!!」などと言える人物はこの世界に一人もいません。
ボルト選手は後半型だといわれていますが、後半が化け物すぎて、前半のスピードが過小評価されているだけで、スタートもトップレベルです。
陸上復帰の可能性は?
年齢的に復活してもかなり厳しいと思われます。
しかし、ライバルであったジャスティンガトリン選手は「奴は必ず戻ってくる、賭けてもいい」と発言しているので、期待が高まります。
ボルト選手が引退した今、短距離界は新王者を求めて嘆いています。
東京オリンピック、優勝候補に名前すらなかったこの男...
突如として現れた超新星、マルセル・ジェイコブスの経歴、走り方を紹介していく。
生年月日 |
1994年9月26日(27歳) |
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出身地 | テキサス州エルパソ |
身長 | 186cm |
体重 | 84kg |
はじめて見た時から大きいと思っていましたが、まさか、ここまでとは....
ジェイコブス選手はイタリア人とアメリカ人の間に生まれたハーフのようです。
もともと幅跳びを専門にしており、追い風参考ながら8m48cmをマークしています。
ジェイコブス選手の走り方
↑彼の特徴は、きれいな足の軌道でピッチとストライドのバランスを両立しており、重厚感のありつつ、しなやかな走りです。
特に足の軌道はアサファパウエル選手を彷彿とさせます。
前半スムーズに加速しトップスピードを維持したままゴールするという、スタンダードな走り。
スタート直後に反発を上方向に逃がさず、前傾姿勢を保ったまま加速していくので、体幹部が特に発達していると思われます。
ドーピングについて
今までジェイコブス選手がドーピング検査に引っかかったことは一度もありません。
しかし異常なタイムの伸びにドーピングを疑う人も少なくないそうです。
ボルト選手もそうだったように、彼はクリーンな王者で居続けてほしいです。
まとめ
ジェイコブス選手はおそらくこれからの短距離界を盛り上げてくれるでしょう。
来年からは2019年絶対王者クリスチャンコールマン選手も参加すると思いますので、
2022年の世界陸上は大波乱の予感がします。