東京オリンピック、優勝候補に名前すらなかったこの男...

突如として現れた超新星、マルセル・ジェイコブスの経歴、走り方を紹介していく。


生年月日

1994年9月26日(27歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 テキサス州エルパソ
身長 186cm
体重 84kg

 

はじめて見た時から大きいと思っていましたが、まさか、ここまでとは....

ジェイコブス選手はイタリア人とアメリカ人の間に生まれたハーフのようです。

もともと幅跳びを専門にしており、追い風参考ながら8m48cmをマークしています。

 

 

 

ジェイコブス選手の走り方

 

 

 

 

↑彼の特徴は、きれいな足の軌道でピッチとストライドのバランスを両立しており、重厚感のありつつ、しなやかな走りです。

特に足の軌道はアサファパウエル選手を彷彿とさせます。

前半スムーズに加速しトップスピードを維持したままゴールするという、スタンダードな走り。

スタート直後に反発を上方向に逃がさず、前傾姿勢を保ったまま加速していくので、体幹部が特に発達していると思われます。

 

 

 

ドーピングについて

今までジェイコブス選手がドーピング検査に引っかかったことは一度もありません。

しかし異常なタイムの伸びにドーピングを疑う人も少なくないそうです。

ボルト選手もそうだったように、彼はクリーンな王者で居続けてほしいです。

 

 

 

まとめ

ジェイコブス選手はおそらくこれからの短距離界を盛り上げてくれるでしょう。

来年からは2019年絶対王者クリスチャンコールマン選手も参加すると思いますので、

2022年の世界陸上は大波乱の予感がします。