今回はアメリカ短距離界の期待の星、ロニーベイカー選手について紹介していきます。

 

出身地 ケンタッキー州ルイビル
身長 178cm
体重 79kg

 自己ベスト 9.83

 

ベイカー選手は180cm以上あると思っていましたが、意外と小柄で驚きました。
 
そんな彼の特徴ですが何といってもその身につけた圧倒的な筋肉量でほかのランナーたちを圧倒します。
 
ゴリゴリのパワーフォームといった感じで前半後半ともに隙がありません。

 

 
スタート後は体を左右に動かし、ハンマーのように地面をたたきつけて前への推進力を生みだしています。
やはり、筋肉量が多いと左右にぶれてしまうのでしょうか....
(ヨハンブレーク選手などもそのような走り方をしていました。)
 
腕を胸の前に引き付けるような腕ふりをしており、いかにも100m選手のような走り方をしています。
重心がまったくブレず、体幹にまとった筋肉をうまく生かしているといった感じです
 
THE アメリカ選手って感じ...
 

↑(5レーン)筋肉量が異次元すぎてすごく大きく見えてしまいすw

 

東京オリンピックでは準決勝で自己ベストを更新しましたが、決勝では本来の力を出せず、9.95で五位に終わってしまいました。

 

それにしても、い、いかつい...

 

今後もベイカー選手に期待ですね....

まずタイソンゲイ選手の紹介をしていきましょう。

生誕地 ケンタッキー州レキシントン
居住地 フロリダ州クレルモン
身長 178cm
体重 75kg

 

 

178cmと短距離界では決して大柄ではないタイソンゲイ選手。

 

前は183cmと書いてあったのですが、海外選手は身長を盛ってしまう傾向があるようですw

↑左はボルト選手、右はゲイ選手(やっぱりボルトでかいw)

そんな彼の走り方は豪快で、一秒間に五回も足を回転させる超ピッチ走法です。

 

 

↑の動画はゲイ選手の自己ベストを記録した時の走りです

 

腕を振りまわして、力んでるように見えますが実は上半身はほどよくリラックスしていて、滑らかな動きを実現させています。

地面に足が設置するときに足が伸びきった状態で設置するので、反発をもらうのがすごくうまいですw

加えて大殿筋(おしりの筋肉)が非常に発達しており、全盛期には前半後半、隙がないランナーでした。

 

 

↑タイソンゲイ選手のアップ映像

 

股関節の可動域がとてつもなく広い印象を受けました。

特にスプリントドリルがうまく、プロの中でもトップクラスの技術を備えています。

 

タイソンゲイ選手のドーピングについて

彼は2013年にアナボリックステロイド(筋肉増強剤)の陽性反応が出ています。

 

ゲイ選手は真面目でストイックな選手だと思ってただけにとても残念でした

 

あの異常なまでの後半の伸びはドーピングによるものだったのかもしれません.....